ハフィーニャが圧巻ゴラッソ! バルセロナがアメリカ開催のクラシコに勝利!《PSM》
2022.07.24 14:07 Sun
プレシーズンマッチのバルセロナvsレアル・マドリーが23日にラスベガスのアレジアント・スタジアムで行われ、バルセロナが1-0で勝利した。
アメリカでプレシーズンツアーを行う数チームが参戦している『サッカー・チャンピオンズ・ツアー』で実現したエル・クラシコ。
バルセロナはここまでスペインでオロト戦、アメリカでインテル・マイアミ戦と2つのプレシーズンマッチをこなし連勝中。3連勝を狙う今回のビッグマッチでは昨季の主力に加え、クリステンセン、ハフィーニャと共にブラウグラナデビューのレヴァンドフスキをスタメンで起用した。
一方、昨季のラ・リーガ、チャンピオンズリーグ王者のマドリーは、アメリカの地でプレシーズン初戦に臨む。宿敵相手の初陣では対戦相手同様にベンゼマ、モドリッチらベテランを除き主力を起用。リュディガー、チュアメニの新戦力2人がデビューを飾り、前線はロドリゴ、ヴィニシウスの両翼にアザールのファルソ・ヌエベという構成となった。
新シーズンのラ・リーガの覇権争いを占う前哨戦となったアメリカ開催の伝統の一戦。互いにプレシーズンマッチ特有の緩さは見せず、立ち上がりからアグレッシブな攻防を繰り広げていく。
一方、カウンターを基本に要所で相手のプレスをいなす巧みな局面打開で相手ゴールへ迫っていくマドリー。18分にはペナルティアーク付近でこぼれ球に反応したバルベルデが抑えの利いたミドルシュートを放つが、これは左ポストを叩いた。
互いに一度ずつ見せ場を作り、スタジアムのボルテージが上がり始めると、その空気に呼応するようにゴールが生まれる。27分、マドリーのビルドアップの局面でミリトンを完全に嵌めてミスキックを誘うと、ペナルティアーク右でパスカットしたハフィーニャが見事な左足のシュートをゴール右上隅の完璧なコースに突き刺した。
ハフィーニャの2戦連発となるゴラッソで先制に成功したバルセロナは、直後にもアラウホがリュディガーを強引に振り切る縦への突破の流れから逆サイドのハフィーニャが丁寧に折り返したボールを、ゴール前のレヴァンドフスキがダイレクトシュート。だが、デビュー戦ゴールが期待されたこのシュートはわずかに枠の左に外れる。
前半終盤にかけてはレヴァンドフスキが積極的に足を振って積極アピールを見せる一方、守勢に回るマドリーもヴィニシウスが複数DFを鮮やかなドリブルで突破する見せ場を作る。だが、クラシコらしい熱いバトルは見られたものの、前半にこれ以上のゴールは生まれず。
迎えた後半、バルセロナはハーフタイム明けに5選手を変更。レヴァンドフスキやクリステンセンが下がり、オーバメヤンやデンベレ、ケシエがピッチに入る。途中投入のフレンキー・デ・ヨングは右のセンターバック、ハフィーニャは左ウイングにポジションを取った。
対するマドリーは6選手を変更。リュディガーとチュアメニの新戦力にアザールらを下げて、カゼミロ、モドリッチ、クロースの黄金の中盤、前線は右からアセンシオ、ロドリゴ、ヴィニシウスという構成に。
立ち上がりはハフィーニャの左クロスに飛び込んだオーバメヤンがいきなり決定機を作ったが、時間の経過と共にマドリーが主力が揃った中盤を起点に押し返す。59分には右サイドでのルーカス・バスケスとの細かいパス交換からボックス中央でボールを受けたアセンシオにビッグチャンスも、右足のシュートは枠の左に外れた。
その後、60分を過ぎて互いに控えクラスの選手を多くピッチに送り込むと、連携面やクオリティの問題などもあり、試合は膠着状態に陥っていく。
マドリーは中盤で主導権を握るものの、マリアーノやセバージョスが入った前線が停滞。一方のバルセロナはサイドバックや急造の中盤がいまひとつ機能せず、デンベレ、オーバメヤン、デパイの強力な前線へなかなか良い形でボールが入らない。
その後、1点差のまま試合終盤に入ると、バルセロナが良い形のカウンターからデンベレに2度の決定機が訪れたが、いずれもGKクルトワのビッグセーブで阻止。さらに、試合終了間際にもデストが意表を突くミドルシュートで見せ場を作ったが、これもベルギー代表GKの好守に遭い、試合はこのままタイムアップ。
ハフィーニャのゴラッソによってマドリーを破ったバルセロナがプレシーズンのクラシコを制し、プレシーズンマッチ3連勝を飾った。
バルセロナ 1-0 レアル・マドリー
【バルセロナ】
ハフィーニャ(27分)
◆バルセロナ
GK:テア・シュテーゲン(→ペーニャ)
DF:アラウホ(→デスト)、クリステンセン(→デ・ヨング)、エリック・ガルシア(→ピケ)、ジョルディ・アルバ(→バルデ)
MF:ガビ(→ケシエ)、ブスケッツ(→ニコ・ゴンサレス)、ペドリ(→セルジ・ロベルト)
FW:ハフィーニャ(→デパイ)、レヴァンドフスキ(→オーバメヤン)、アンス・ファティ(→デンベレ)
◆レアル・マドリー
GK:クルトワ
DF:ルーカス・バスケス(→オドリオソラ)、ミリトン(→バジェホ)、リュディガー(→メンディ)、アラバ(→ナチョ)
MF:バルベルデ(→モドリッチ)、チュアメニ(→クロース)、カマヴィンガ(→カゼミロ)
FW:ロドリゴ(→セバージョス)、アザール(→アセンシオ)、ヴィニシウス(→マリアーノ)
アメリカでプレシーズンツアーを行う数チームが参戦している『サッカー・チャンピオンズ・ツアー』で実現したエル・クラシコ。
バルセロナはここまでスペインでオロト戦、アメリカでインテル・マイアミ戦と2つのプレシーズンマッチをこなし連勝中。3連勝を狙う今回のビッグマッチでは昨季の主力に加え、クリステンセン、ハフィーニャと共にブラウグラナデビューのレヴァンドフスキをスタメンで起用した。
新シーズンのラ・リーガの覇権争いを占う前哨戦となったアメリカ開催の伝統の一戦。互いにプレシーズンマッチ特有の緩さは見せず、立ち上がりからアグレッシブな攻防を繰り広げていく。
よりコンディションで勝るバルセロナがボールを握る時間が続き、11分には右に流れてアラウホから縦パスを引き出したレヴァンドフスキがボックス右に持ち込んで右足を一閃。挨拶代わりの強烈な一撃をニアサイドに飛ばすが、これはGKクルトワが冷静にはじき出す。
一方、カウンターを基本に要所で相手のプレスをいなす巧みな局面打開で相手ゴールへ迫っていくマドリー。18分にはペナルティアーク付近でこぼれ球に反応したバルベルデが抑えの利いたミドルシュートを放つが、これは左ポストを叩いた。
互いに一度ずつ見せ場を作り、スタジアムのボルテージが上がり始めると、その空気に呼応するようにゴールが生まれる。27分、マドリーのビルドアップの局面でミリトンを完全に嵌めてミスキックを誘うと、ペナルティアーク右でパスカットしたハフィーニャが見事な左足のシュートをゴール右上隅の完璧なコースに突き刺した。
ハフィーニャの2戦連発となるゴラッソで先制に成功したバルセロナは、直後にもアラウホがリュディガーを強引に振り切る縦への突破の流れから逆サイドのハフィーニャが丁寧に折り返したボールを、ゴール前のレヴァンドフスキがダイレクトシュート。だが、デビュー戦ゴールが期待されたこのシュートはわずかに枠の左に外れる。
前半終盤にかけてはレヴァンドフスキが積極的に足を振って積極アピールを見せる一方、守勢に回るマドリーもヴィニシウスが複数DFを鮮やかなドリブルで突破する見せ場を作る。だが、クラシコらしい熱いバトルは見られたものの、前半にこれ以上のゴールは生まれず。
迎えた後半、バルセロナはハーフタイム明けに5選手を変更。レヴァンドフスキやクリステンセンが下がり、オーバメヤンやデンベレ、ケシエがピッチに入る。途中投入のフレンキー・デ・ヨングは右のセンターバック、ハフィーニャは左ウイングにポジションを取った。
対するマドリーは6選手を変更。リュディガーとチュアメニの新戦力にアザールらを下げて、カゼミロ、モドリッチ、クロースの黄金の中盤、前線は右からアセンシオ、ロドリゴ、ヴィニシウスという構成に。
立ち上がりはハフィーニャの左クロスに飛び込んだオーバメヤンがいきなり決定機を作ったが、時間の経過と共にマドリーが主力が揃った中盤を起点に押し返す。59分には右サイドでのルーカス・バスケスとの細かいパス交換からボックス中央でボールを受けたアセンシオにビッグチャンスも、右足のシュートは枠の左に外れた。
その後、60分を過ぎて互いに控えクラスの選手を多くピッチに送り込むと、連携面やクオリティの問題などもあり、試合は膠着状態に陥っていく。
マドリーは中盤で主導権を握るものの、マリアーノやセバージョスが入った前線が停滞。一方のバルセロナはサイドバックや急造の中盤がいまひとつ機能せず、デンベレ、オーバメヤン、デパイの強力な前線へなかなか良い形でボールが入らない。
その後、1点差のまま試合終盤に入ると、バルセロナが良い形のカウンターからデンベレに2度の決定機が訪れたが、いずれもGKクルトワのビッグセーブで阻止。さらに、試合終了間際にもデストが意表を突くミドルシュートで見せ場を作ったが、これもベルギー代表GKの好守に遭い、試合はこのままタイムアップ。
ハフィーニャのゴラッソによってマドリーを破ったバルセロナがプレシーズンのクラシコを制し、プレシーズンマッチ3連勝を飾った。
バルセロナ 1-0 レアル・マドリー
【バルセロナ】
ハフィーニャ(27分)
◆バルセロナ
GK:テア・シュテーゲン(→ペーニャ)
DF:アラウホ(→デスト)、クリステンセン(→デ・ヨング)、エリック・ガルシア(→ピケ)、ジョルディ・アルバ(→バルデ)
MF:ガビ(→ケシエ)、ブスケッツ(→ニコ・ゴンサレス)、ペドリ(→セルジ・ロベルト)
FW:ハフィーニャ(→デパイ)、レヴァンドフスキ(→オーバメヤン)、アンス・ファティ(→デンベレ)
◆レアル・マドリー
GK:クルトワ
DF:ルーカス・バスケス(→オドリオソラ)、ミリトン(→バジェホ)、リュディガー(→メンディ)、アラバ(→ナチョ)
MF:バルベルデ(→モドリッチ)、チュアメニ(→クロース)、カマヴィンガ(→カゼミロ)
FW:ロドリゴ(→セバージョス)、アザール(→アセンシオ)、ヴィニシウス(→マリアーノ)
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