「恥を知れ」EL決勝の裏で問題発生…気温30度超す中フランクフルトファンが緊急事態に怒り「何も飲み物がない!」

2022.05.19 12:05 Thu
Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)を見事に制し、前身UEFAカップ時代の1979–80シーズン以来、2度目の優勝を達成したフラクフルトだが、スタンドではちょっとした事件が起こっていたようだ。ドイツ『RTL』が伝えた。
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スペインのセビージャで行われたEL決勝のフランクフルトvsレンジャーズの一戦。セビージャの本拠地であるサンチェス・ピスファンで行われた。しかし、UEFA(欧州サッカー連盟)からこの試合に向けて発券されたチケットは両チームともに1万枚。手に入れられなかった両クラブのファンはスペインに集まっていた。
フランクフルトは本拠地でパブリックビューイングを行い、5万人が試合の行方を見守ったとも言われている。

PK戦にまでもつれ込む激戦を制したフランクフルトだったが、スタンドのサポーターは別のものとも戦っていたようだ。
気温30℃を遥かに超す中、なんと水分補給ができない事態に陥っていたというのだ。

実際にファンがSNSなどで発信しており、フランクフルトファンのスタンドでは前半が終わる前に全ての飲料がなくなるという事態に陥っていたようだ。

売店を訪れたファンが「飲み物が何も無くなった」と報告。「スタジアムには何も飲み物がない!ファンは警備員に水をねだるしかないぞ。恥を知れ!UEFA」と怒りをあらわにし、コンコースで途方に暮れているサポーターの姿の写真を投稿していた。

チケットの割り当てが少ないことに対してもUEFAに不満を募らせていた中、まさかの仕打ちを受けるハメに。そもそも、高温の中で水分補給ができないという危険な事態は心配されるばかりだ。



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