「何かがあれば、中止になっていた」快勝のバルサ、チャビ監督は心停止の相手サポーター気遣う「蘇生を祈っていた」
2022.09.11 13:20 Sun
バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、試合中に心停止に陥った相手ファンを気遣った。スペイン『マルカ』が伝えた。10日、ラ・リーガ第5節のカディスvsバルセロナが行われ、0-4でバルセロナが勝利した。
試合はバルセロナが後半に4ゴールを決めて快勝したが、0-2で迎えた81分にアクシデントが発生。エスタディオ・ヌエボ・ミランディージャのスタンドでカディスサポーターの男性が心臓発作を起こし、治療のために試合が一時中断した。
これにより試合は30分以上にわたり中断。主審の判断で一時ロッカールームに引き上げた両チームの選手たちは、短いウォームアップを含めた約50分間の中断を経てプレーを再開した。
見事に勝利を収めたバルセロナだったが、チャビ監督は試合後にまずはアクシデントにあったサポーターについてコメント。一命を取り留めたことに安堵し、試合が中止になってもおかしくなかったとコメントした。
「難しい状況だったが、試合を再開することに同意した。1日も早い回復を願っている」
「それは人間性の問題だった。人間らしさが出る。情報が錯綜していた。しかし、彼は蘇生した」
「サッカーは人の命よりも下、何かがあれば、中止になっていただろう。選手たちには集中力を高めるように言ったが、人の命に関わる問題だ。全てはその人が蘇生するかどうかにかかっていた。幸いなことに、大事には至らなかった」
「ドレッシングルームではその人の蘇生を祈っていた。レフェリーは衝撃的だっただろう。三者三様の意見が一致した。常識的なことだ」
「手の施しようもないという瞬間すらあった。我々は連絡を取り合っていた」
これにより試合は30分以上にわたり中断。主審の判断で一時ロッカールームに引き上げた両チームの選手たちは、短いウォームアップを含めた約50分間の中断を経てプレーを再開した。
見事に勝利を収めたバルセロナだったが、チャビ監督は試合後にまずはアクシデントにあったサポーターについてコメント。一命を取り留めたことに安堵し、試合が中止になってもおかしくなかったとコメントした。
「幸いなことに、彼を蘇生させることができた。とても不愉快な状況ではあった。彼と彼の家族が元気であることを願っている」
「難しい状況だったが、試合を再開することに同意した。1日も早い回復を願っている」
「それは人間性の問題だった。人間らしさが出る。情報が錯綜していた。しかし、彼は蘇生した」
「サッカーは人の命よりも下、何かがあれば、中止になっていただろう。選手たちには集中力を高めるように言ったが、人の命に関わる問題だ。全てはその人が蘇生するかどうかにかかっていた。幸いなことに、大事には至らなかった」
「ドレッシングルームではその人の蘇生を祈っていた。レフェリーは衝撃的だっただろう。三者三様の意見が一致した。常識的なことだ」
「手の施しようもないという瞬間すらあった。我々は連絡を取り合っていた」
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