「怒りのモチベーション」リバプールで不遇のシーズンを送った南野拓実、W杯までの成長を考え「いろいろ決断できれば」

2022.06.13 12:55 Mon
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©︎CWS Brains, LTD.
日本代表MF南野拓実(リバプール/イングランド)が、世界のトップと戦って見えた課題、そして悔しいシーズンについて振り返った。

現在日本代表はインターナショナル・マッチデー(IMD)でキリンチャレンジカップ2022、キリンカップサッカー2022を戦っている。

ここまでキリンチャレンジカップのパラグアイ代表戦、ブラジル代表戦、キリンカップサッカーのガーナ代表戦と3試合を終えて、ブラジルには0-1で敗れたものの、パラグアイとガーナには4-1で勝利を収めている。
今月は14日のチュニジア代表戦が最後、あとは7月にEAFF E-1サッカー選手権を国内組で戦い、9月に2試合が残されているのみ。カタール・ワールドカップ(W杯)の前の準備機会は減ってきている。

南野は改めてブラジル代表戦について振り返り「攻撃できる回数が少なかったのはチームとしての課題でもあり、その中で攻撃にどう良い形で持っていくかというのがあります」と語り、「個人の能力なのか、チームとしてなのか、改善すべきところがあります。個人的には課題をすごく感じた試合でした」と攻撃面で多くの課題が見つかったとした。

それを受けてガーナ戦は4ゴールを記録。「ガーナ戦は全く違う試合展開でしたが、W杯ではブラジルレベルのスペインとドイツ、タイプは違うかもしれないですがああいう試合展開になると思います」とW杯ではブラジル戦のような試合が増えるだろうと見解を述べた。

その中で攻撃を改善するには「前の選手がボールを持った時に簡単に失わない、個人でキープする部分も必要で、ゴール前のクオリティ、ラストパスの前の相手に寄せも非常に早かったので、チームとしてしっかり繋げるようにポジションを相手より先に予測してプレーするとか、あの基準でプレーするレベルを上げる必要があると思います」と、高い基準でのプレーを続けることがチームとして大事だとした。

ここ最近のパターンとしては左サイドは南野と三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー)が交代でプレーすることが多い。

「薫のドリブル、攻撃はチームの1つの大きな武器だと思うので、誰が出てもレベルが高い選手ばかりだと思います」と語り、「自分が自分の仕事をすることだけを考えています」と特徴を出すために仕事をするとした。

その中での違いについては「ブラジル戦でも1トップの選手と、僕は中でプレーするのが特徴なのでそこを活かして距離感、ターンして前を向いてプレーできれば良かったと思っています」とし、自身の特徴をもっと出せればと語った。

今シーズンはリバプールで1年間を過ごしたが、出場機会にはあまり恵まれず。カップ戦を含め、出場した試合では結果を残したが、消化不良のシーズンとなった。

その中で自身のコンディションを維持する方法としては「チームのトレーニング以外に、個人的なトレーニングを積んでいました」とコメント。「試合に出ていない分、試合の強度でいざ入ったときに体が追いついていないというのが嫌だったので、チームの練習が終わった後にプラスアルファでトレーニングしていました」と、チームとは別に磨いていたという。

また「メンタルの部分は試合に出たら何か残してやるというのは常に思っていましたし、選手としては出場機会が少ないことは悔しいので、悔しさをモチベーションというか、怒りのモチベーションというか、常にそういう気持ちでした」とコメント。「そういう気持ちと向き合いながら練習と試合をしていました」と、しっかりと向き合いながらも悔しさが先行していたようだ。

その南野は移籍の噂も多く浮上。今夏にリバプールを退団するというのが大方の見方となっている。

W杯までの残りの期間については「個人的には何もまだ決まっていないので言えないですが、試合にしっかり出場して、最高のコンディションでW杯を迎えたいと思っている」とコメント。さらに、「かつレベルアップしなければいけないということはブラジル戦で感じたので、そういう部分を踏まえて、いろいろ決断できればと思います」と語り、自身の身の振り方もW杯を見据えてしっかりと選びたいとした。

その意味では一定の結果を残したとはいえ、全くもって満足できないシーズンと振り返った南野。更なる高みを目指したいという。

「選手としてここまで試合に出るのが難しい時間が続くのはなかったので、コンディションを整えたり、悔しさをどう繋げていくかは難しかったですが選手として成長したシーズンだったと思います」

「全てのタイトルの可能性を残してシーズンを最後まで戦えていたのは、悔しかったですがサッカー選手として充実していました」

「重要な試合に出て、結果を残すことに意味があるので、自分が出て結果を残したとは言われますが、別に大したことをしているとは思っていなく、当たり前のことをやっていただけです」

「自分としては手応えよりも悔しさしかなかったです。もっと重要な試合に出て結果を残せる選手になれるように頑張りたいと思います」

「僕が出る試合は誰も興味のない試合が多かったので、結果を残しても反響があるわけではないです」

「外部のことは全く考えず、自分の価値を証明するために奮い立たせていただけです」

自信を向き合い続けてきた南野。まずはチュニジア戦で結果を残すこと、そしてW杯までの残り期間でしっかりと過ごせることを願いたい。

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