久保のソシエダ痛恨…今夏獲得のナイジェリア代表FWサディクがACL断裂
2022.09.12 21:20 Mon
レアル・ソシエダは12日、ナイジェリア代表FWウマル・サディクの負傷を報告した。
サディクは11日に行われたラ・リーガ第5節のヘタフェ戦に先発出場。しかし、試合中に負傷し、38分にモハメド=アリ・チョと交代していた。
クラブの発表によると、サディクは12日にMRI検査を実施。前十字じん帯断裂の重傷であり、手術が必要だという。
なお、詳細については後日改めて発表されるとし、まずは理学療法と個別の治療を行うという。
サディクは、ローマやスペツィア、トリノなどイタリアのクラブの他、NACやレンジャーズ、パルチザン・ベオグラードなどを渡り歩き、アルメリアから今夏ソシエダに加入した。
サディクは11日に行われたラ・リーガ第5節のヘタフェ戦に先発出場。しかし、試合中に負傷し、38分にモハメド=アリ・チョと交代していた。
クラブの発表によると、サディクは12日にMRI検査を実施。前十字じん帯断裂の重傷であり、手術が必要だという。
サディクは、ローマやスペツィア、トリノなどイタリアのクラブの他、NACやレンジャーズ、パルチザン・ベオグラードなどを渡り歩き、アルメリアから今夏ソシエダに加入した。
今シーズンはラ・リーガで5試合に出場しすでに3ゴールを記録していたが、痛恨の離脱となってしまった。
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