ユナイテッド移籍噂のデ・ヨングが恋人にプロポーズ! 自然溢れる場所でヒザをつく

2022.07.02 09:02 Sat
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今夏マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されるバルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング'(25)が、移籍以上に大きなことを成し遂げた。

デ・ヨングは自身のインスタグラムを更新。ガールフレンドであるミッキー・キーメニーさん(24)へのプロポーズを行ったことを報告した。

前述の通り、移籍の噂が今夏は絶えず、アヤックス時代の恩師であるエリク・テン・ハグ監督率いるユナイテッドへの移籍が濃厚とされている。

資金捻出のために売却したいバルセロナと、補強したいユナイテッドの思惑が一致している中、その話は進展を見せず、近づいたとされたながらも具体的な動きが見えてこない。

そんな中、デ・ヨングは人生においては移籍以上に大事なことを行った。

デ・ヨングは「残りの人生を一緒に過ごすのが待ちきれない。彼女はイエスと言った」と投稿。ヒザをついてプロポーズをする姿、そして夕日をバックに抱き合う写真を投稿。見事にプロポーズは成功したようだ。

デ・ヨングは学生時代に出会ったキーメニーさんと2014年に交際をスタート。アヤックス時代からアムステルダムで同棲し、2019年夏に加入したバルセロナでも一緒に暮らしている。

まずは人生の伴侶を決めたデ・ヨング。マンチェスターの街に夫婦としてやってくるのだろうか。



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大型補強で注目の新生バルサ、昨季苦戦ラージョに勝ち切れず…ホームでドロースタート《ラ・リーガ》

2022-23シーズンのラ・リーガ開幕節、バルセロナvsラージョ・バジェカーノが13日にカンプ・ノウで行われ、0-0のドローに終わった。 盤石のレアル・マドリーから覇権奪還を目指す昨季2位のバルセロナは、昨季のカンプ・ノウでの対戦で屈辱の敗戦を喫したラージョを相手に白星発進を目指した。 今夏、新スポンサー契約や今後のテレビ放映権の一部売却で7億ユーロ以上の資金調達を図り、レヴァンドフスキ、ハフィーニャ、クンデら数選手を獲得する大型補強を敢行したチャビ率いるチームは、プレシーズンでその新戦力が早速フィットし、好調を維持。また、ラ・リーガのサラリーキャップの問題で新戦力を含め主力数名を登録できずにいたが、辛くも開幕戦前日にクンデを除く選手の登録を完了させた。 そして、注目の開幕スタメンは守護神テア・シュテーゲンやアラウホ、ジョルディ・アルバ、ブスケッツ、ペドリら昨季の主力と共に、クリステンセン、ハフィーニャ、レヴァンドフスキの新戦力3選手がデビューを飾った。 近年稀に見る積極補強により、大きな期待感が漂うカンプ・ノウでスタートした今季の開幕戦。 UNAMプーマスを6-0で粉砕した直近のジョアン・ガンペール杯のような相手を圧倒する立ち上がりが期待されたが、昨季対戦での良いイメージを持つラージョの勇猛果敢な戦いもあり拮抗した状況が続く。 それでも、10分を過ぎた辺りから相手を押し込むことに成功すると、右サイドのハフィーニャが積極的に足を振っていく。ただ、ペドリとレヴァンドフスキの新ホットラインを含め中央での細かい崩しは封じられて、外回りの攻撃が続く。 決定機まであと一歩という場面が目立つ中、飲水タイムにはチャビ監督が細かな修正を施す。デンベレとハフィーニャのサイドを入れ替えるなど、異なるアプローチで相手の堅守攻略を図る中、ボックス内のデンベレのシュートやペドリのミドルシュートでチャンスを窺うが、先制点が遠い。 逆に、前半終了間際には相手が狙っている背後への速い攻めからピンチを迎える。トレホの浮き球パスに抜け出したアルバロ・ガルシアにボックス左に抜け出されてDFアラウホのスライディングもかわされるが、ここはうまく間合いを詰めたGKテア・シュテーゲンのビッグセーブにより事なきを得た。 やや不満を残す形で前半を終えたバルセロナだが、後半もメンバー交代や立ち位置の変更はなくスタート。勢いを持って入ったものの、前半同様にアタッキングサードでの手詰まりが目立つ。 後半序盤の先制点奪取を逃したホームチームは60分過ぎに3枚替えを敢行。クリステンセン、ハフィーニャ、ガビを下げてセルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、アンス・ファティを投入。この交代でアラウホがセンターバックにポジションを移した。 65分には投入直後のファティがデンベレからの横パスをボックス中央でダイレクトシュート。いきなりゴールへ迫ったが、ここは相手GKの好守に阻まれる。さらに、直後にもブスケッツのミドルシュートが枠を捉えたが、これもディミトリエフスキのファインセーブに遭う。 ラージョに疲労が出始めたこともあり、徐々に相手を崩しかける場面が増えてきた中、チャビ監督は73分にペドリを下げてケシエ、82分にはアルバを下げてオーバメヤンを投入。[3-3-3-1]の攻撃的な布陣で勝ち点3奪取へのこだわりを見せる。 しかし、レヴァンドフスキやオーバメヤンがボックス内でのビッグチャンスをモノにできず、0-0のスコアのまま試合は8分が加えられた後半アディショナルタイムに突入する。 そのアディショナルタイムでは見せ場はおろか、ブスケッツが2枚目のカードで退場となったほか、オフサイドで取り消しとなったもののサルビにゴールネットを揺らされて、あわや土壇場失点での敗戦というピンチも招いた。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、大型補強で注目を集める新生バルセロナの初陣は消化不良のゴールレスドローに終わった。 2022.08.14 06:12 Sun
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ニコが買取OPなしの1年ローンでバレンシアへ! バルサと26年まで契約延長の上で

バレンシアは13日、バルセロナからU-21スペイン代表MFニコ・ゴンサレス(20)の獲得を発表した。契約は2023年6月30日までのレンタルとなる。 また、バルセロナはニコを貸し出すにあたり、2024年6月30日までの契約を新たに2026年6月30日まで延長。契約解除金も10億ユーロ(約1369億2000万円)に設定し直され、買取オプションなしのレンタルだという。 ニコは11歳の頃にバルセロナの門を叩いて以降、アカデミーで順調な成長曲線を描き、昨季のラ・リーガ開幕戦でトップチームデビュー。プロ1年目からリーグ戦27試合に出場と上々のデビューシーズンを過ごした。 ところが、今季に向けてはコートジボワール代表MFフランク・ケシエが加わり、中盤のポジション争いが激化。選手本人は出場機会を優先しての移籍を望むとされ、バレンシア行きの報道が加熱している状況だった。 バレンシアは今季からジェンナーロ・ガットゥーゾ体制に。その新監督の願いが叶ってのバレンシア入りとされるニコはFWサム・カスティジェホ、FWウーゴ・ドゥロ、FWサムエウ・リーノに続く今夏の新戦力となる。 2022.08.13 18:57 Sat
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「第4の手」が奏功、バルサがレヴァンドフスキら6名の選手登録完了…残すはクンデのみ

資金調達のために子会社の株式を新たに売却し、1億ユーロ(約138億円)を手にしたバルセロナ。どうやら開幕戦に向けて選手登録が間に合ったようだ。 財政難に陥っていながら、今夏は大型補強を敢行したバルセロナ。FWロベルト・レヴァンドフスキ、FWハフィーニャ、DFジュール・クンデ、MFフランク・ケシエ、DFアンドレアス・クリステンセンと各国の代表選手を大量にチームに加えた。 さらに、チェルシーのスペイン代表DFマルコス・アロンソ、マンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバの獲得も目指すとされている。 しかし、財政難に加え、ラ・リーガのサラリーキャップに抵触しているバルセロナは、今夏獲得した5名に加え、再契約を結んだDFセルジ・ロベルト、FWウスマーヌ・デンベレの合計7名が選手登録できていない状況となっていた。 その状況を解決すべく、様々な手を尽くそうとしているバルセロナ。その中で、「第4の手」としてオーディオビジュアル部門を運営する子会社『Barça Studios』の株式24.5%を売却。合計で49.5%を売却し2億ユーロ(約276億円)を手にしていた。 その結果、ラ・リーガの公式HP上ではこれまで存在しなかった選手たちが、バルセロナの選手リストに登録されることとなった。 それは、レヴァンドフスキ、ハフィーニャ、ケシエ、クリステンセン、さらにセルジ・ロベルトとデンベレの6名。ただ、クンデのみが登録できていないという状況が残っている。 「第4の手」を打ったことで補強が水の泡とならずに済んだバルセロナ。残りのクンデを登録するには、既存選手のサラリーを削減するか、選手を放出する必要がある。 放出候補としては、オランダ代表FWメンフィス・デパイ、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング、デンマーク代表FWマルティン・ブラースヴァイトの3名が対象に。元がボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンにもチェルシーが強い関心を持っており、このリストに入る可能性はゼロではない。 新たに選手を加える気もあることを考えれば、1人の放出では済まない状況。まずは一安心というところだろうが、解決しなければいけない問題はまだまだあることは忘れてはいけない。 2022.08.13 15:55 Sat
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【ラ・リーガ開幕節プレビュー】王者レアル・マドリーは2部王者アルメリア戦! 久保はソシエダデビューなるか

2022-23シーズンのラ・リーガが8月12日(金)に開幕を迎える。昨シーズンは中盤戦以降に独走態勢に入ったレアル・マドリーが2シーズンぶり35度目の優勝を決めたが、今シーズンのラ・リーガの覇権争いを占う開幕節はいかなる結果となるか…。 2度目の就任となったアンチェロッティ監督の下で昨季のプリメーラ王者に輝いたレアル・マドリーは、連覇に向けた今季の初陣で昨季セグンダ王者のアルメリアと対戦する。 今夏の移籍市場ではMFチュアメニ、DFリュディガーの2選手の補強にとどまり、シーズン3冠を達成した昨季の継続路線を歩むエル・ブランコ。リーグ開幕に先駆けて10日に行われたUEFAスーパーカップではヨーロッパリーグ(EL)王者のフランクフルトを圧倒し、DFアラバとエースFWベンゼマのゴールによって2-0の快勝。シーズン6冠を目指す中で幸先よく今季最初のタイトルを獲得した。 そのフランクフルト戦では昨季チャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げたチームへのリスペクトもあり、リバプールとの決勝と全く同じスタメンを採用したが、中3日の日程で行われる開幕戦ではMFカマヴィンガやFWロドリゴ、前述の新戦力2選手がスタメンデビューを飾る可能性もある。 一方、8年ぶりのプリメーラ復帰となったアルメリアはプリメーラ王者をホームに迎える開幕戦で大番狂わせを狙う。レアル・マドリー相手に劣勢は必至と思われるが、粘り強く守備をしながら昨季セグンダで18ゴールを挙げたFWサディクらの一発に賭けたい。 盤石のレアル・マドリーから覇権奪還を目指す昨季2位のバルセロナは、昨季のカンプ・ノウでの対戦で屈辱の敗戦を喫したラージョ・バジェカーノを相手に白星発進を目指す。 今夏の移籍市場では新スポンサー契約や今後のテレビ放映権の一部売却で6億ユーロ以上の資金調達を図り、FWレヴァンドフスキ、FWハフィーニャ、DFクンデら数選手を獲得する大型補強を敢行。プレシーズンではその新戦力が早速フィットし、好調を維持している。ただ、ラ・リーガのサラリーキャップの問題で新戦力を含め主力数名を登録できず。クラブ首脳は最終的な登録を楽観視しているものの、13日のラージョ戦で新戦力がプレーできるかは不透明な状況だ。 一昨シーズンの王者で昨季は3位に甘んじたアトレティコ・マドリーは、ヘタフェとのマドリード自治州ダービーで巻き返しを図るシーズンをスタートする。シメオネ体制11年目のコルチョネロスは、DFモリーナやMFヴィツェルらを補強したものの、基本的には昨季の戦いがベースとなる。プレシーズンはマンチェスター・ユナイテッド、ユベントスを破るなどまずまずの仕上がりを見せており、昨季対戦で苦戦を強いられたキケ・フローレス率いる曲者相手にきっちり勝ち切りたいところだ。 また、現時点で今季のラ・リーガで唯一プレーするMF久保建英は、レアル・マドリーから完全移籍したレアル・ソシエダでのデビュー戦に臨む。プレシーズンは右ウイングを主戦場にまずまずのパフォーマンスでアピールを見せており、今回のカディス戦ではスタメンでのデビューも期待されるが、チームが昨季後半戦で採用していた[4-3-1-2]で臨むとの現地報道もあり、その場合はベンチからのスタートとなるかもしれない。 フライデーナイトの開幕カードとなったオサスナ戦に臨む昨季4位のセビージャは、難敵相手に白星発進を目指す。今夏にDFジエゴ・カルロス、クンデの主力センターバック2人が移籍した中、ガラタサライからDFマルコンを獲得したが、この開幕戦ではDFレキク、DFグデリがセンターバックでコンビを組む見込みだ。また、新加入組ではMFイスコ、マルコンが招集外となっているが、DFアレックス・テレスがメンバー入りを果たしている。 その他ではガットゥーゾのバレンシア、ディエゴ・マルティネスのエスパニョール、バルベルデのアスレティック・ビルバオという新指揮官の初陣、バジャドリーとジローナの昇格組の戦いにも注目したい。 《ラ・リーガ開幕節》 ▽8/12(金) 《28:00》 オサスナ vs セビージャ ▽8/13(土) 《24:00》 セルタ vs エスパニョール 《26:00》 バジャドリー vs ビジャレアル 《28:00》 バルセロナ vs ラージョ ▽8/14(日) 《24:30》 カディス vs レアル・ソシエダ 《26:30》 バレンシア vs ジローナ 《29:00》 アルメリア vs レアル・マドリー ▽8/15(月) 《24:30》 アスレティック・ビルバオ vs マジョルカ 《26:30》 ヘタフェ vs アトレティコ・マドリー 《28:30》 ベティス vs エルチェ 2022.08.12 21:00 Fri
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【ラ・リーガ シーズンプレビュー】盤石王者マドリーに積極補強バルサが挑む! 久保建英は新天地で勝負の1年目

2022-23シーズンのラ・リーガが8月12日(金)に開幕を迎える。昨シーズンはバルセロナ、アトレティコ・マドリーの大きな躓きもあり、シーズンを通して安定感際立ったレアル・マドリーが2シーズンぶり35度目の優勝を果たした。だが、今シーズンはその王者と、物議醸す大型補強を敢行したバルセロナとの壮絶な一騎打ちが期待されるところだ。 ◆的確補強で大本命もエースのバックアップ不在が唯一の懸念~レアル・マドリー~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220812_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ディフェンディングチャンピオンにして、昨季のチャンピオンズリーグ(CL)王者でもあるレアル・マドリーが今季もタイトルレースの大本命だ。 昨季はDFセルヒオ・ラモス、DFヴァランら長らくディフェンスラインを支えた重鎮の退団によって、守備面に不安を抱えて臨んだシーズンだったが、新加入DFアラバの圧倒的な存在感、DFミリトンの急成長、守護神クルトワのハイパフォーマンスによって、その課題をクリア。さらに、黄金の中盤による圧倒的な構成力、FWヴィニシウスのゴールスコアラーとしての覚醒により、破壊力を増した攻撃陣と、対戦相手に全く隙を与えない安定した戦いぶりで、余裕を残して優勝を決めた。 アンチェロッティ体制2年目で臨む今季に向けては前カピタンのマルセロやMFイスコ、FWベイル、FWヨビッチら控えメンバーが退団し、次代のフットボール界を担う逸材MFチュアメニ、チェルシーでワールドクラスに成長したDFリュディガーの2選手を補強。ディフェンスラインと中盤にクオリティと厚みを加えた。これにより、中盤ではMFバルベルデ、加入2年目のMFカマヴィンガを含めた質の高いターンオーバー、ディフェンスラインではDFアラバの左サイドバック起用が可能となった。 開幕前に行われたフランクフルトとのUEFAスーパーカップに完勝し、すでに今季初タイトルを獲得したエル・ブランコは、シーズン6冠達成に向けて最高の滑り出しを見せた。だが、史上初となるワールドカップ開催に伴うシーズン途中の中断と共に、エースFWベンゼマのバックアップ不在が唯一の懸念材料だ。 今夏の移籍市場では一時は獲得確実と見られたFWムバッペに加え、以前からターゲットにしていたFWハーランドという次代のバロンドール候補の獲得に失敗。また、ペレス会長、アンチェロッティ監督共に補強終了を明言しており、ベイル、ヨビッチが退団したセンターフォワードの選手層はより薄くなっている。イタリア人指揮官はFWアザールのファルソ・ヌエベ(偽9番)起用やFWロドリゴ、FWマリアーノを不在時に起用する意向だが、仮に昨季のピチーチ受賞FWが長期離脱を強いられれば、一転して厳しい戦いを強いられる。 とはいえ、ディフェンスラインの安定、世界屈指の中盤の存在、ヴィニシウス、ロドリゴの伸びしろを考えれば、大崩れする可能性は限りなく低い。慌てず騒がず、的確に采配を振るう百戦錬磨の指揮官の手腕を含め、今季もリーグタイトル争いを牽引するはずだ。 ◆未来を担保に超大型補強で覇権奪還期す~バルセロナ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220812_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季の屈辱のシーズン無冠からの巻き返しを図り、今夏に物議を醸す大型補強を敢行したバルセロナがレアル・マドリーの対抗だ。 前経営陣による放漫経営のツケを払い、昨夏にFWメッシが電撃退団するなど大混乱に見舞われたバルセロナ。ロナルド・クーマン前監督の下では乏しい戦力、指揮官の求心力低下で不安定な戦いに終始した結果、昨年11月にチャビ監督を新指揮官に招へい。レジェンドによる戦術面の原点回帰、今冬の大型補強により息を吹き返したチームは、ヨーロッパリーグ(EL)での屈辱的な敗退はあったものの、ライバルの取りこぼしが目立つ中で順調に勝ち点を積み重ねて最低限のノルマだった2位フィニッシュに成功した。 2018–19シーズンの優勝から3シーズン遠ざかるラ・リーガ制覇に向け、捲土重来を期すブラウグラナは、引き続き深刻な財政難に喘ぐ中で今後のテレビ放映権の25%、クラブ子会社の一部株式売却などで6億ユーロ以上の資金を調達。これにより、FWレヴァンドフスキ、FWハフィーニャ、DFクンデを高額な移籍金で、DFクリステンセン、MFケシエをフリートランスファーで獲得。さらに、DFマルコス・アロンソやMFベルナルド・シウバの獲得に動いているとの報道もある。 プレシーズンではレヴァンドフスキやハフィーニャがMFペドリ、FWデンベレらと好連携を見せるなど、攻撃陣を中心に好調を維持。DFアラウホやFWアンス・ファティ、MFガビら自慢の若手も更なる成長の兆しを見せており、ピッチ内においては躍進に向けてポジティブな材料の宝庫だ。 その一方で、DFユムティティやFWブラースヴァイトら余剰人員の整理の遅れ、ラ・リーガのサラリーキャップに対するクラブサイドの見積もりの甘さにより、開幕直前にも関わらず、新戦力や契約更新を行ったMFセルジ・ロベルト、デンベレが登録できずにいる点は大きな懸念だ。ラポルタ会長を含むクラブ首脳陣はギリギリでの登録を楽観視するが、子会社の株式の追加売却やMFフレンキー・デ・ヨング、FWデパイ、FWオーバメヤンの売却、昨季に続く一部主力の減俸受け入れが必要となるかもしれない。 ただ、前述の問題がすべてクリアされたあかつきには、チャビ体制2年目のバルセロナは、リーグ戦ではレアル・マドリーの有力な対抗馬、2014–15シーズン以来タイトルから遠ざかるCLでは優勝候補の一角となる魅力的なチームとなるはずだ。 ◆11年目迎えるシメオネ体制は正念場迎える~アトレティコ・マドリー~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220812_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 一昨シーズンの王者は連覇を期待された昨季の低迷により、正念場のシーズンを戦う。 2020-21シーズンは見事な勝負強さを発揮し、7シーズンぶりのプリメーラ制覇を成し遂げたアトレティコ。昨季は連覇に向けて積極的な補強を敢行して下馬評では本命に挙げられながらも、シメオネ体制ワーストの43失点を喫するなど、チームの根幹である堅守が崩壊。FWグリーズマンやFWクーニャの補強で充実を図った攻撃も、前シーズンの数字を下回り、戦術的なアップデートのなさも含めてサイクル終焉を感じざるを得ない厳しいシーズンを最終的に3位で終えることになった。 それでも、チョロ体制の継続を決断したコルチョネロスは今夏の移籍市場でFWルイス・スアレス、MFエクトル・エレーラのベテラン2選手らが契約満了によりチームを離れた一方、MFヴィツェル、DFモリーナの2選手を獲得。また、今後の去就は不透明も、FWモラタとMFサウールの実力者2人もレンタルバックという形でチームに復帰している。 DFトリッピアーの退団以降は泣き所となっていた右サイドの問題を解決するモリーナの加入は非常に大きいが、昨季から大きなメンバーの入れ替えはない。個人としてはグリーズマン、FWフェリックス、MFマルコス・ジョレンテらの奮起に期待しつつ、シメオネ監督を中心とする戦術面のアップデートが覇権奪還のカギを握るはずだ。 ◆戦力的な上積み乏しく3強との差広がる~オトラ・リーガ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220812_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前述の3強を除くオトラ・リーガは、いずれのクラブも財政面で少なからず問題を抱えており、開幕直前の現時点では3強との間で戦力差が広がっている印象だ。 そのため、セビージャ、ベティスのアンダルシア勢、ビジャレアル、レアル・ソシエダと昨季のヨーロッパコンペティション争いを演じた4チームが3強に挑む構図となりそうだ。 昨季4位のセビージャはリーグ最高の堅守を武器に、優勝したレアル・マドリーと同じリーグ最少の敗戦数(4敗)と安定したパフォーマンスを披露。しかし、後半戦に深刻な得点力不足に陥り、リーグ最多の16分けと勝ち切れない試合が続いた。これにより、アトレティコ同様にロペテギ体制終焉も噂されたが、最終的に続投が決定した。 ただ、今季に向けては堅守構築の立役者だったDFクンデとDFジエゴ・カルロスの主力センターバックコンビがいずれも移籍。代わってチームはガラタサライで評価を高めたDFマルコンを獲得し、手薄な左サイドバックにDFアレックス・テレス、前線のテコ入れとしてMFイスコを補強している。今後も引き続きセンターバックやストライカー、中盤の補強に動く構えだが、現時点での戦力値は昨季からマイナスと言わざるを得ない。ロペテギ監督としてはディフェンスライン、MFフェルナンドに依存するアンカー、イスコを中心とする攻撃と各ポジションでの再整備が求められる。 昨季のリーグ戦を5位で終え、コパ・デル・レイを制したベティスは、ペジェグリーニ3年目で継続路線を歩む。今夏の移籍市場ではDFベジェリン、FWテージョの主力クラスの2選手が退団し、代わってラツィオを退団したDFルイス・フェリペ、フルミネンセから若手逸材FWルイス・エンヒキを補強。ベジェリンの再獲得や中盤、ワイドのポジションでの更なる補強も見込まれるが、MFカナーレス、FWフェキル、FWフアンミ、MFギド・ロドリゲスら昨季の主力選手のパフォーマンスがカギを握る。 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一方、わずか1年でボルダラス前監督と袂を分かったバレンシアは元イタリア代表MFでミラン、ナポリの指揮官を歴任した闘将を招へい。財政問題を抱えるクラブはエースFWゴンサロ・ゲデスらを売却し、代わりとなる新戦力を確保できていない状況だが、MFカスティジェホ、FWサムエウ・リーノに加え、市場閉幕までにレンタルなどを活用しながら指揮官をバックアップする構えだ。 昨季11位のセルタはブライス・メンデスやFWノリートら数選手がチームを離れたものの、GKマルチェシン、DFウナイ・ヌニェス、DFミンゲサ、MFオスカル・ロドリゲス、FWパシエンシア、FWカルレス・ペレスら各ポジションに好タレントを補強しており、昨季サラ賞を獲得したFWアスパスも健在なこともあり、上位進出が期待される。 グラナダ、レバンテ、アラベスに代わってプリメーラ昇格となったアルメリア、バジャドリー、ジローナの3チームは、ひとまず残留が目標となる。 セグンダ王者のアルメリアでは主砲サディク・ウマルら昇格に貢献した主力に加え、今夏加入したブラジル代表の次代を担う逸材センターバックのカイキに注目。1年でのプリメーラ復帰となったバジャドリーはここまで目立った補強はなく、FWヴァイスマン、FWセルヒオ・レオンら現有戦力の躍動に期待。昇格プレーオフを制したジローナは昨季セグンダ得点王のFWストゥアーニが健在で、『シティ・フットボール・グループ』が保有する若手タレントの活躍も期待される。 ◆久保建英がラ・レアルに完全移籍~日本人選手~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220812_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今シーズンのラ・リーガは昨季に続きMF久保建英が唯一の日本人選手となる。ただ、レンタル先のマジョルカから保有元のレアル・マドリーに一旦復帰した久保は、レアル・ソシエダへの完全移籍という大きな決断を下し、キャリアにおいて重要なシーズンに臨む。 ソシエダはこれまで在籍したマジョルカやビジャレアル、ヘタフェに比べてボールポゼッションを重視するプレースタイル、チームメイトのレベルを含めて最もプレーしやすい環境と言える。 チームを率いるアルグアシル監督は[4-4-2]や[4-2-3-1]、[4-3-1-2]、[4-3-3]と複数のシステムを使い分けており、久保に関しては右サイドやトップ下、インテリオールでの起用が見込まれる。 右サイドではチョやブライス・メンデスの新加入組、トップ下ではMFダビド・シルバ、MFロベルト・ナバーロらがポジション争いのライバルとなる。 プレシーズンは上々のアピールを見せたが、ポジション奪取に向けては昨季マジョルカで27試合1ゴール1アシストにとどまった数字面の改善が必須だ。 2022.08.12 20:00 Fri
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