スパーズが善戦ウルブス退けて今季初の完封勝利! クラブPLホーム通算1000点目奪取のケインは自身も2つのメモリアル弾に《プレミアリーグ》
2022.08.20 22:29 Sat
プレミアリーグ第3節、トッテナムvsウォルバーハンプトンが20日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが1-0で勝利した。
トッテナムは前節、鬼門スタンフォード・ブリッジで行われたチェルシーとのロンドン・ダービーを、試合終了間際のケインによる同点ゴールで2-2のドローに持ち込んだ。今季2勝目を狙うホームゲームでは2戦未勝利のウルブスをホームで迎え撃った。
コンテ監督はチェルシー戦から先発2人を変更。負傷のロメロに代えてダビンソン・サンチェス、セセニョンに代えてペリシッチを初先発で起用した。
一方、対戦相手のウルブスでは注目のマテウス・ヌネスがスタメンでデビューを飾り、前線と中盤はすべてポルトガル人プレーヤーが並ぶメンバー構成となった。
試合は立ち上がりから一進一退の攻防となる。アウェイのウルブスは今季から完全に4バックに変更していたが、この試合では相手の5トップへの対策か、守備時にマンマーク気味の5バックを選択。この戦術的な駆け引きによって序盤は相手の意表を突き、ゲデスのスピードを生かしたカウンターから際どいシーンも作り出した。
前半半ばから終盤にかけては完全にウルブスの時間帯が続く。トッテナムはビルドアップの苦戦に加え、守備でも効果的にプレッシャーをかけられず、相手にボールを持たれる展開に。そうなれば、3トップのロングカウンターで一気に局面を打開したいところだが、相手にうまく封じ込まれる。
その後、ポデンセやマテウス・ヌネスの決定機を何とか凌いで0-0のスコアを維持するトッテナムは、前半終了間際の45分に左サイド深くでペリシッチが上げたクロスをゴール前のケインが頭で合わせてようやくファーストシュートを放つが、枠の左隅を捉えたシュートはGKジョゼ・サの好守に阻まれた。
相手のシュート12本に対して、前半シュート1本と低調なパフォーマンスに終始したトッテナムは、後半も同じメンバーでスタート。しかし、この後半は立ち位置の修正、プレー強度の改善を見せて押し込む入りを見せる。
開始直後にダビンソン・サンチェス、ソン・フンミンと続けてシュートに持ち込むと、51分には右サイド深くでの繋ぎからクルゼフスキが左足で入れたクロスにゴール前のケインが反応。ダイビングヘッドで合わすが、これは惜しくもクロスバーを叩く。さらに、57分にはケインの機転を利かせたリスタートからのフィードに抜け出したソン・フンミンにボックス内で決定機も、ここは相手DFの好カバーに遭う。
後半に入って見違えるように攻撃面が改善されたトッテナムは、遅攻に加えてカウンターの切れ味も増す。ソン・フンミンが右ポスト直撃のシュートを放つなどゴールを強く匂わせると、セットプレーのスペシャリスト、ジャンニ・ヴィオの招へいで大きな進化を見せるセットプレーで先制点を奪い切る。
64分、左CKの場面でキッカーのソン・フンミンが右足インスウィングのボールを入れると、ニアのペリシッチがバックヘッドで絶妙なフリック。相手DFとの駆け引きで完全にゴール前にフリーで入り込んだケインが難なく頭で押し込んだ。
なお、このゴールはトッテナムにとってプレミアリーグホーム通算1000点目、ケインにとってはクラブ通算250点目、単一クラブでのプレミアリーグ歴代最多得点記録更新となる185点目のメモリアルゴールとなった。
一方、失点直前に主砲ヒメネス、デンドンケルを投入し、失点後にはネウソン・セメド、アダマ・トラオレと積極的に交代カードを切ったウルブスは、カウンターやプレースキックから散発的にチャンスを作るが、耐える時間帯が続く。
ペリシッチの個人技などで追加点に迫りつつ、冷静に時計を進めていくホームチームは、76分にソン・フンミン、2戦連続アシストのペリシッチを下げてセセニョンと共にホームデビューのリシャルリソンを投入。そのリシャルリソンは鮮やかな個人技でボックス内まで抜け出してスタンドを沸かせるが、ここはネヴェスの好カバーに阻まれる。
試合終盤にかけてはウルブスがリスクを冒して前に出てトッテナムを押し込む形を作り出すが、サンチェスらを中心に守備陣が身体を張った対応でピンチを凌いでいく。そして、このまま逃げ切ったトッテナムは苦しみながらも今季初のクリーンシートを達成し、2勝目を手にした。
トッテナムは前節、鬼門スタンフォード・ブリッジで行われたチェルシーとのロンドン・ダービーを、試合終了間際のケインによる同点ゴールで2-2のドローに持ち込んだ。今季2勝目を狙うホームゲームでは2戦未勝利のウルブスをホームで迎え撃った。
コンテ監督はチェルシー戦から先発2人を変更。負傷のロメロに代えてダビンソン・サンチェス、セセニョンに代えてペリシッチを初先発で起用した。
試合は立ち上がりから一進一退の攻防となる。アウェイのウルブスは今季から完全に4バックに変更していたが、この試合では相手の5トップへの対策か、守備時にマンマーク気味の5バックを選択。この戦術的な駆け引きによって序盤は相手の意表を突き、ゲデスのスピードを生かしたカウンターから際どいシーンも作り出した。
一方、時間の経過と共に相手の戦い方に慣れてきたトッテナムは、比較的浮きやすい3バック左のベン・デイビスやダイアーからの長いボールを使いながら、サイドを起点に攻め手を窺う。しかし、なかなかフィニッシュへの筋道を見いだすことができない。
前半半ばから終盤にかけては完全にウルブスの時間帯が続く。トッテナムはビルドアップの苦戦に加え、守備でも効果的にプレッシャーをかけられず、相手にボールを持たれる展開に。そうなれば、3トップのロングカウンターで一気に局面を打開したいところだが、相手にうまく封じ込まれる。
その後、ポデンセやマテウス・ヌネスの決定機を何とか凌いで0-0のスコアを維持するトッテナムは、前半終了間際の45分に左サイド深くでペリシッチが上げたクロスをゴール前のケインが頭で合わせてようやくファーストシュートを放つが、枠の左隅を捉えたシュートはGKジョゼ・サの好守に阻まれた。
相手のシュート12本に対して、前半シュート1本と低調なパフォーマンスに終始したトッテナムは、後半も同じメンバーでスタート。しかし、この後半は立ち位置の修正、プレー強度の改善を見せて押し込む入りを見せる。
開始直後にダビンソン・サンチェス、ソン・フンミンと続けてシュートに持ち込むと、51分には右サイド深くでの繋ぎからクルゼフスキが左足で入れたクロスにゴール前のケインが反応。ダイビングヘッドで合わすが、これは惜しくもクロスバーを叩く。さらに、57分にはケインの機転を利かせたリスタートからのフィードに抜け出したソン・フンミンにボックス内で決定機も、ここは相手DFの好カバーに遭う。
後半に入って見違えるように攻撃面が改善されたトッテナムは、遅攻に加えてカウンターの切れ味も増す。ソン・フンミンが右ポスト直撃のシュートを放つなどゴールを強く匂わせると、セットプレーのスペシャリスト、ジャンニ・ヴィオの招へいで大きな進化を見せるセットプレーで先制点を奪い切る。
64分、左CKの場面でキッカーのソン・フンミンが右足インスウィングのボールを入れると、ニアのペリシッチがバックヘッドで絶妙なフリック。相手DFとの駆け引きで完全にゴール前にフリーで入り込んだケインが難なく頭で押し込んだ。
なお、このゴールはトッテナムにとってプレミアリーグホーム通算1000点目、ケインにとってはクラブ通算250点目、単一クラブでのプレミアリーグ歴代最多得点記録更新となる185点目のメモリアルゴールとなった。
一方、失点直前に主砲ヒメネス、デンドンケルを投入し、失点後にはネウソン・セメド、アダマ・トラオレと積極的に交代カードを切ったウルブスは、カウンターやプレースキックから散発的にチャンスを作るが、耐える時間帯が続く。
ペリシッチの個人技などで追加点に迫りつつ、冷静に時計を進めていくホームチームは、76分にソン・フンミン、2戦連続アシストのペリシッチを下げてセセニョンと共にホームデビューのリシャルリソンを投入。そのリシャルリソンは鮮やかな個人技でボックス内まで抜け出してスタンドを沸かせるが、ここはネヴェスの好カバーに阻まれる。
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「トッテナム」は禁止、「スパーズ」で…クラブが改めて通達、放送局からも「トッテナム」表記が消える
現在はアンジェ・ポステコグルー監督が指揮し、韓国代表FWソン・フンミンらが所属。かつては戸田和幸氏も在籍したことがあるトッテナム・ホットスパーだが、クラブは「トッテナム」と呼ばれることを望んでいない。 チーム名は「トッテナム・ホットスパー」。愛称は「スパーズ」として知られているが、「トッテナム」と称されることも多い。 「トッテナム」と言えば、「トッテナム・ホットスパー」と誰もが考える状況。イギリス『スカイ・スポーツ』もプレミアリーグの順位表などを伝える時には「Tottenham(トッテナム)」とこれまで表記してきた。しかし、ここにきて「Spurs(スパーズ)」の表記に変更されていた。 『The Athletic』によると、2月10日、クラブからプレミアリーグの放送局に通達があったとのこと。「トッテナム・ホットスパーの名称変更」というメールが届いたという。 「トッテナム・ホットスパーはクラブ名に関して説明を行った。クラブは主にトッテナム・ホットスパーとして知られるよう要請し、短縮形としてスパーズが好まれている。クラブはトッテナムと呼ばれないよう要請する」 この通達は世界中のプレミアリーグの放送局に対して送られたとのこと。プレミアリーグの公式サイトでも、「Tottenham(トッテナム)」の表記はなく、「Tottenham Hotspur(トッテナム・ホットスパー)」か「Spurs(スパーズ)」のみになったという。 そもそも、クラブは2011年以来、「トッテナム」と呼ばれることは好ましくないというスタンス。「トッテナム」とは地域の名前であり、クラブ名ではないということが理由だ。 2024年11月にリマスターされたブランドアイデンティティを発表。「ユナイテッド、シティ、ローバーズが溢れるこの世界で、ホットスパーはただ1つ、トッテナム・ホットスパーだけです。チームやブランドについて言及する際は、『トッテナム・ホットスパー』、『トッテナム・ホットスパー・フットボール・クラブ』、または『THFC』を使用してください。決して我々のクラブを『トッテナム』、『トッテナム・ホットスパーFC』、または『TH』と呼ばないでください」とのことだ。 「スパーズ」でも確かに多くの人にとっては印象付けられる一方で、世界的に見ればNBAの「サンアントニオ・スパーズ」もあり、混同される可能性もゼロではない。むしろ「トッテナム」の方が唯一無二。いずれにしても、クラブの方針としては「トッテナム」とは呼ばれなくないようなので、ファン・サポーターの方は改めて認識すると良いかもしれない。 2025.02.22 23:55 Sat3
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ノースロンドン勢がコリンチャンスのU-20ブラジル代表MFブレーノ・ビドン(20)に関心を示しているようだ。ブラジル『Bolavip』が報じている。 来夏の移籍市場に向けて若手の発掘に余念がないアーセナルとトッテナムの2クラブ。現在は、ブラジル屈指の名門でプレーする左利きのボックス・トゥ・ボックスMFの動向を注視しているという。 ビドンは14歳でコリンチャンスの下部組織に加入。昨年3月にファーストチームデビューを飾ると、ここまで公式戦46試合1ゴール2アシストを記録。正確な左足のキックを活かしたパスセンスに加え、豊富な運動量と機動力を攻守両面で発揮できる。178cmのサイズとフィジカル面で傑出した部分はないが、球際でもしっかりと戦えるメンタリティも評価される。 報道によれば、ここ最近にプレミアリーグの匿名のクラブから届いた1500万ユーロ(約23億5000万円)のオファーをコリンチャンスが拒否したとされる逸材だが、アーセナルとスパーズから適切な金額のオファーが届いた場合、移籍の可能性は十分にあるようだ。 2025.02.25 10:50 Tue4
名手ファン・デル・ファールトの長男ダミアンがアヤックスと長期契約…世代別オランダ代表に名を連ねる18歳
アヤックスがラファエル・ファン・デル・ファールト氏の長男と長期契約を結んだ。 絶大なタレント性でサッカーファンを魅了した左足の名手、元オランダ代表MFファン・デル・ファールト氏。アヤックスやハンブルガーSV、レアル・マドリー、トッテナム等で活躍した。 その長男は、元日本代表FW高原直泰氏とともにプレーしたハンブルガー時代に生まれた、ダミアン・ファン・デル・ファールト(18)。 少年時代は父親の移籍に伴い、ドイツ、デンマーク等で生活し、2023年にアヤックスのU-18チームへ入団。昨夏U-19チームに昇格し、世代別のオランダ代表にも名を連ねている。 父の古巣でもあるアヤックスとはU-19昇格と同時に新契約を締結も、7日、新たに2029年6月までの契約延長にサイン。近い将来のトップチーム昇格が念頭にあるのは間違いないだろう。 アヤックスのフットボール・ダイレクター(FD)を務めるマリジン・ボイカー氏いわく、ダミアンは父ラファエルと同じく攻撃的MFで、より守備にも協力的な現代型のフットボーラー。 「彼との契約延長を嬉しく思う。ダイナミックな攻撃的MFで、ボックス内への侵入も多い。何より優れたキック精度とテクニックがあり、エネルギッシュなプレッシングも魅力的だ」 「次のステップはヨング・アヤックス(オランダ2部/セカンドチーム)に上がること。今後数年間でさらなる成長があると確信しているよ」 <span class="paragraph-title">【写真/2枚目】ファン・デル・ファールト親子</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="hu" dir="ltr">It’s a ‘Van der Vaart’ thing <br><br>Damián 2029 </p>— AFC Ajax (@AFCAjax) <a href="https://twitter.com/AFCAjax/status/1876698684404207889?ref_src=twsrc%5Etfw">January 7, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.08 14:20 Wed5
