ローマに痛手…主力WBのカルスドルプが左ヒザ内側半月板断裂で手術
2022.09.18 07:30 Sun
ローマは17日、オランダ代表DFリック・カルスドルプが手術を受けることを発表した。
カルスドルプは15日に行われたヨーロッパリーグ(EL)グループC第2節のヘルシンキ戦にフル出場したが、その試合で左ヒザを負傷。検査の結果、左ヒザの内側半月板断裂と診断された。
クラブによれば、同選手は今後スイスにあるグートクリニックのゲオルグ・アールベウマー医師により手術を受けるとのこと。
なお、離脱期間は明かされていないが、『フットボール・イタリア』は約6週間程度の離脱になると伝えている。
2017年夏にフェイエノールトからローマに加入したカルスドルプは、フェイエノールトへのレンタル移籍などを経て、昨季から右ウイングバックのレギュラーに定着。今季もここまで公式戦5試合に出場していた。
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