モデスト移籍後初弾のドルトムントがヘルタに辛勝《ブンデスリーガ》

2022.08.28 00:28 Sun
Getty Images
ドルトムントは27日、ブンデスリーガ第4節でヘルタ・ベルリンとのアウェイ戦に臨み、1-0で辛勝した。

前節ブレーメンに痛い逆転負けを喫したドルトムントはアデイェミが負傷から復帰。[4-2-3-1]の2列目右に入った。

1分け2敗スタートのヘルタに対し、開始4分にピンチ。ケニーのボレーシュートが枠を捉えたが、GKコベルの好守で凌いだドルトムントが自陣に引くヘルタ相手に押し込む展開で推移する。
すると22分、右クロスに合わせたモデストのボレーシュートが枠を捉えるも、GKクリステンセンのファインセーブに阻まれた。さらに25分、アデイェミのスルーパスを受けたモデストがボックス内から決定的なシュートを放ったが、枠を捉えることはできない。

それでも32分、モデストが3度目の正直で移籍後初ゴールをマークする。エズジャンの右クロスをヘッドで合わせた、
ドルトムントが1点をリードして迎えた後半も攻め込む展開で推移。そんな中、68分にヨヴェティッチにボックス内から決定的なシュートを許すも、GKコベルのファインセーブで凌いだ。

守護神の好守で凌いだドルトムントは72分に追加点のチャンスを得るも、ベリンガムのシュートはGKクリステンセンの守備範囲だった。

そして79分、リヒターのミドルシュートがバーに直撃して助かったドルトムントが1-0で逃げ切り。勝利を取り戻している。

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