バイエルン退団のトリソ、古巣リヨンへ5年ぶりの復帰が決定的に

2022.06.30 23:20 Thu
Getty Images
バイエルンの退団が決定したフランス代表MFコランタン・トリソ(27)のリヨン移籍が決定的となったようだ。フランス『レキップ』が報じている。
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リヨンの下部組織出身のトリソは、2014年にトップチームに昇格すると、3年半プレーした後に、およそ4000万ユーロの移籍金でバイエルンへ完全移籍。バイエルンでは1年目に公式戦40試合10ゴール7アシストをマークしたが、翌シーズンに前十字じん帯断裂と半月板損傷の大ケガを負うと、以降もケガの連続で、満足にシーズンをフルで戦えたのは1年目のみだった。
今季もふくらはぎの問題などで1カ月程度の離脱を3回繰り返しており、出場は22試合で先発はそのうち12試合のみ。先月30日に5年間の契約満了をもって退団が発表されていた。

6月30日をもってバイエルンとの契約が終了するトリソには、以前から古巣のリヨンが獲得に動いていたが、今年11月に迫るカタール・ワールドカップでのフランス代表復帰を目指している同選手は、チャンピオンズリーグ(CL)に出場可能なクラブへの移籍を希望していた。
それでも、リヨンの粘り強い交渉が実を結び、トリソは古巣への復帰を決断。『レキップ』によれば、トリソは6月30日の午前中にメディカルチェックを受け、翌日にも5年契約にサイン。その後、リヨン首脳陣により会見が行われるとのことだ。

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