ミランのカメルーン代表MFオナナ獲得は暗礁? ボルドーがレンタルでの放出を拒否

2022.08.24 11:50 Wed
Getty Images
ミランが獲得を目指していたボルドーのカメルーン代表MFジャン・オナナ(22)だが、希望通りにはいかないようだ。

今夏、ディフェンシブミッドフィルダーとセンターバックを補強したいミラン。移籍市場が閉まるまでは残り1週間となってしまった。

その中で獲得を目指していたのがオナナ。ボルドーに対し、レンタル移籍でのオファーを出していた。
しかし、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のジャーナリストであるルカ・ビアンチン氏によると、ボルドーはミランへレンタル移籍で放出することを望んでいないとのこと。完全移籍でのオファーに切り替えるか、ターゲットを変更するしか無くなってしまった。

オナナは2021年8月にリールからボルドーへと完全移籍。2021-22シーズンはリーグ・アンで23試合に出場し3ゴール2アシストを記録。今シーズンはリーグ・ドゥ(フランス2部)にチームは降格したが、開幕から3試合に出場。ただ、22日の第4節グルノーブル戦はメンバー外となっていた。
カメルーン代表としても2020年の日本代表戦でデビューし9試合に出場。中盤の守備的なポジションで存在感を放っている。

ミランは時間がない中、オナナを完全移籍で獲得するアプローチをするのか、別のターゲットの交渉を進めるのか。スポーツ・ディレクター(SD)のパオロ・マルディーニ氏は頭を悩ませていることだろう。

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