イギリスの富豪がユナイテッド買収に興味? チェルシー買収にも動いた実業家「リセットする時が来た」
2022.08.18 18:35 Thu
今シーズンは移籍市場でも他クラブに遅れをとり、開幕からつまづいて2連敗、最下位のスタートとなったマンチェスター・ユナイテッド。新たに、クラブ売却という話が浮上している。
ユナイテッドは、2005年にアメリカの実業家であるグレイザー・ファミリーによって買収されていた。
しかし、2013年にサー・アレックス・ファーガソン監督が退任して以降はチームとして下降線を辿っており、2017年を最後にタイトルを獲得できていない。
その中で、今季の体たらくぶりにファンの怒りは頂点に。対応に追われることとなるグレイザー・ファミリーがクラブの株式を売却するという報道が出た中、手を挙げたのがイギリスの実業家で大富豪であるジム・ラトクリフ氏(69)だという。
イギリス『タイムズ』によれば、「もしクラブが売りに出されるなら、ジムは間違いなく買い手になる可能性がある」とラトクリフ氏の広報が語ったとのこと。「このようなことが可能であれば、長期的な所有権を視野に入れて話し合うことに関心がある」と、チームの立て直しに力を貸したい考えを持っていると明かした。
その他にも自転車のロードレースチームやセーリングのチームにも投資。今夏はロマン・アブラモビッチ氏が売りに出したチェルシーの買収にも名乗り挙げたが、トッド・ベーリー氏が最終的に買収していたほどだ。
元々ユナイテッドのファンでもあるラトクリフ氏としては、現状を黙って見ていられないのだろう。
広報は「ジムは今何ができるかを考えており、クラブが街にとってどれほど重要であるかを知っているので、リセットする時が来たと感じている」とし、マンチェスターにおける覇権争いでも敗れている状況を立て直したいと考えているようだ。
ユナイテッドは22日にリバプールとのビッグマッチを控えている。ファンたちはさらなる抗議活動を目論んでいるようだが、クラブが今後どのような動きを見せるか注目が集まる。
ユナイテッドは、2005年にアメリカの実業家であるグレイザー・ファミリーによって買収されていた。
しかし、2013年にサー・アレックス・ファーガソン監督が退任して以降はチームとして下降線を辿っており、2017年を最後にタイトルを獲得できていない。
イギリス『タイムズ』によれば、「もしクラブが売りに出されるなら、ジムは間違いなく買い手になる可能性がある」とラトクリフ氏の広報が語ったとのこと。「このようなことが可能であれば、長期的な所有権を視野に入れて話し合うことに関心がある」と、チームの立て直しに力を貸したい考えを持っていると明かした。
ラトクリフ氏は、ロンドンに拠点を置く化学会社であるINEOS(イネオス)のCEO(最高経営責任者)を務めており、2018年の長者番付では英国でトップに。2019年8月にはリーグ・アンのニースを買収したことでも知られる。
その他にも自転車のロードレースチームやセーリングのチームにも投資。今夏はロマン・アブラモビッチ氏が売りに出したチェルシーの買収にも名乗り挙げたが、トッド・ベーリー氏が最終的に買収していたほどだ。
元々ユナイテッドのファンでもあるラトクリフ氏としては、現状を黙って見ていられないのだろう。
広報は「ジムは今何ができるかを考えており、クラブが街にとってどれほど重要であるかを知っているので、リセットする時が来たと感じている」とし、マンチェスターにおける覇権争いでも敗れている状況を立て直したいと考えているようだ。
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