E-1選手権連覇に王手のなでしこ、林香奈絵&北川ひかるがケガで離脱
2022.07.25 14:08 Mon
日本サッカー協会(JFA)は25日、EAFF E-1サッカー選手権に出場しているなでしこジャパンから、DF林香奈絵(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)、DF北川ひかる(アルビレックス新潟レディース)が離脱することを発表した。
林は今回が初のなでしこジャパン招集となっていた中、23日に行われたチャイニーズ・タイペイ女子代表戦に先発出場した。
しかし、試合中に相手選手と競り合った際に左ヒザを痛めると、そのままヒザを押さえて立ち上がれず、担架でピッチを後にしていた。千葉レディースは全治やケガの状態は検査後に発表するとのことだ。
また、北川は追加招集を受けトレーニングに参加。チャイニーズ・タイペイ戦では後半から途中出場していたが、ケガで離脱となった。
2連勝のなでしこジャパンは、26日に中国女子代表と対戦。引き分け以上で連覇を達成する。
林は今回が初のなでしこジャパン招集となっていた中、23日に行われたチャイニーズ・タイペイ女子代表戦に先発出場した。
しかし、試合中に相手選手と競り合った際に左ヒザを痛めると、そのままヒザを押さえて立ち上がれず、担架でピッチを後にしていた。千葉レディースは全治やケガの状態は検査後に発表するとのことだ。
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なでしこジャパンのFW塩越柚歩(三菱重工浦和レッズレディース)が、久々の招集について語った。 21日、なでしこジャパンは「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」の韓国女子代表戦に向けたトレーニングキャンプをスタート。トレーニングキャンプ4日目は、ビルドアップの確認など、新たなフェーズに入った。 23日にFW上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)がコンディション不良で辞退し、追加招集を受けた塩越。東京オリンピックのメンバーに選ばれながらも、その後の池田太体制では国内トレーニングキャンプに呼ばれただけだった。 およそ2年半ぶりの招集となった塩越は「今回は追加の追加という形だったので、まさか私がというビックリした気持ちが一番強かったです」とコメント。新チームのスタートに呼ばれたことに意味があるとした。 「新チームスタートというこのタイミングだったので、選んでもらえる可能性もあるかなと思っていましたが、今回こういう形で呼んでもらえて、スタートに呼ばれることは大事だと思うので、こういうチャンスをものにしたいなと思いますし、運の良さを自分の力でものにできたらと思います」 かなり久々に来たなでしこジャパンはメンバーも大きく変わっている。「メンバーも結構変わっていますけど、今までレッズでプレーしたことある選手もいるので、久しぶりに一緒にプレーできて嬉しいですし、自分自身もこの数年感で成長できた部分もあるので、そういうところは出せたらと思います」と語り、浦和出身の選手が多いことはプラスだと語った。 特に下部組織から長らく一緒に過ごしてきた遠藤優が初招集。現在はスウェーデンでプレーする北川ひかるも浦和時代から知る仲間だ。 「かなり心強いですし、北川ひかるも久しぶりに来て、しかも同部屋なのでかなり安心しています」と、塩越は笑顔を見せ、よく知る選手がいることは心強いという。 今回は韓国女子代表戦の他に、非公開でのトレーニングマッチがある。塩越は「自分が持っているものを出して、良さをアピールできればと思います」と語り、「周りの選手からも、日々の練習から学べるものが多くて、自分自身がレベルアップする貴重な時間でもありますし、それを26日の試合か、その後の練習試合かでアピールの時間はあると思うので、悔いなくやれたらと思います」と、しっかりと出番が来ればアピールしたいとした。 自身のストロングポイントについては「チャンスメイクのところとか、独特のリズムのドリブルだったり、攻撃のアイデアを出せたらと思います」と語る塩越。WEリーグを連覇している浦和の攻撃の中心選手でもあり、海外組が多い中での今回の招集も国内での活躍を認められたことが良かったとした。 「東京オリンピックの時よりもチームでの立ち回りとか、自分のコンディションを含めて、フィジカル的な部分も成長できている自信があるし、それを試合で出せている自信もあったので、そこを評価してもらったことは嬉しいです」 「海外組が多くて、その中でも国内リーグで結果を残して呼んでもらえたことはありがたいです。あとは自分次第なので、頑張りたいです」 自身が呼ばれていなかった間のなでしこジャパンについては「もちろん見てはいましたし、みんなの上手さ、強さというのは対戦して感じていた部分ではあるので、自分にはないものを持っているなと思っていました」とコメント。「だからこそ、悔しい気持ちよりも、自分がもっとやらなくちゃいけないことがあるなという気持ちが強くて、試合を見ても上手いなと思っていました」と、しっかりと自身の成長に繋げていっていたという。 2024.10.24 20:57 Thu4
「1G1Aは満足」大勝呼び込んだなでしこFW田中美南、スイッチ役務めたチームの守備も「狙い通り取れるシーンは多かった」
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新生なでしこジャパンが大会初優勝!籾木結花、古賀塔子のゴールで世界ランク1位アメリカ破り3戦全勝【2025 SheBelieves Cup】
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10日、2022-23 Yogibo WEリーグ第6節の4試合が各地で行われた。 AC長野パルセイロ・レディースはノジマステラ神奈川相模原とホームで対戦し、今季初勝利を挙げた。前半はやや押され気味の展開となったが、43分に先制に成功。瀧澤莉央のミドルシュートがクロスバーに当たった跳ね返りを、伊藤めぐみが押し込んだ。 後半にもゴール前に顔を出した伊藤めぐみのシュートがクロスバーをたたくなどチャンスを作った長野。終盤には交代カードも駆使してゲームをコントロールし、逃げ切って今季初白星を手にした。 大宮アルディージャVENTUSはアルビレックス新潟レディースとの敵地戦で勝利。33分、中盤で道上彩花へのくさびのパスをカットして縦へ付けると、井上綾香が髙橋美夕紀とのワンツーでボックスへ侵入し、右足で決めた。 追い掛けたい新潟だったが、GK平尾知佳が裏へ抜けた大宮・大熊良奈をボックス外で倒してしまい、レッドカードに。リーグ戦今季初の退場者を出すと、反撃も及ばず。新潟は初勝利がまたもお預けとなり、大宮は2試合ぶり3勝目を手にしている。 代表ウイーク明け後は[3-5-2]を採用しているちふれASエルフェン埼玉は、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場でサンフレッチェ広島レジーナと対戦。8分に岸みのりのフィードから祐村ひかるが裏へ抜け出し、DF2人をかわして冷静に右隅へ流し込んだ。 直後に谷口木乃実にネットを揺らされるも、オフサイドで命拾いしたEL埼玉。後半はボールを握られながらも辛抱強く戦い抜き、こちらも2試合ぶりとなる3勝目。昨季は2勝にとどまったEL埼玉だが、早くも勝利数を更新した。 ユアテックスタジアム仙台で行われたマイナビ仙台レディースとジェフユナイテッド市原・千葉レディースの一戦は、互いにゴールを奪えずドローでタイムアップ。勝ち点1を分け合っている。 ◆第6節 ▽12月10日 アルビレックス新潟レディース 0-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">1 大宮アルディージャVENTUS</span> マイナビ仙台レディース 0-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">ちふれASエルフェン埼玉 1</span>-0 サンフレッチェ広島レジーナ <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">AC長野パルセイロ・レディース 1</span>-0 ノジマステラ神奈川相模原 ▽12月11日 三菱重工浦和レッズレディース vs INAC神戸レオネッサ ▽WE ACTION DAY(今節試合なし) 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2022.12.10 16:30 Sat3
台湾戦では結果を、なでしこFW千葉玲海菜が意欲を見せる「得点という形で恩返ししたい」
なでしこジャパンのFW千葉玲海菜(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)が22日、メディアのオンライン取材に応対。EAFF E-1サッカー選手権2022の初戦や第2戦についての想いを述べた。 E-1サッカー選手権決勝大会に参加しているなでしこジャパンは、19日に行われた韓国女子代表との初戦を2-1で勝利。次戦は23日に、チャイニーズ・タイペイ女子代表と相まみえる。 4月のトレーニングキャンプや欧州遠征に引き続いて招集されている千葉。同年である99年組(高平美憂、宝田沙織、長野風花、宮澤ひなた、中嶋淑乃、植木理子)とは仲がいいようで、サッカーの面も含めてコミュニケーションを密に取れているとのこと。 また、千葉レディースではキャプテンを務めている林香奈絵とも、同所属チームからの選出とあって会話も多い様子。試合へ臨むメンバー入りはまだ2度目の千葉ではあるが、早くもチームに馴染み、新しいメンバーとの懸け橋ともなっているようだ。 韓国戦では69分から成宮唯に代わって出場した千葉は左サイドハーフに入り、終盤に最前線へと移った。リードしている中での投入だったこともあり、「チームとして結果にこだわっているので、勝利することができてよかった」との通り、最低限のタスクは果たした。 とはいえ、「攻撃の選手なので結果にはこだわっていきたい」とも口にしている。オーストラリア&ニュージーランド・ワールドカップ(W杯)まで1年を切った中で、競争の意味も含め、「試合中の状況を自分なりに設定して」取り組んでいるというシュート練習の成果を発揮したいと語った。 「自分は攻撃の、一番前の選手だと思うので、結果にはすごくこだわっていきたい。明日出られたら得点を取りたいなと。掲げられた横断幕は元気や勇気になるので、グラウンドに立った時には、そういう人たちにもサポーターのみなさんにも、得点という形で恩返ししたいなと思っています」 「キャンプやなでしこの活動の中でどれだけ自分の良さを出せるか、というのが勝負だと思うので、そういった面では味方と合わせて、動き出しを高めていかなければならないかなと思っています」 2022.07.22 18:40 Fri
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田中達也の娘・聖愛が駒場で先制点演出も、浦和レディースが逆転で新潟レディースを下し今季初勝利《WEリーグ杯》
20日、2022-23 WEリーグカップ第2節の3試合が各地で行われた。 浦和駒場スタジアムでは三菱重工浦和レッズレディースとアルビレックス新潟レディースが対戦。互いの男子チームでプレーをした元日本代表FW田中達也氏の娘、2トップの一角で先発起用された16歳・新潟の田中聖愛に注目が集まった。 見せ場はいきなりやってきた。7分、上尾野辺めぐみからのパスを自陣中央右で受けた田中は相手を1枚剥がすと、そのままスピードに乗って独走。ボックス手前右まで運んでのラストパスは若干遠藤優に引っ掛かったが、中央でフリーの山谷瑠香が蹴り込み、新潟に先制点をもたらした。 対する浦和はボールポゼッションで勝り、中央を崩しての清家貴子の右足から安藤梢がお手本のようなファー詰めを決めて11分に振り出しに戻すと、20分には清家のファーへのクロスに今度は菅澤優衣香が頭で合わせて逆転に成功した。 自力に勝る浦和は後半も主導権を握ると、67分に菅澤がボックス内で塩越柚歩のパスのこぼれ球を収め、DFをかわして右足で流し込む。新潟は二種登録の選手、18歳の白沢百合恵や17歳の長崎咲弥をピッチに送り込むも、82分に浦和は猶本光にもゴールが生まれて勝負あり。昨年の皇后杯女王が地力を見せ付け、4-1と逆転勝ちを収めている。 長野Uスタジアムで行われたAC長野パルセイロ・レディースと大宮アルディージャVENTUSの前半は、大宮VENTUSがゴールに近づいた。CKのこぼれ球から仲田歩夢がミドルを放ち、GKが弾いたボールを大熊良奈が蹴り込むが、オフサイド。井上綾香のシュートは枠の左角に嫌われるなど、決定機を創出した。 対照的に後半は長野のゲームとなった。キックオフ直後から各選手が積極的に足を振っていき、稲村雪乃のシュートはクロスバー。怒涛の攻撃が実ったのは81分、伊藤めぐみのパスから瀧澤莉央がボックス左で左足を振ると、相手に当たってゴール前へこぼれると、伊藤が押し込んでネットを揺らした。これが決勝点となり、長野が田代久美子新監督に初勝利をプレゼントしている。 アメリカ遠征からの帰国後、国内での今季初戦を迎える日テレ・東京ヴェルディベレーザは、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースの敵地へ乗り込んだ。 フィード1本で千葉玲海菜に背後を取られた場面では岩清水梓が懸命のカバーを見せ、飲水タイム明け後には左サイドの崩しから植木理子にチャンスが到来したが、GK清水栞に阻まれた。 前半は互いにゴール前でのシーンを作ったが、後半は疲労からかベレーザが押し込まれる時間が続き、前線でもボールを収め切れない。ベンチ入りメンバーも5人という台所事情や、宮川麻都が戻りのスプリント時に足を痛めるなどのアクシデントもあった中で、ゼロに抑えてゴールレスドロー。苦しみながらも勝ち点「1」を拾っている。 ◆WEリーグカップ グループステージ 第2節 ▽8月27日 グループA <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">三菱重工浦和レッズレディース 4</span>-1 アルビレックス新潟レディース <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">AC長野パルセイロ・レディース 1</span>-0 大宮アルディージャVENTUS グループB ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-0 日テレ・東京ヴェルディベレーザ ▽8月28日 グループB ノジマステラ神奈川相模原 vs INAC神戸レオネッサ 2022.08.27 20:07 Sat5
