ギャラガーの土壇場恩返し弾で逆転のチェルシーがポッター新体制で初白星!《プレミアリーグ》
2022.10.02 01:27 Sun
プレミアリーグ第9節、クリスタル・パレスvsチェルシーが1日にセルハースト・パークで行われ、アウェイのチェルシーが1-2で逆転勝利した。
開幕から3勝1分け2敗の7位に低迷するチェルシーは、先月にトゥヘル監督を電撃解任。その後任としてブライトンからポッター監督を引き抜いた。そのイングランド人指揮官の初陣となったチャンピオンズリーグ(CL)のレッドブル・ザルツブルク戦は1-1のドローに終わっており、インターナショナルマッチウィーク明けの初戦では新体制初白星を狙った。
週明けに勝ち点3必須のCLミラン戦を控える中、ポッター監督は曲者とのロンドン・ダービーに向けて先発2人を変更。クリバリとアスピリクエタに代えてチアゴ・シウバ、ジョルジーニョを起用し、[4-2-3-1]に並びを変更した。そして、前半は1トップにオーバメヤン、2列目は右からスターリング、ハヴァーツ、マウントが並ぶ形に。
互いに様子見の入りとなったが、ホームのパレスがファーストチャンスをゴールに結びつける。7分、相手陣内でのボール奪取からカウンターに転じたパレスは右サイドのアイェウが早いタイミングで正確なクロスをゴール前に送り届けると、飛び込んだエドゥアールがスライディングシュートの形でうまく合わせてゴール左へ流し込んだ。
いきなり出ばなをくじかれたチェルシーは、直後にもエゼにあわや連続失点という際どいミドルシュートを許すなど、難しい立ち上がりとなる。それでも、徐々に反撃に転じていくと、19分にはハヴァーツの右クロスに反応したマウントが枠をわずかに外れるヘディングシュート。24分にはリース・ジェームズの右からのグラウンダークロスに反応したスターリングが自らのシュートのこぼれ球に反応してゴール至近距離からシュートに持ち込むが、今度は右ポストを叩いた。
すると、38分にはセットプレーの流れから前線に攻め残っていたチアゴ・シウバがクラインに競り勝ってリース・ジェームズからのロングフィードをボックス中央へ折り返すと、これをオーバメヤンが巧みな右足の反転ボレーで合わせ、待望の加入後初ゴールとした。
前半の内に追いついたアウェイチームは、ここから攻勢を仕掛けると、クラインの負傷交代で6分が与えられたアディショナルタイムに2点目に迫る。ボックス内での間接FKからマウントが豪快に右足を振るが、これは惜しくもサイドネットを叩いた。
1-1のイーブンで折り返した試合は、後半も立ち上がりは拮抗。ボールは握りながらもなかなか決定機まで持ち込めないチェルシーは、56分にジョルジーニョを下げてロフタス=チークを最初のカードとして切る。
その後はマウントやスターリング、ハヴァーツの2列目が散発ながら決定機に絡むも攻撃が手詰まると、75分過ぎにはオーバメヤンとハヴァーツ、マウントに代えてブロヤ、ギャラガー、プリシッチと続けて交代カードを切っていく。
一連の交代策も攻撃を活性化させるまでには至らないが、昨季のセルハースト・パークで輝きを放っていた若武者が最後の最後に決定的な仕事を果たした。90分、ボックス手前左でプリシッチから足元にボールを受けたギャラガーが豪快に右足を振り抜くと、このシュートがゴール右上隅に突き刺さった。
そして、ギャラガーのチェルシー初ゴールで試合を引っくり返したチェルシーが、苦しみながらも敵地でのダービーを逆転で制してポッター新体制2戦目で初勝利を手にした。
開幕から3勝1分け2敗の7位に低迷するチェルシーは、先月にトゥヘル監督を電撃解任。その後任としてブライトンからポッター監督を引き抜いた。そのイングランド人指揮官の初陣となったチャンピオンズリーグ(CL)のレッドブル・ザルツブルク戦は1-1のドローに終わっており、インターナショナルマッチウィーク明けの初戦では新体制初白星を狙った。
週明けに勝ち点3必須のCLミラン戦を控える中、ポッター監督は曲者とのロンドン・ダービーに向けて先発2人を変更。クリバリとアスピリクエタに代えてチアゴ・シウバ、ジョルジーニョを起用し、[4-2-3-1]に並びを変更した。そして、前半は1トップにオーバメヤン、2列目は右からスターリング、ハヴァーツ、マウントが並ぶ形に。
いきなり出ばなをくじかれたチェルシーは、直後にもエゼにあわや連続失点という際どいミドルシュートを許すなど、難しい立ち上がりとなる。それでも、徐々に反撃に転じていくと、19分にはハヴァーツの右クロスに反応したマウントが枠をわずかに外れるヘディングシュート。24分にはリース・ジェームズの右からのグラウンダークロスに反応したスターリングが自らのシュートのこぼれ球に反応してゴール至近距離からシュートに持ち込むが、今度は右ポストを叩いた。
徐々にゴールの匂いをさせ始めるチェルシーだが、30分過ぎには試合の行方を左右するインシデントが発生。自陣で味方からバックパスを受けたチアゴ・シウバがエドゥアールにボールを奪われて入れ替わられかけると、思わずボールを手ではじき出す。決定機阻止でのレッドカードの可能性もあったが、VARの介入後も主審のイエローカードの判定が支持されて事なきを得る。
すると、38分にはセットプレーの流れから前線に攻め残っていたチアゴ・シウバがクラインに競り勝ってリース・ジェームズからのロングフィードをボックス中央へ折り返すと、これをオーバメヤンが巧みな右足の反転ボレーで合わせ、待望の加入後初ゴールとした。
前半の内に追いついたアウェイチームは、ここから攻勢を仕掛けると、クラインの負傷交代で6分が与えられたアディショナルタイムに2点目に迫る。ボックス内での間接FKからマウントが豪快に右足を振るが、これは惜しくもサイドネットを叩いた。
1-1のイーブンで折り返した試合は、後半も立ち上がりは拮抗。ボールは握りながらもなかなか決定機まで持ち込めないチェルシーは、56分にジョルジーニョを下げてロフタス=チークを最初のカードとして切る。
その後はマウントやスターリング、ハヴァーツの2列目が散発ながら決定機に絡むも攻撃が手詰まると、75分過ぎにはオーバメヤンとハヴァーツ、マウントに代えてブロヤ、ギャラガー、プリシッチと続けて交代カードを切っていく。
一連の交代策も攻撃を活性化させるまでには至らないが、昨季のセルハースト・パークで輝きを放っていた若武者が最後の最後に決定的な仕事を果たした。90分、ボックス手前左でプリシッチから足元にボールを受けたギャラガーが豪快に右足を振り抜くと、このシュートがゴール右上隅に突き刺さった。
そして、ギャラガーのチェルシー初ゴールで試合を引っくり返したチェルシーが、苦しみながらも敵地でのダービーを逆転で制してポッター新体制2戦目で初勝利を手にした。
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両監督が試合後の揉め事に言及…トゥヘル「侮辱されたわけでも、傷つけられたわけでもない」、コンテ「次回はもっと注意を払う」
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督とトッテナムのアントニオ・コンテ監督が試合後の一悶着にコメントした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 14日、プレミアリーグ第2節のチェルシーvsトッテナムの“ロンドン・ダービー”が行われ、2-2の引き分けに終わった。 今シーズンも2強を追いかける3位グループの直接対決。昨季の3位、4位の対戦は、両者が連勝を目指して戦う一戦。試合が推移していく中、トッテナムの同点ゴールの際には、その前にファウルがあったとしてチェルシーのトーマス・トゥヘル監督が主張。アントニオ・コンテ監督と小競り合いを起こし、ヒートアップする。 試合を圧倒しながらも追いつかれたチェルシーだったが、リース・ジェームズのゴールで勝ち越しに成功。そのまま逃げ切りを図ることに。しかしアディショナルタイム6分にCKからハリー・ケインが同点ゴールを決め、土壇場でトッテナムが追いつき、2-2の引き分けに終わった。 白熱の一戦だったが、この試合でのジャッジや試合中の小競り合いにフラストレーションが溜まっていたのだろうか。試合終了後に、両指揮官がすれ違いざまに握手をすると、トゥヘル監督がコンテ監督の手を離さず。これにコンテ監督が何かを言うと、トゥヘル監督は自身の目をさして「見ているぞ」と言わんばかりに応戦。もみ合いになりそうなところを選手やスタッフが間に入りなんとか制止した。 試合中からジャッジに対して不満を抱えていたトゥヘル監督はこの行動について「彼も楽しんでいたと思う。悪いことではない」とコメント。ちょっとした揉め事を大きくしすぎたと語り、起こり得ることだとした。 「フィールド上で2人の選手がちょっとした喧嘩をしても何も起こらない。誰もケガをしていないのと同じようなものだ。プレミアリーグで2人の監督が今日関わったのは、私たち2人がチームのために戦っていたからだ」 「誰も侮辱されたわけでも、傷つけられたわけでもない。殴り合いの喧嘩をしたわけでもないし、私にとっては大したことではない」 「もちろん思わずカッとなったし、ヒートアップもしたが、悪いことではなく試合の一部だった。2人とも自分のチームのために戦い、そういうことも起こる。ここでは距離がとても近い」 「激しい試合だったし、両方のダグアウトはとても近い。だから、お互いに少し熱くなってしまった」 対してふっかけられた形となったコンテ監督も言及。問題ではないとし、今後は気をつけなければいけないと冗談まじりに語った。 「何が起きたにせよ、我々は楽しんでいた。次回はもっと注意を払い、握手はしないし、問題も解決する」 「私は自分のベンチに留まり、我々は我々だけで、この件で何の問題もないスタッフと一緒に終える。このような状況で、次の試合を欠場するのは残念だ」 「確かに何が起こったかを理解するための映像は必要だ。もちろん、私は冷静ではない。もし私がアグレッシブさを確認したら、私の答えはアグレッシブだったということだ」 「しかし、私は繰り返すが、これは問題ではない。最も重要なことは、試合が素晴らしい試合だったと言うこと。大きなレベルの2つのチームの試合だった。我々が勝ち点1を取ったことは、本当に重要だった」 <span class="paragraph-title">【動画】互いに「楽しんだ」と語った両指揮官、試合終了後に一触即発の睨み合い</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">TUCHEL VS CONTE: ROUND TWO!!! <a href="https://t.co/XhWuOU4fwD">pic.twitter.com/XhWuOU4fwD</a></p>— Sky Sports Premier League (@SkySportsPL) <a href="https://twitter.com/SkySportsPL/status/1558868810223976451?ref_src=twsrc%5Etfw">August 14, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.08.15 13:48 Mon5
