成熟度の違いを見せた浦和が3発快勝!スペイン人指揮官同士の一戦でFC東京を下す【明治安田J1第21節】
2022.07.10 21:10 Sun
明治安田生命J1リーグ第21節、浦和レッズvsFC東京が10日に埼玉スタジアム2002で行われ、3-0で浦和が完勝を収めた。
前節は京都サンガF.C.を相手にインテンシティの高い試合を披露しながら、2-2のドローとなった浦和。引き分けを勝ちに持っていきたい今節は、明本、関根に代わって小泉、大畑が先発に名を連ねた。
FC東京は対照的に前節のホーム・北海道コンサドーレ札幌で、大きな"声援"を受けて3-0と快勝。主役の一人、アダイウトンはベンチからも外れ、ディエゴ・オリヴェイラが先発へ復帰。長友はJ1通算100試合出場の節目となった。
ボールを握ったサッカーを追求する両チームの戦いは、酒井のシュートなどで浦和が相手ゴールに迫ると、11分には右CKからアレクサンダー・ショルツにビッグチャンスが訪れる。だが、腰からヒザのあたりの高さへ流れたボールに合わせきることはできなかった。
カットインから大久保の右足やペナルティアーク内右から松尾が左足を振っていくなど、積極性の光る浦和だったが、いずれも枠を捉えず。もどかしさも募る埼スタだったが、31分のチャンスはきっちり仕留める。
ビハインドを負ったFC東京は40分、敵陣中央でFKを獲得すると、距離はある中で松木が直接狙う。だが、左足から放たれた外へ逃げる強烈な一撃は、左ポストに嫌われた。
浦和のリードで迎えた後半も先にネットを揺らしたのはホームチーム。右サイドを使って押し込んだ状況を作ると、ボックス手前で岩尾の横パスを受けた伊藤は、左斜め前へコースを取りながら左足を振り抜くと、対角へのシュートが右隅に吸い込まれた。
追い掛けるFC東京には追い打ちをかけるようにアクシデントが発生。裏へのボールへスプリントをかけたディエゴ・オリヴェイラが芝に足を取られて激しく転倒し、自力で立ち上がることができず、担架で運ばれる事態に。急遽山下が投入された。
ここまで大きなピンチのなかった浦和は、レアンドロのあわやのミドルもGK西川がファインセーブをしのぐと、70分に再び追加点を奪う。自陣左サイドスローインをハーフウェーライン手前で江坂が受け、逆サイドのスペースへ大きく展開。モーベルグがボックス右へカットインし、左足のヒールパスで追い付いた江坂へリターンを送り、右ポケットからのクロスをニアで大久保が蹴り込んで豪快にネットを揺らした。
大きなアドバンテージを得た浦和は、FC東京の反撃をGK西川中心にしのぎ切り、クリーンシートで3試合ぶりの白星を獲得。攻守がかみ合った理想的な結果となった。
対するFC東京は完勝後のゲームで手痛い完敗。ケガ人という不安も抱える中で、ディエゴ・オリヴェイラの状態が心配される。
浦和レッズ 3-0 FC東京
【浦和】
ダヴィド・モーベルグ(前31)
伊藤敦樹(後5)
大久保智明(後25)
前節は京都サンガF.C.を相手にインテンシティの高い試合を披露しながら、2-2のドローとなった浦和。引き分けを勝ちに持っていきたい今節は、明本、関根に代わって小泉、大畑が先発に名を連ねた。
FC東京は対照的に前節のホーム・北海道コンサドーレ札幌で、大きな"声援"を受けて3-0と快勝。主役の一人、アダイウトンはベンチからも外れ、ディエゴ・オリヴェイラが先発へ復帰。長友はJ1通算100試合出場の節目となった。
カットインから大久保の右足やペナルティアーク内右から松尾が左足を振っていくなど、積極性の光る浦和だったが、いずれも枠を捉えず。もどかしさも募る埼スタだったが、31分のチャンスはきっちり仕留める。
FC東京のGKからのビルドアップをはめ込んだ浦和は、高い位置でマイボールにした松尾がボックス左の最も深い位置まで侵入。右足での折り返しに逆サイドで完全にフリーとなっていたモーベルグが押し込み、先制点を奪った。
ビハインドを負ったFC東京は40分、敵陣中央でFKを獲得すると、距離はある中で松木が直接狙う。だが、左足から放たれた外へ逃げる強烈な一撃は、左ポストに嫌われた。
浦和のリードで迎えた後半も先にネットを揺らしたのはホームチーム。右サイドを使って押し込んだ状況を作ると、ボックス手前で岩尾の横パスを受けた伊藤は、左斜め前へコースを取りながら左足を振り抜くと、対角へのシュートが右隅に吸い込まれた。
追い掛けるFC東京には追い打ちをかけるようにアクシデントが発生。裏へのボールへスプリントをかけたディエゴ・オリヴェイラが芝に足を取られて激しく転倒し、自力で立ち上がることができず、担架で運ばれる事態に。急遽山下が投入された。
ここまで大きなピンチのなかった浦和は、レアンドロのあわやのミドルもGK西川がファインセーブをしのぐと、70分に再び追加点を奪う。自陣左サイドスローインをハーフウェーライン手前で江坂が受け、逆サイドのスペースへ大きく展開。モーベルグがボックス右へカットインし、左足のヒールパスで追い付いた江坂へリターンを送り、右ポケットからのクロスをニアで大久保が蹴り込んで豪快にネットを揺らした。
大きなアドバンテージを得た浦和は、FC東京の反撃をGK西川中心にしのぎ切り、クリーンシートで3試合ぶりの白星を獲得。攻守がかみ合った理想的な結果となった。
対するFC東京は完勝後のゲームで手痛い完敗。ケガ人という不安も抱える中で、ディエゴ・オリヴェイラの状態が心配される。
浦和レッズ 3-0 FC東京
【浦和】
ダヴィド・モーベルグ(前31)
伊藤敦樹(後5)
大久保智明(後25)
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2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名
Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue4
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