マルセイユ戦で2度の遅刻のスポルティングをUEFAが処分へ

2022.10.05 23:02 Wed
Getty Images
スポルティングCPが、欧州サッカー連盟(UEFA)から処分を科される見込みだ。フランス『レキップ』が報じている。

スポルティングは4日、敵地ヴェロドロームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループD第3節でマルセイユと対戦し、1-4で敗戦。今シーズンのグループリーグ初黒星を喫することになった。

守護神アダンの2つのミスに一発退場など、信じがたいミスの数々で自滅したチームだが、この試合ではピッチ外においてもミスを犯していた。
同試合は現地時間18時45分にキックオフ予定だったが、スポルティングは宿泊先からスタジアムへのバス移動中に渋滞に巻き込まれてしまった。このアクシデントによって、試合開始75分前に到着しなければならないと定められるルールを守れず、40分前になってようやくスタジアムに到着。この遅刻によってキックオフ時間が19時に変更されていた。

さらに、スポルティングは短いウォームアップを行った後、ロッカーアウトの時間も守らず。先にピッチへ向かうトンネルで待機していたマルセイユの選手たちやイゴール・トゥドール監督からは、一向にロッカールームを出てこないアウェイチームの関係者に不満を訴える場面もあった。
結局、この2度目の遅刻によってさらに5分の遅延が生じ、19時5分にようやくキックオフとなった。

交通渋滞による1度目の遅刻に関しては情状酌量の余地はあるものの、2度目の遅刻に関しては言い訳の余地はないため、スポルティングに対しては現時点で金額は不明だが、罰金処分が科される可能性が高いようだ。

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