ドルトムントを下した新生ライプツィヒが古巣対決となったローゼ監督の初陣を飾る!《ブンデスリーガ》

2022.09.11 00:27 Sun
Getty Images
ブンデスリーガ第6節のライプツィヒvsドルトムントが10日に行われ、3-0でライプツィヒが勝利した。

公式戦3連勝中の2位ドルトムントが、公式戦連敗でドメニコ・テデスコ監督を電撃解任した12位ライプツィヒのホームに乗り込んだ一戦。

ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)でコペンハーゲンに快勝したドルトムントは、その試合の先発からT・アザールをヴォルフに変更した以外は同じ先発メンバーを採用した。
一方、ライプツィヒはミッドウィークに行われたCLでシャフタール・ドネツクに完敗しテデスコ監督を電撃解任。元ドルトムント指揮官のマルコ・ローゼ氏を招へいした初陣では、ヴェルナーとエンクンクを2トップに据え、トップ下にフォルスベリを起用した[4-3-1-2]で試合に臨んだ。

試合は開始早々にデザインされたセットプレーからライプツィヒがスコアを動かす。6分、ショボスライがマイナスへ右CKを送ると、ファーサイドから中に走りこんだオルバンがヘディングシュートをゴール右に突き刺した。
先制点を許したドルトムントは、その後もビルドアップの場面でボールに対し積極的なプレスをかけるライプツィヒの守備に苦戦、なかなか良い形でボールを前に運べない。

膠着状態が続く中、ライプツィヒは33分にライマーのスルーパスに抜け出したヴェルナーがボックス手前まで持ち上がりラストパス。しかし、逆サイドで並走したショボスライのパスはヴォルフのスライディングブロックに阻まれた。

さらにライプツィヒは45分、ベリンガムのミスパスをカットしたシマカンが中央にパスを送ると、バイタルエリアをボールを受けたショボスライが右足一閃。強烈な無回転シュートがゴール右に突き刺さった。

後半は一進一退の展開が続く中、ドルトムントは59分にヴォルフとブラントを下げてレイナトムココを投入。すると63分、スルーパスで左サイドを抜け出したレイナのダイレクトクロスからモデストが決定機を迎えたが、左足で合わせたボレーシュートは枠の左に外れた。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。そんな中、再びスコアを動かしたのはライプツィヒ。84分、敵陣左サイドでボールを奪ったショボスライが中央へパスを送ると、エンクンクのワンタッチパスでボックス内に侵入したヴェルナーが相手GKをひきつけてラストパス。最後はハイダラが無人のゴールに流し込んだ。

結局、試合はそのまま3-0でタイムアップ。ドルトムントから3得点を挙げたライプツィヒがローゼ新監督の初陣を勝利で飾った。

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