「チームのために戦う」32歳で日本代表初招集の水沼宏太、献身性で貢献誓う「ここがスタートライン」

2022.07.17 15:58 Sun
©超ワールドサッカー
EAFF E-1サッカー選手権に臨む日本代表が17日から始動。MF水沼宏太(横浜F・マリノス)がメディアのオンライン取材に対応し、意気込みを語った。

19日に開幕するE-1サッカー選手権。日本代表は、初戦をカシマサッカースタジアムで戦うと、2戦目、3戦目を豊田スタジアムで戦うこととなる。

国内組の選手のみで構成され、さらにワールドカップ(W杯)を経験しているDF長友佑都(FC東京)やDF酒井宏樹(浦和レッズ)などが招集外となった中、水沼は32歳で初めて招集を受けた。
改めて日本代表に招集された心境を問われた水沼は、「サッカー選手である以上、目指してきた場所なので、初めて入ったことは嬉しく思います。でも、目指してきてここで終わりではないですが、ここがスタートラインだと思ってやっていきたいので、ここに来たからどうではなく、上を目指して、高みを目指してやっているということは、僕自身変わらずに年長者らしく、自分らしく、元気にひたむきにいつも通りサッカーをプレーしていきたいと思います」とコメント。喜びがありながらも、さらに上を目指したいとした。

世代別の日本代表は経験していた水沼。U-17世代までは主軸として活躍していたが、その後は縁がなかった。久々の日の丸のユニフォームについては「集合した時からそうですが、気合いが入るというか、やっとここに来れたなという感じですし、このエンブレムが入った服を着ると、やる気がどんどん出てくるなと感じています」と、改めて気合いが入ったとコメント。前日にはクラブでの試合があったが「昨日までは昨日の試合の悔しさはありましたけど、今日になれば新たな気持ちでやっていきたいと思っていましたし、すぐに試合があって、今日選手とも顔合わせがありましたけど、今このチームでとにかく勝利を目指してやっていかなければいけないという気持ちで、すごく楽しみです」と、気持ちを代表に切り替えて楽しんでいきたいとした。
初戦まではリーグ戦のリカバリーを含めて2日しかない状況。準備期間がない中で、いきなり試合を迎える。

水沼は時間がない中でチームになれるようにし安知と語り、結果を出すためにまとまりたいとした。

「僕自身も初めてこのチームに入ったので、自分がまとめるとか、そういう立場ではないかもしれないですが、年長者ですし、年長者らしくみんなとたくさんコミュニケーションをとって、僕自身は僕らしくいること、他の選手とコミュニケーションをたくさん取れるのは性格的にも良いところだと思います」

「短い期間ですが、チームとして先につながる大会じゃなければいけないです。みんながアピールの場だと感じているかもしれないですが、このチームで結果を残さないと先はないので、僕自身を含めて、みんなでチームとなって一体感を持って戦える集団の一員になれると思っています」

J1で首位を走る横浜FMにおいて、高い精度のクロスはもちろんのこと、ハードワークや流動的にポジションを変えてのプレーなど、今シーズンは特に特徴を出してプレーしている。

その中でも献身性が特徴の水沼は、自分でもそこが強みだと感じているとし、それは色々なチームへ移籍した経験が生きているとした。

「プロ生活でキャリアを積んでいく中で、たくさんの人に出会えて、恵まれたサッカー人生だなと思っています」

「プレースタイルの武器もありますが、それ以上にチームのために戦うことが自分が生きていくポイントでこれまでやって来ています。どのチームに行っても色々な選手から学ぶことがたくさんあって、チームのために戦うことが大好きで、それが自分らしく戦えるところなんだなといつも思っているので、どんなチーム状況であれ、どんな初めての人が多い場所であれ、チームのために戦うことがみんなの助けになり、逆にみんなを助けることで自分が助けてもらうことにも繋がると思います」

「この日本代表は、次に繋がる活動にしなければいけないと思っています。僕自身もですが、短い期間でチームのためにどれだけ自分が貢献できるかにフォーカスして、今まで通りやりたいと思っています」

「合計5チームに行っていますが、1番最初が肝心だと思っていて、最初に自分の性格を知ってもらうことが大事だと思っています」

「知ってもらうことができれば、思い切り自分を出せることに繋がると思っていて、移籍を重ねて感じているので、寄せ集めかもしれないですが、こういう時に自分は凄く力を発揮できると思っています」

「歳を重ねることで、自信というか、経験が積み重なって来ているので、どの時にそれができるようになったかは分からないですが、経験を重ねることでより固まって来たのかなと思っています。今回は最年長ですけど、だからこそできることはたくさんあると思うので、次に繋がるための時間にしなければいけないので、自分の出せる部分を全面に出していきたいと思います」

初めての日本代表招集となった中、解説者であり、現役時代は日本代表としても活躍した父・貴史さんからのアドバイスも受けたという水沼。「父はいつも通り、自分らしくやって来なということしか言わなかったです。言われなくても自分でやろうと思っていたので、いつも通りかなと思います」と、父と同じ考えだったとした。

また、代表選出を伝えたときには「選んだもらったことを聞いて、すぐに父に連絡して、凄く喜んでくれました」とコメント。「これまで頑張って来て良かったねと言ってくれましたけど、本当にこれからが大事だよとも言ってくれたので、そこは自分の考えと一緒だなと思いました」と、選ばれて終わりではないとし、「今まで支えてくれた父にすごく感謝していますし、これから父を追い越すためにも、もっと高みを目指して、ギラギラした自分を出してやっていかないといけないなと思います」と、結果を残すためにもしっかりと特徴を出していきたいとした。

プレー面で出したい特徴についても、「自分の武器があって、それで勝負して来たところはあるので、そこは出していきたいのはあります」とクロスやランニングでのチャンスメイク、ゴールに繋がるプレーを出したいとコメント。

また「色々な選手と関わりながらゴールに迫っていくことは楽しみにしているところでもありますし、ストロングなところでもあるので、周りの選手と連携しながら攻撃できるのかなとワクワクしています」と語り、「結果がとにかく求められると思うので、結果を出せれば、自分の価値を高めることにつながるので、チームのために特徴を出せればと思います」と、チームとしても個人としても結果を残すことに拘りたいとした。

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「日本代表を熟知している」妻は日本人、過去に京都所属のモンゴル代表指揮官が意気込む《カタールW杯アジア2次予選》

日本代表は10日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼アジアカップ予選のモンゴル代表戦を行う。 試合に先立ち、モンゴル代表のドイツ人指揮官、ミハエル・ワイス監督が記者会見に出席した。 ワイス監督は、会見の冒頭に「どっちが良いですか?日本語ですか?」と日本語を披露。「どちらでも良いですが、英語で話しましょう」と語ると、日本人女性と結婚していることを明かした。 2000年7月から2004年6月までは、京都パープルサンガでゲルト・エンゲルス監督、ピム・ファーベーク監督の下でアシスタントコーチを務めていた。 日本との関わりも深く、日本代表も熟知しているワイス監督は、日本代表戦に向けた意気込みを語った。 ◆ミハエル・ワイス監督(モンゴル代表) 「では、英語で話しましょう。モンゴル代表監督として、アジアでベストのチームと試合ができることを誇りに思っています。それから個人的に思い入れがありまして、実は21年間神戸に住んでいる日本人の女性と結婚しているので、今回の凱旋に関しては特別な思いがあります」 「しかし、それは脇に置いておいて、チームは明日日本代表と戦うわけですが、若い選手が多く、このレベルで試合をした経験があまりない選手もいますので、明日の雰囲気に飲まれないように、日本に怖気付かないように、立派なプレーができるように望んでいます」 ──日本代表を熟知しているかと思いますが、日本代表の印象は。またモンゴル代表の強みをどう生かしたいか 「まず、私自身、随分前になりますが、京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)で仕事をしていましたので、日本に住んでいたことがあります。あとは家族の関係もありますので、日本代表や日本のサッカーはずっとフォローしていますし、多くの知人もいます。日本代表については深い知識があると思っています」 「今、日本代表はちょうど過渡期にあって変革の時にあると思います。若いワクワクするような選手が台頭しています。中島選手、堂安選手、南野選手たちです。それから、コパ・アメリカから始まって、最近2試合のミャンマー戦、パラグアイ戦もしっかりとモニタリングしました」 「そうした色々な自分たちの知識に基づいて、我々は攻撃的なリスクをとるのではなく、守備的な試合を明日はします。選手たちが明日圧倒されないように、そして自分たちが持っているベストの能力を最大限にしっかりと発揮できるようにしたいと思います。あとは、どれだけモンゴルのサッカーが発展しているかを見せたい」 ──明日の試合は、監督、選手にとって良いパフォーマンスをすることと、良い結果を残すことのどちらが大事か 「もちろん、我々はしっかりとしたパフォーマンスを見せること、我々のやり方を見せることが大事です。そして、明日の試合で多くを学びたいと思います。そして、我々モンゴル代表の優れたパフォーマンス、長所をしっかり出していきたいと思います」 「日本の攻撃的なアクションにあふれたプレーに対して、しっかりと照準を合わせて、メンバーの面でも日本代表にしっかりと対応していく準備ができています。準備を実践することが大事だと思っています」 ──明日は元横綱の朝青龍も観に来ると言っていますが、何かチームに影響はあるのか 「とてもポジティブだと思います。自分たちの存在をしっかりと認めてくれていて、横綱が応援してくれる、サポートしてくれるということは、代表にとって心強いです。素晴らしいパフォーマンスを見せようとやる気が出ると思うので、良いことだと思います」 ──今回のメンバーの中でベストと考える選手のコンディションが起用に影響するか 「私はあまりたくさんのことを変えることは好きではなく、継続性を大事にしています。ただ、対戦相手のスタイルに合わせて、早い動きができる選手、経験のある選手、フィジカルに強い選手、ヘディングが強い選手を選びます。我々の日本代表のリサーチに基づいて、明日の選手をしっかり選んでいきます」 ──この日に向けてはどれぐらいの期間調整をして、準備をしてきたのか 「実は2年半前から準備を始めました。このレベルに達するために、私は2017年3月に監督に就任した時から、まず最初の目標はW杯の2次予選に出ることでした。そして6月にブルネイ戦の結果、目標が達成できました」 「明日の試合の準備に関しては、先週金曜日に集合して開始しました。モンゴルはリーグ戦が4月から10月までしかありません。その他の季節は寒すぎてプレーできません。ですので、年の初めやモンゴルでプレーできないときは、海外で合宿をしたりして、しっかりとした一環のプロセスの下、一連の準備を行っています」 「JFAの皆様が、我々モンゴル代表、そして女子サッカーに対しても、非常に大きなサポートをしてくださっています。モンゴル協会と日本サッカー協会は良い関係を育んでおり、常日頃のご支援に感謝します」 2019.10.09 20:15 Wed
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「なんて可愛いんでしょ」オナイウ阿道が妻と愛娘と家族ショット、七五三での着物姿に「とってもかわいい」など祝福の声

トゥールーズに所属するFWオナイウ阿道の愛娘が愛くるしい。 2021年6月にキリンチャレンジカップ2021のセルビア代表戦で日本代表デビューを果たしたオナイウ。同年夏に海を渡り、活躍の場を横浜F・マリノスからフランスに移している。 28日には自身のインスタグラムを更新。家族写真を公開した。 家族4人での幸せフォトや、着物姿でカメラに目を向ける長女の姿には、ファンからも祝福の声や感嘆の声が届いている。 「素敵なご家族、お似合いです」 「なんて可愛いんでしょ、おめでとうございます」 「七五三おめでとうございます。ますます素敵な女の子になられますように」 「ちっちゃい女の子たちがとってもかわいい」 オナイウは2018年に入籍を発表。2人は2019年7月10日に第一子となる長女を、2020年9月26日に第2子となる次女を授かっていた。 <span class="paragraph-title">【写真】オナイウ阿道の愛娘の着物姿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">オナイウ阿道 2022.12.29 20:35 Thu
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「全くもってプロではなかった」浅野拓磨を見下した?リュディガーのステップをドイツ代表のレジェンドも問題視「相手を軽んじてはいけない」

元ドイツ代表MFのディートマー・ハマン氏がドイツ代表DFアントニオ・リュディガーに対し苦言を呈した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 23日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループE第1節でドイツは日本と対戦。前半は試合を圧倒的に支配し1-0で折り返したものの、後半にシステムを変えた日本の反撃に遭うと、堂安律と浅野拓磨にゴールを許し逆転負け。まさかの2大会連続での初戦負けとなった。 この試合では、前半から何度も日本の守備陣に立ちはだかったリュディガーだが、1点リードで迎えた63分には物議を醸す場面があった。 右サイド裏への突破を図った浅野に対応したリュディガーは、並走しながら両足を高く上げ、腕も大きく振るモーションを披露。浅野の前に体を入れ、攻撃の芽を摘むと、ニヤリと笑っていた。 「ABEMA」で解説を務めた本田圭佑も「いや、でもちょっと今のは性格悪い。ちょっとバカにした走り方してた」と指摘した走り。リュディガーはクラブでもこの走り方を披露したことがあるが、舐めたプレーとも取れるものだった。 これにはドイツ代表のレジェンドであるハマン氏も苦言を呈している。 「リュディガーは足を上げてドヤ顔したんだ。相手を軽んじてはいけない。必ずいつか返ってくる」 「全くもってプロではなかったと思う。常軌を逸していたとよ。傲慢だ。彼は笑っていたが、今笑っているのは1つのチーム(日本)だけだ」 「ゲームの精神は、相手を尊敬することだ。それを彼はしなかった。説明も言い訳もできないよ」 結果的にその後逆転を許したドイツ代表。リュディガーとしては日本の心を折る算段もあったのかもしれないが。逆に日本の火をつけることになったかもしれない。 <span class="paragraph-title">【写真】リュディガーが浅野に対し独特なステップを見せる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/ClT7kMvMXWw/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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