クローゼがオーストリアのアルタッハで監督初挑戦
2022.06.18 06:30 Sat
オーストリアのアルタッハは17日、元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼ氏(44)を新指揮官に任命したことを発表した。
アルタッハは2021-22シーズン、レギュラーシーズンでは12チーム中、最下位に沈んだが、6チームによる降格プレーオフでは3位となり残留を決めていた。
PR
現役時代、ドイツ代表やバイエルン、ブレーメンなどでストライカーとして活躍したクローゼ氏。2016年に現役引退した後は古巣バイエルンの下部組織で監督を務め、2020-21シーズンはハンジ・フリック監督の下、アシスタントコーチを務めていた。今回がトップチームでの監督初挑戦となるクローゼ氏は「ここアルタッハでの新たな仕事を本当に楽しみにしている。正しい挑戦だと感じるし、それに相応しい場所だと思う。前向きな気分だよ」とコメント。PR
ミロスラフ・クローゼの関連記事
|
ミロスラフ・クローゼの人気記事ランキング
1
「クオリティは落ちてないが疑問も」クローゼ氏がドイツ代表に喝、ムシアラ&ヴィルツは絶賛「2人はすぐ…」
ドイツ代表の栄光を支えたミロスラフ・クローゼ氏。低迷期に突入する現チームに喝を入れた。 ワールドカップ(W杯)の歴代最多得点者(16得点)クローゼ氏。36歳にして臨んだ自身最後の2014年ブラジル大会でドイツ代表を世界王者に導いたが、同氏が去った後のドイツはW杯2大会連続でグループステージ敗退の憂き目に遭っている。 ドイツ代表の低迷にはクローゼ氏の後継となるストライカーが長らく育っていないことも挙げられるが、ドイツ『キッカー』のインタビューに応じた偉大な点取り屋は、ユリアン・ナーゲルスマン監督率いる現チームに喝を入れている。 「(ドイツ代表の)選手たちには、これまでほとんどのビッグトーナメントで好成績を収めてきたドイツを再現してほしいと願っているよ。来夏のユーロ2024に向け、まだ多くの仕事が残っているはずだ。本大会のラウンド16や準々決勝から努力を始めるようではいけない」 「ドイツチームはファンのために何か埋め合わせをする必要がある。以前と比べてクオリティが落ちたなんて私は思わない…ただ、各選手がピッチでチームメイトのためにどれだけ献身性を発揮しているか…どのくらいエゴを抑えているか…疑問もある」 一方で、今後10年のドイツ代表を背負うであろう2人の20歳、MFジャマル・ムシアラ(バイエルン)、MFフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン)を称賛。ムシアラについては自身がバイエルンU-17を率いていた時代から期待をかけていたようだ。 「素晴らしい成長曲線を描いているようだね。彼はあらゆることを柔軟に受け入れ、それを実行する意志も持っている。本当に勤勉な青年だよ。右足でも左足でもトップスピードでボールを正確に扱う。プレーを見るのが楽しいよ」 ヴィルツについても「なんとかバイエルンに連れてきたかったんだがね(笑) 私がバイエルンのU-17にいたとき、彼1人の力で我々は破壊されてしまったことがある…ヴィルツとムシアラの2人はすぐに大舞台に立つだろうとあの頃から感じていたよ」と、自身の手痛い経験から賛辞を送った。 2023.11.20 16:45 Mon2