板倉滉のシャルケ退団が決定…相思相愛も財政事情で買取OP行使断念
2022.06.01 00:53 Wed
シャルケは5月31日、日本代表DF板倉滉(25)の今シーズン限りでの退団を認めた。
残留を希望しながらも1年での退団が決定した板倉は、クラブの今回の決断を尊重すると共に、改めてクラブに対する愛情を示した。
「僕は本当にシャルケでプレーし続けたかったので、ここにいるすべての人々を恋しく思うでしょう。ただ、この決定の背後にある状況を理解しています」
一方、シャルケのスポーツディレクターを務めるルーベン・シュレーダー氏は、板倉の買い取りオプション行使断念の理由について以下のように説明している。
「コウは素晴らしい人間であり、どんなドレッシングルームにも素晴らしい仲間だ。彼は昇格を勝ち取り、2.ブンデスリーガのトップを獲得するための我々の旅における重要人物の一人だった」
「コウが今シーズンのピッチで傑出したプレーヤーの一人だったという事実に疑いの余地はない。彼をブンデスリーガのチームに入れることを望んでいたが、経済的な理由からそれは不可能だった」
「現時点で、多くのチーム計画の決定を行う必要があるため、購入オプションを行使することができなかった。財政支出が多すぎて、慎重に計画された予算を超えてしまう可能性がある。クラブは、利用可能なお金だけを使うという戦略を継続したいと考えている」
また、クラブ幹部のピーター・クネーベル氏は、シュレーダー氏と同様に板倉を称賛すると共に今後の更なる活躍を心から願う。
「コウの温かい性格が彼を際立たせていた。彼はシャルケ在籍中に日本でワールドカップ出場を決定し、我々のクラブと我々の価値観の素晴らしい代表者となった。我々は彼が将来のために最善を尽くすことを願っている。同時にいつでもここで歓迎される。クラブ全体で、板倉の今後の活躍を祈っている」
なお、板倉の新天地に関してはヨーロッパリーグ覇者のフランクフルトや、スコットランド王者のセルティックに加え、来季からプレミアリーグに復帰するフルアムとボーンマスなど、複数クラブが候補に挙がっている。
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今季、マンチェスター・シティからのローンプレーヤーとしてシャルケに加入した板倉は、センターバックやボランチで公式戦32試合に出場し、4ゴールを記録。クラブの1シーズンでの1部復帰に大きく貢献していた。シャルケは来季に向けても残留を希望していたが、クラブの財政事情を鑑みて、昨夏シティからレンタルした際、契約書に盛り込んでいた600万ユーロ(約8億3000万円)と言われる買い取りオプションの行使を見送る形となった。「僕は本当にシャルケでプレーし続けたかったので、ここにいるすべての人々を恋しく思うでしょう。ただ、この決定の背後にある状況を理解しています」
「シャルケで過ごした時間に心から感謝しています。シャルケは素晴らしいクラブで、一緒に素晴らしいシーズンを過ごしました。ヴェルティンス・アレーナでのすべてのゲームと時間は、僕にとって特別なものでした。ファンは素晴らしく、幻想的な雰囲気を醸し出してくれていました。そして、僕自身は大家族の一員のように感じていました」
一方、シャルケのスポーツディレクターを務めるルーベン・シュレーダー氏は、板倉の買い取りオプション行使断念の理由について以下のように説明している。
「コウは素晴らしい人間であり、どんなドレッシングルームにも素晴らしい仲間だ。彼は昇格を勝ち取り、2.ブンデスリーガのトップを獲得するための我々の旅における重要人物の一人だった」
「コウが今シーズンのピッチで傑出したプレーヤーの一人だったという事実に疑いの余地はない。彼をブンデスリーガのチームに入れることを望んでいたが、経済的な理由からそれは不可能だった」
「現時点で、多くのチーム計画の決定を行う必要があるため、購入オプションを行使することができなかった。財政支出が多すぎて、慎重に計画された予算を超えてしまう可能性がある。クラブは、利用可能なお金だけを使うという戦略を継続したいと考えている」
また、クラブ幹部のピーター・クネーベル氏は、シュレーダー氏と同様に板倉を称賛すると共に今後の更なる活躍を心から願う。
「コウの温かい性格が彼を際立たせていた。彼はシャルケ在籍中に日本でワールドカップ出場を決定し、我々のクラブと我々の価値観の素晴らしい代表者となった。我々は彼が将来のために最善を尽くすことを願っている。同時にいつでもここで歓迎される。クラブ全体で、板倉の今後の活躍を祈っている」
なお、板倉の新天地に関してはヨーロッパリーグ覇者のフランクフルトや、スコットランド王者のセルティックに加え、来季からプレミアリーグに復帰するフルアムとボーンマスなど、複数クラブが候補に挙がっている。
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シャルケは7日、ケース・ファン・ウォンデレン氏(55)の新監督就任を発表した。 先月21日、成績不振によりカレル・ヘラーツ前監督と、マルク・ヴィルモッツSD(スポーツディレクター)を解任したシャルケ。以降はシャルケⅡを率いるヤコブ・フィンペル監督が暫定的に指揮を執る中、10月のインターナショナルマッチウィーク中に新監督を招へいを目指していた。 2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で13位に低迷するクラブは、クラブOBでもあるレアル・マドリー・カスティージャの指揮官のラウール・ゴンサレス氏。アトレティコ。マドリーBを率いるフェルナンド・トーレス氏らビッグネームの招へいに動いているとの報道もあった。 しかし、最終的に新指揮官として招へいされたのは、昨シーズン終了までエールディビジのヘーレンフェーンを率いていたオランダ人指揮官となった。 現役時代にフェイエノールトなどで活躍したファン・ウォンデレン氏は、指導者転身後はスティーブ・マクラーレン、アルフレッド・スロイデル、ロナルド・クーマンらの下でアシスタントコーチを歴任。2020年7月からはゴー・アヘッド・イーグルス、ヘーレンフェーンとエールディビジのクラブで監督を務めていた。 シャルケと2026年6月までの契約にサインした新指揮官は名門立て直しに向けた意気込みを語っている。 「責任者との話し合いは非常に良好で、大きな信頼関係が築かれていた。今シーズンの全試合を分析し、チームで取り組みたいことのアイデアを練った。シーズンの真っ最中に難しいことだが、我々は確信と自信を持って取り組んでいる。私は日曜日を利用してスタッフと知り合い、ヤコブ・フィンペル監督を含めた話し合いを行い、月曜日にチームと戦う前に貴重な直接の印象を得たいと思う。インターナショナルマッチウィークの中断中に一緒にステップアップしていきたいと思う」 2024.10.08 13:55 Tue2
2部でも苦しむシャルケ、新監督候補にレジェンドやトーレスの名前も?!
成績不振によりカレル・ヘラーツ監督と、マルク・ヴィルモッツSD(スポーツディレクター)を解任したシャルケ。新監督候補に意外な名前が浮上している。 2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)を戦うシャルケ。9月20日に行われた2.ブンデスリーガ第6節のダルムシュタット戦では、3点をリードしながらもまさかの5失点。リーグ戦3連敗となり、14位に沈むと、21日に両者の解任を発表した。 シャルケⅡを率いるヤコブ・フィンペル監督が暫定的に指揮を執る中、10月のインターナショナルマッチウィーク中に新監督を招へいしたい考えを持っているとのこと。その中で意外な名前が浮上した。 ドイツ『ビルト』によると、候補は現在3人。1人は、フィンペル暫定監督が正式に監督になるというもの。ただ、経験が浅い指揮官にチームの再建を託すというのはリスクがあると考えられている。 もう1人は、現役時代にクラブでもプレーした元スペイン代表FWのラウール・ゴンサレス氏(47)。現在は、レアル・マドリー・カスティージャで監督を務めており、クラブのOBとはいえ、引き抜きは難しい状況。非公式に断りが入ったと見られている。 そして、さらに浮上しているのがフェルナンド・トーレス氏(40)。元スペイン代表FWで、サガン鳥栖でもプレー。現在はアトレティコ・マドリーⅡで監督を務めている。 シャルケは、新監督に最適な人材だと考えているようだが、アトレティコでのキャリアもある状況。シャルケを指揮することに関心を持っているという保証もないという。 まだまだ監督候補を探している状況ではあるようだが、今のチームを誰が引き継ぐのか。近年は苦戦が続いている状況だが、復活が期待される。 2024.10.01 11:45 Tue3
LAギャラクシーが吉田麻也の獲得を正式発表!2024年シーズン終了までの1年半契約を締結
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(LAギャラクシー)は3日、日本代表DF吉田麻也(34)をフリートランスファーで獲得した。契約期間は2024年シーズン終了までの1年半となる。 吉田は2022-23シーズン限りでシャルケを退団。チームの守備の要として加入した中、相次ぐ負傷離脱者もいるなどし、チームは低迷。ブンデスリーガに残留すれば、1年間の延長オプションもあった中、チームは2部に降格。吉田も退団となった。 その吉田は、所属チームがないことで“ニート”と自称しており、ベテランの域に達したこともあり、各クラブのファーストチョイスではないことを自覚。移籍市場は1カ月以上あることから、去就決定はもう少し先になるだろうと語っていた。 なお、LAギャラクシーのグレッグ・ヴァニー監督は、吉田の獲得について公式サイトで以下のようにコメントしている。 「マヤをLAギャラクシーに迎えることができて嬉しく思っている。彼はトップクラスのセンターバックであり、類まれな経験とリーダーシップの資質をチームにもたらす」 LAギャラクシーは、かつてデイビッド・ベッカムやスティーブン・ジェラード、ロビー・キーン、ズラタン・イブラヒモビッチなどヨーロッパのスター選手もプレーしたクラブ。現在は、チチャーリートで知られるメキシコ代表FWハビエル・エルナンデス(ヒザの前十字じん帯断裂で今季欠場)、ブラジル代表MFドウグラス・コスタ、元バルセロナのMFリキ・プッチ、ウルグアイ代表DFマルティン・カセレスが所属している。 2023.08.04 06:00 Fri4
シャルケファンがシティファン殺人未遂で逮捕…被害者男性は一時昏睡状態に
2月20日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のシャルケvsマンチェスター・シティで、シャルケサポーターが殺人未遂で逮捕されていたことが分かった。 イギリス『テレグラフ』によると、シティサポーターの頭部に重度の外傷を負わせた一人のシャルケサポーターが後日殺人未遂で逮捕。また、その共犯者二人も合わせて起訴されているようだ。 被害に遭った32歳のポール・ワースさんはすぐに病院に搬送され緊急手術。一時昏睡状態に陥っていたものの、現在は意識が回復しリハビリに励んでいるようだ。 ワースさんの証言によると、事件当時のことは覚えておらず、最も古い記憶はドイツの集中治療室で目を覚ましてからのことだという。医師からは生死の分かれ目だったと明かされたそうだ。 伝えられるところによると、検察当局は目撃者の証言とビデオの映像に基づいて調査を進めていくとのことだ。 2019.06.01 14:30 Sat5