3位チェルシーが土壇場弾でホーム最終戦制す! クラブ通算100戦目バークリーが値千金弾《プレミアリーグ》
2022.05.23 03:18 Mon
プレミアリーグ最終節、チェルシーvsワトフォードが22日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが2-1で勝利した。
立ち上がりから圧倒的にボールを握って相手を押し込むチェルシーは早い時間帯にスコアを動かす。
11分、中央で仕掛けたツィエクが左サイドのケネディに展開。ブラジル人MFがすかさず鋭いグラウンダーの折り返しをゴール前に入れると、これにタイミング良く走り込んできたハヴァーツが難なくワンタッチで押し込んだ。
その後、前半終了間際には再び攻撃のギアを上げたホームチームが2点目に迫るも、ケネディのスルーパスに抜け出したハヴァーツがボックス左で放ったシュートは惜しくもクロスバーを叩いた。
結局、1点リードで試合を折り返したチェルシーだが、後半は気の緩みもあってか、相手に押し返される。48分にはサウールの不用意なロストからジョアン・ペドロにボックス内に切り込まれて決定機を許すが、ここはGKメンディの好守で凌いだ。
以降はリズム自体は良くないものの、相手の拙攻にも救われて1点差を維持するホームチーム。59分にはケネディを下げてサール、65分にはこれがラストゲームとなるリュディガーを下げてバークリーをピッチへ送り出した。
後半半ばから終盤にかけては膠着状態が続くが、今季最終戦で意地を見せたいアウェイチームが選手交代で徐々に流れを掴む。そして、87分には左サイドのマジーナが早いタイミングで入れたクロスを、ボックス右に走り込んだゴスリングがヘディングで合わせて土壇場での同点ゴールとした。
ホーム最終戦を何とか白星で締めくくりたいチェルシーは89分、マウントを下げて長期離脱明けのチルウェルをピッチへ送り出す。すると、91分にはハヴァーツとのパス交換でボックス右に侵入したリース・ジェームズが技ありの右足アウトサイドのクロスを供給。これをクラブ通算100試合目の出場となったバークリーがヘディングで合わせ、土壇場での勝ち越しゴールとした。
この直後に試合はタイムアップを迎え、格下相手に思わぬ苦戦を強いられながらも勝ち切ったチェルシーがホーム最終戦を勝利で終えた。
PR
ミッドウィーク開催のレスター・シティ戦を1-1のドローで終え、今季の3位フィニッシュが確定したチェルシー(勝ち点71)。クラブ売却のごたごたなど終盤にピッチ外の問題にも悩まされた苦しいシーズンを締めくくるホーム最終戦では、すでに降格が決定している19位のワトフォード(勝ち点23)と対戦した。トゥヘル監督はこの最終戦に向け、レスター戦から先発5人を変更。マルコス・アロンソ、チャロバー、ジョルジーニョ、ルカク、プリシッチに代えて、アスピリクエタ、サウール、マウント、ハヴァーツ、リーグ初出場のケネディが起用された。11分、中央で仕掛けたツィエクが左サイドのケネディに展開。ブラジル人MFがすかさず鋭いグラウンダーの折り返しをゴール前に入れると、これにタイミング良く走り込んできたハヴァーツが難なくワンタッチで押し込んだ。
この先制点によってアウェイチームの戦い方に変化が予想されたものの、ワトフォードは大きく戦い方を変えず。以降もチェルシーがボールを握って押し込む状況が続く。だが、先制点以降はなかなか決定機まで持ち込むことができない。
その後、前半終了間際には再び攻撃のギアを上げたホームチームが2点目に迫るも、ケネディのスルーパスに抜け出したハヴァーツがボックス左で放ったシュートは惜しくもクロスバーを叩いた。
結局、1点リードで試合を折り返したチェルシーだが、後半は気の緩みもあってか、相手に押し返される。48分にはサウールの不用意なロストからジョアン・ペドロにボックス内に切り込まれて決定機を許すが、ここはGKメンディの好守で凌いだ。
以降はリズム自体は良くないものの、相手の拙攻にも救われて1点差を維持するホームチーム。59分にはケネディを下げてサール、65分にはこれがラストゲームとなるリュディガーを下げてバークリーをピッチへ送り出した。
後半半ばから終盤にかけては膠着状態が続くが、今季最終戦で意地を見せたいアウェイチームが選手交代で徐々に流れを掴む。そして、87分には左サイドのマジーナが早いタイミングで入れたクロスを、ボックス右に走り込んだゴスリングがヘディングで合わせて土壇場での同点ゴールとした。
ホーム最終戦を何とか白星で締めくくりたいチェルシーは89分、マウントを下げて長期離脱明けのチルウェルをピッチへ送り出す。すると、91分にはハヴァーツとのパス交換でボックス右に侵入したリース・ジェームズが技ありの右足アウトサイドのクロスを供給。これをクラブ通算100試合目の出場となったバークリーがヘディングで合わせ、土壇場での勝ち越しゴールとした。
この直後に試合はタイムアップを迎え、格下相手に思わぬ苦戦を強いられながらも勝ち切ったチェルシーがホーム最終戦を勝利で終えた。
PR
チェルシーの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
チェルシーの人気記事ランキング
1
サマンサ・カーの人種差別発言巡る法廷闘争が長引く様相…検察側の書類提出が遅れ未だに裁判始まらず
オーストラリア女子代表FWサマンサ・カーの法廷闘争が長引きそうだ。豪『news.com.au』が伝えている。 現在の女子サッカー界を象徴する1人、“サム・カー”。世界的ストライカーにしてイングランド最強チェルシーの絶対的エースであり、昨年はケガを抱えながらも臨んだ自国開催の女子ワールドカップ(W杯)で抜群の存在感を放った。 そんなサム・カー、1月にヒザ前十字じん帯(ACL)損傷の重傷を負い、2月のパリ五輪アジア最終予選を欠場。オーストラリア女子代表は格下ウズベキスタンとの対戦だったことにも助けられ、精神的支柱を欠いても難なく本大会行きを決めた。 しかしその一方、サム・カー自身は昨年1月にロンドンで警察官に対する人種差別発言があったとして起訴されたことが今年3月に明るみに。本人と弁護団は発言の一部を認めつつ、人種差別的な意図を含んだ部分を否定する。 つまり裁判は汚名を晴らすための法廷闘争、ということに。ただ、起訴を叩きつけたイギリス・クラウン検察庁(CPS)の必要書類提出が遅れており、現状裁判が始められず。 豪『シドニー・モーニング・ヘラルド』によると、CPSはサム・カーによる人種差別発言があったとする街中の監視カメラ映像など「重要証拠」を最終的に収集できなかったとされ、被害を訴えた警察官の陳述書も未だ手元にないという。 主張をまとめたCPSの必要書類は、遅くとも4月23日までに裁判所へ提出する必要があり、これはサム・カーにとって汚名を晴らすための法廷闘争が長引くことを表すもの。 オーストラリア国内でも大きな関心ごととなっている本件。無罪を勝ち取ることが国民から望まれているのは至極当然だが、それはさておき、このままサム・カーが代表キャプテンにとどまることには、同国スポーツ界を中心に否定的な見解が目立つ。 国技クリケットの元代表選手であるミッチェル・ジョンソン氏は「カーは多くの少年少女たちから尊敬されているキャプテン。そんな彼女がキャプテンであり続けることは、それ自体がひどいメッセージ。子供たちに、自分の行動には責任を持たなければならないことを示す機会だ」とする。 これに対し、オーストラリア女子代表GKでウェストハム所属のマッケンジー・アーノルドは「彼女から腕章を剥奪? そんな議論は一切ないし、今後も起こるとは到底思えない」と反論。同世代で共にロンドンで活躍する主将を守っている。 サム・カー側が本件で一部の発言を認めているだけに、そのパーソナリティに対する疑問符も湧き上がっている格好だ。 2024.04.13 20:05 Sat2
チェルシーのキャプテンがまた負傷…ハムストリングの手術から復帰も再び違和感、マレスカ監督「リスクは冒したくない」
チェルシーのイングランド代表DFリース・ジェームズが再び離脱することになるようだ。クラブ公式サイトが伝えた。 インターナショナル・マッチウィークが終わり、再びリーグ戦が再開する中、チェルシーは23日にアウェイでレスター・シティと対戦する。 ハムストリングの負傷に悩まされていたジェームズは、手術を受けて昨シーズンの大半を棒に振ることに。それでも10月に復帰していたが、再びハムストリングを痛めたとのこと。エンツォ・マレスカ監督が試合に向けた記者会見で明かした。 「負傷者がリース選手1人だけなのは確かだ。残念ながら彼は少し痛みを感じており、週末に彼を起用するリスクは負いたくない。今週末に出場できないのは彼だけだ」 「残りの選手たちについては、良くなっている選手もいれば、疑問の残る選手もいる。それに、今日は代表戦の選手全員が揃って行う最初の練習なので、今日の練習が終わったら様子を見ることになる。もう少し待つ必要がある」 「リースはハムストリングの問題なので、筋肉の問題だ。今週末はリスクを冒したくないので、長く続かないことを望む」 再び離脱することとなったジェームズ。また、コール・パーマー、レヴィ・コルウィル、ヴェスレイ・フォファナ、マロ・グスト、ロメオ・ラヴィアは代表活動に参加せず、起用が可能だという。 一方で、2026北中米ワールドカップ南米予選を戦ったモイセス・カイセド、エンソ・フェルナンデスに関しては、注意深く見る必要があり、最後のトレーニングで状態をチェック。22日のトレーニングで調子を見極めることになるようだ。 2024.11.21 23:30 Thu3
プレミア3位と好調のチェルシーに追い風、サンチョがトレーニングに復帰
チェルシーのイングランド代表MFジェイドン・サンチョが、トレーニング復帰を果たしたようだ。 サンチョは今夏の移籍市場で、マンチェスター・ユナイテッドから期限付き移籍の形で加入。エンツォ・マレスカ監督の下で一定の出場機会を得ると、ここまでプレミアリーグ5試合3アシストを記録している。 ただ、第8節のリバプール戦では先発しながらハーフタイムでピッチを退くと、それ以降は出場がなし。マレスカ監督は病気やその後のトレーニング中に負った打撲が原因としており、今月のインターナショナルマッチウィーク明けには復帰できる可能性を示唆していた。 そんな中で、チェルシーは公式X(旧ツイッター)を更新し、サンチョがトレーニングに復帰した姿を投稿。イギリス『イブニング・スタンダード』によると、今週末のプレミアリーグ第12節のレスター・シティ戦には出場できる見込みとのことだ。 チェルシーは負傷によって今月のインターナショナルマッチウィークでは代表辞退となったコール・パーマーの状態が不透明なこともあり、サンチョの復帰は大きな後押しとなるだろう。 2024.11.19 15:40 Tue4
もはや癖となるハムストリングのケガ…リース・ジェームズが再離脱の胸中吐露 「また新たな試練を受けた」
チェルシーのイングランド代表DFリース・ジェームズが新たな負傷を受けて、その胸中を吐露した。 ドリブル、フィニッシュ、どれをとってもパワフルさが魅力のサイドバックだが、近年はハムストリングの負傷に悩まされ、復帰と離脱を繰り返す。2023-24シーズンからはキャプテンという大役も任され、万全のときがなかなかない。 もはや癖となるハムストリングの負傷から10月に復帰したばかりだが、エンツォ・マレスカ監督がレスター・シティとのプレミアリーグ再開戦に向けた会見で再発を明らかに。選手本人もインスタグラムのストーリーズで思いを発信した。 「このメッセージは僕が経験することを理解し、尊重してくれる人々のもの。みんなに心から感謝する。みんなのサポートと優しい言葉は想像以上に大きいんだ」 「そして、僕のことに触れると、大丈夫。良かったときがあれば、悪かったときもある。また新たな試練を受けた。いずれは返り咲く。どんな困難にもめげずね」 「最後に、これからやってくる祝祭の時期にも触れておく。この時期は誰にとっても厳しいものだ! みんなにとって、楽しく穏やかに過ごせるのを祈っている」 そうファンに感謝の言葉を送り、復活を誓ったリース・ジェームズ。次こそは万全の姿で戻ってきてほしいところだ。 2024.11.22 08:55 Fri5