スパーズ、ラングレ移籍でバルサと合意か 買取OP付きのレンタル

2022.06.30 13:35 Thu
Getty Images
フランス代表DFクレマン・ラングレ(27)の移籍に関して、バルセロナトッテナムが合意に至ったようだ。イギリス『90min』が報じている。

今夏の移籍市場で積極的な動きを見せるトッテナム。ここまでクロアチア代表MFイバン・ペリシッチとイングランド代表GKフレイザー・フォースターをフリートランスファーで、マリ代表MFイヴ・ビスマをおよそ3000万ポンド(約49億7000万円)の移籍金で獲得している。

各ポジションに満遍なく戦力を加えているが、現在注力しているのはセンターバックの補強だ。元々、ビジャレアルのスペイン代表DFパウ・トーレスや、ライプツィヒのクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオル、アントニオ・コンテ監督の古巣であるインテルのイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニらもターゲットとしていたが、交渉が難航し、ラングレにシフト。ここ数週間で話し合いが行われていた。
そして、『90min』によると、両クラブは買い取りオプションが付いた1年のレンタルで合意。バルセロナで放出候補となっていたフランス代表DFには、マルセイユやローマも獲得に乗り出していたようだ。

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バルサ泥沼…デ・ヨングとの契約に犯罪疑惑? 選手に警告し再契約の申し出も、現契約はラ・リーガが承認済みのとの報道

今夏の去就が長らく騒がしくなっているバルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング(25)だが、バルセロナとの契約が法に触れる可能性があるという。イギリス『The Athletic』が伝えた。 2019年7月にアヤックスからバルセロナへと完全移籍で加入したデ・ヨング。今夏の移籍市場では、アヤックス時代の恩師であるエリク・テン・ハグ監督が就任したマンチェスター・ユナイテッドが獲得に乗り出しているとされたが交渉が進まず。その間にチェルシーが獲得に興味を持ち、本人はチェルシー行きを望むという報道も出ていた。 一方で、バルセロナはデ・ヨングを売却する意思がないことを表明。デ・ヨングもバルセロナに残りたいという意思を示しているとも言われている。 ただ、バルセロナにとっては問題が。慢性的な財政問題を抱え、ラ・リーガのサラリーキャップにも抵触しているために、今夏大量に補強した選手を登録できていないという状況に陥っている。 そんな中、デ・ヨングとバルセロナの間の契約に問題があるという報告がなされている。 『The Athletic』によれば、バルセロナはデ・ヨングとの既存契約を破棄し、以前の契約に戻したいという考えを持っているとのこと。以前のクラブの取締役会によって締結された契約には、犯罪行為が含まれている可能性があり、法的措置を取る根拠になるとのことだ。 報道によれば、バルセロナは今年7月15日にデ・ヨングに書面を送り、2020年10月20日に更新した契約に関して、犯罪の証拠が見つかったと伝えたようだ。 デ・ヨングが結んだ契約は、2026年までの2年間の契約延長というもの。その中で、2020-21、2021-22シーズンの年俸が減額され、残りの4シーズンで1800万ユーロ(約24億7500万円)が支払われるというものだった。 これは、コロナ禍で財政が苦しくなったバルセロナが取った措置であり、ジェラール・ピケ、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、クレマン・ラングレの3名とともに公式に発表された。当時の会長であるジョゼップ・マリア・バルトメウ氏と、当時の取締役全員が退任する前の最後の契約であった。 しかし、減額した分の給与を上乗せしたものを支払う能力が今のバルセロナにはないこと。一方で、他クラブに売却するという意思もなく、当初の契約に戻したいという主張をしているとのこと。ただ、これはデ・ヨング側が受け入れず、合意に達せていない。 現在の取締役会は当時どのような経緯で契約が結ばれたのか、そしてその責任がどこにあるのかを明らかにするため、刑事手続きをする立場にあるということをデ・ヨングに書面で伝えたようだ。 その上で契約を一度破棄し、2019年1月にアヤックスから移籍することで合意した条件で、改めて契約を結びたいという考えがバルセロナにはあるようだ。 ただ、当時結ばれた契約に関しては、法的に問題はなく、ラ・リーガの承認を得て合意されたものとされている。それでも、バルセロナの現取締役会は、前任者の犯罪疑惑を指摘し、デ・ヨングや代理人も巻き込まれる可能性があると警告しているとのことだ。 様々な手を尽くして資金調達を行おうとしているバルセロナ。犯罪行為が含まれていれば問題ではあるが、難癖をつけて契約面で優位に立とうという魂胆であれば、それこそ問題行動。果たしてどのような決着を迎えるのか。まだまだデ・ヨングとバルセロナの問題は長引きそうだ。 2022.08.08 22:53 Mon
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スパーズが逸材ファン・デ・フェン獲得に動く! 左利きの快足CB

トッテナムが、ヴォルフスブルクのU-21オランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェン(22)の獲得に動いているようだ。 トッテナムは今夏の移籍市場で左利きのセンターバックの獲得を優先事項のひとつに。バルセロナにローンバックしたフランス代表DFクレマン・ラングレの動向を注視しつつ、その他のターゲットをリストアップ。 一部ではマンチェスター・シティのスペイン代表DFアイメリク・ラポルテにオファーを拒否されたとの報道もあり、現在はウォルバーハンプトンのイングランド人DFマクシミリアン・キルマンの名前が具体的な候補として挙がっている。 そのリストに新たに加わったのが、過去にリバプールからの関心も伝えられたオランダの新鋭だ。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、トッテナムはファン・デ・フェンをレバークーゼンのブルキナファソ代表DFエドモン・タプソバと共にトップターゲットの一人とみなしており、すでに代理人サイドと交渉をスタートさせているという。 ファン・デ・フェンは、2021年8月にフォレンダムからヴォルフスブルクへ加入。今シーズンはブンデスリーガ33試合に出場し、1ゴール2アシストの数字を残した。 193cmの体躯を誇るが、最大の魅力はブンデスリーガで時速35.87kmを記録した驚異的なスピード。本職はセンターバックながらも、そのスピードと足元の技術を生かしてサイドバックも遜色なくこなす。 プレミアリーグでプレーするには課題の空中戦やデュエルの部分でさらなる成長が求められるところだが、積極果敢な持ち運びや安定したパス能力はアンジェ・ポステコグルー監督が求めるプロフィールと合致する。 2023.06.25 13:35 Sun
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アストン・ビラがバルセロナからラングレをレンタル獲得! 昨季はトッテナムで35試合出場

アストン・ビラは1日、バルセロナから元フランス代表DFクレマン・ラングレ(28)を1年間のレンタル移籍で獲得したと発表した。 バルセロナの余剰戦力と化していたラングレ。2018年夏にセビージャから加入して1、2年はセンターバックの主力として活躍も、ケガもあって序列を下げ、昨シーズンは買い取りオプションなしのレンタル移籍でトッテナムに在籍していた。 トッテナムでは公式戦35試合に出場と自身初のプレミアリーグで主力としてプレー。今夏バルセロナへと帰還することになったが、ラ・リーガ開幕から3試合でいずれもメンバー外となっており、古巣セビージャへの復帰も噂されていた。 アストン・ビラは最終ラインの要であるイングランド代表DFタイロン・ミングスが開幕直後にヒザの大ケガを負い、長期離脱は避けられず。イギリス『スカイ・スポーツ』によると、スペイン代表DFパウ・トーレスを獲得しているなかでも、左利きセンターバックをスカッドに複数揃えるべくラングレも確保した格好だという。 なお、アストン・ビラによると、ラングレがプレー可能となるのはイギリスの就労ビザが発行されてからになるとのことだ。 2023.09.01 20:33 Fri
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アトレティコのベテランDFは今季限りで退団へ…延長オファー掲示はなし

ベルギー代表DFアクセル・ヴィツェル(35)は今シーズン限りでアトレティコ・マドリーを離れることになるようだ。スペイン『レレボ』が報じている。 2022年夏にドルトムントからコルチョネロス入りしたヴィツェル。加入当初は守備的MFでプレーしたが、以降はセンターバックを主戦場に。昨シーズンは公式戦51試合出場とフル稼働を見せ、1年の契約延長を勝ち取った。 今シーズンもここまで公式戦13試合と出場機会を得ているが、2025-26シーズンへディフェンスラインの世代交代を図るクラブは35歳DFに対して延長オファーを掲示する意思はないという。そのため、契約満了に伴い来夏クラブを離れることはほぼ確実な模様だ。 また、アトレティコではバルセロナからレンタル加入中の元フランス代表DFクレマン・ラングレ(29)、元スペイン代表DFセサル・アスピリクエタ(35)の2選手に関しても今季終了後の退団が既定路線になっているという。 2024.11.18 06:00 Mon

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まさにアンフィールド劇場! リバプールがジョタ劇的弾で3点差追いつかれての痛恨ドローゲームを劇的4連勝に変える! スパーズは新体制初黒星《プレミアリーグ》

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