人気株のアワール、ノッティンガム・フォレストと個人間合意か

2022.08.17 18:14 Wed
Getty Images
ノッティンガム・フォレストリヨンのフランス代表MFフセム・アワール(24)が個人間合意に至ったようだ。フランス『RMC』が報じている。

ユース時代からリヨンに在籍し、2017年2月のトップチームデビューからここまで公式戦216試合の出場を数えるアワール。ここ数年は国際舞台での活躍も目覚しく、プレミアリーグのビッグクラブが挙って注目する存在となっている。

現行契約が2023年までのため、今夏は以前にも増して移籍の噂が取り沙汰されることに。先月の時点ではセビージャが獲得に近づいていると『RMC』は伝えていたが、現状で最も有力な移籍先はプレミアリーグ昇格クラブなのだという。
フォレスト経営陣の熱心な説得に24歳は心を動かされたようで、元々プレミアリーグへの憧れもあったことから、次第に気持ちは傾いていったとのこと。

クラブ間交渉は今後進めていく模様で、『RMC』は1500万ユーロ程度のオファーでリヨンを納得させることができると予想している。

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