チームは最下位で2部降格、契約満了のズヴォレDF中山雄太の新天地は?

2022.05.16 16:07 Mon
Getty Images
エールディビジの最終節が15日に行われ、全日程が終了。最終節ではズヴォレvsPSVの一戦が行われた。

すでに降格が決定していた最下位のズヴォレは、日本代表DF中山雄太が先発フル出場。一方のPSVは移籍が噂される日本代表MF堂安律がベンチ外となり、日本人対決は実現しなかった。

試合は1-2でPSVが順位通りの勝利を収め、2位でフィニッシュ。敗れたズヴォレは2連敗で降格となった。
そんな中、オランダ『ELF Voetbal』が、選手の去就について報道。中山はチームに残ることはないと断言した。

柏レイソルの下部組織で育った中山は、2019年1月にズヴォレへと完全移籍する。ここまで公式戦84試合に出場し6ゴール4アシストを記録。今シーズンはセンターバックをメインに、エールディビジで29試合に出場し1ゴール2アシストを記録していたが、チムは降格の憂き目にあった。
その中山とズヴォレの契約は今シーズン終了までとなっており、契約を延長しないことが濃厚。チームが降格したことで、よりその動きが確実なものとなった。

『ELF Voetbal』は「日本代表の中山雄太は、まずズヴォレを去ることになるだろう」とし、「2019年からズヴォレで守ってきたディフェンダーは契約を延長しない」と、退団するものだと報じた。

さらに「中山は、明らかにズヴォレで最も経験豊富で安定していた1人だ」と高く評価。「どこかで再び最高レベルでプレーすると考えているだろう」とし、行き先は未定ながらも、欧州のトップリーグでプレーすることになるだろうとした。

日本代表としてもカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選では途中出場をメインに起用され続けており、11月開幕の本大会にも当然出場したいところ。左サイドバック、ボランチ、センターバックができることから、しっかりと出場機会を得られるトップレベルのチームへの移籍が期待される。

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長友の“指定席”に見るチームメイトの信頼感/六川亨の日本サッカー見聞録

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日本代表DF中山雄太とDFファン・ウェルメスケルケン際が所属するズヴォレがオフィシャルスーツに身を包んだ選手たちの姿を披露した。 エールディビジで16位に位置しているズヴォレ。中山はセンターバックを主戦場にリーグ戦24試合に出場し2ゴール3アシスト。昨シーズンに負ったヒザのケガによる長期離脱から復帰したファン・ウェルメスケルケン際は、リーグ戦6試合に出場している。 1部残留に向けての戦いに臨んでいるズヴォレだが、16日に公式SNSを更新。クラブのオフィシャルサプライヤーを務める『Van Uffelen』が手掛けたオフィシャルスーツでの集合写真を公開した。 ズヴォレの選手たちは、お揃いのスーツに白のスニーカーを合わせており、中山とファン・ウェルメスケルケン際は最前列の左に隣同士で座っている。 中山は、自身のインスタグラムでもスーツ姿を披露。クラブのSNSでは公開されていない別ショットと合わせて公開すると、日本のファンから「めっちゃかっこいいです」、「かっこよ」といったコメントが寄せられたほか、AZのDF菅原由勢も目をハートに輝かせた絵文字で反応している。 スーツで気を引き締めたズヴォレは、23日に第34節で14位RKCヴァールヴァイクと対戦。残留を争うライバル相手から勝利を奪うことはできるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】中山雄太の着こなしとファン・ウェルメスケルケン際も並んだオフィシャルスーツでの集合ショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cca-01osUiz/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cca-01osUiz/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cca-01osUiz/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">YUTA NAKAYAMA(@y_5_nakayama)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.04.18 21:45 Mon
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「本当に好きな高いクオリティの選手」ハダースフィールド監督が中山雄太に大きな期待、早い段階で獲得に興味

ハダースフィールド・タウンのダニー・スコフィールド監督が、日本代表DF中山雄太を評価した。クラブ公式サイトが伝えた。 15日、ハダースフィールドはズヴォレを退団していた中山の獲得を発表。2024年6月30日までの2年契約で、背番号は「33」になることが決まった。 2021-22シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)で3位。自動昇格を逃すもプレーオフに進出。しかし、ノッティンガム・フォレストに敗れ、プレミアリーグ昇格を逃していた。 新シーズンから正式に監督に就任し、指揮を執るスコフィールド監督は、中山について早い段階で獲得したい選手だったと明かした。 「採用プロセスの非常に早い段階で、彼が我々のグループに本当に適していることが明らかだったので、我々はユウタと一緒に仕事をすることに本当に興奮している」 「ユウタはゲームを非常によく理解している。彼の国際的な経歴を考えると、これは当然のことだ。我々が本当に好きな高いクオリティの選手であり、我々の守備的であり攻撃的なプレースタイルに完全に合うと感じている」 「昨シーズン、多くの選手が試合中に流動的になるための優れた適応性を持っていることを確認した。ユウタのセンターバック、左サイドバック、さらには中盤でのプレー能力はそれをさらに高めるだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】ハダースフィールドがまとめていた注目の中山雄太プレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> SCOUTING REPORT - <a href="https://twitter.com/Nkymyt?ref_src=twsrc%5Etfw">@Nkymyt</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/htafc?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#htafc</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/TerrierSpirit?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#TerrierSpirit</a> <a href="https://t.co/wBUuuYooiO">pic.twitter.com/wBUuuYooiO</a></p>&mdash; Huddersfield Town (@htafc) <a href="https://twitter.com/htafc/status/1547974268331458560?ref_src=twsrc%5Etfw">July 15, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.07.16 12:30 Sat
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世界舞台で忍者ポーズを届けられるのか?追加招集・町野修斗に託されるもの

長期リハビリ中の浅野拓磨(ボーフム)、板倉滉(ボルシアMG)の復帰がズレ込み、冨安健洋(アーセナル)や遠藤航(シュツットガルト)という主力級の面々までアクシデントに見舞われている日本代表。11月23日の2022年カタールワールドカップ(W杯)初戦・ドイツ戦(ドーハ)まで約2週間という押し迫った時期に、チームが野戦病院状態に陥っているのだ。 そんな中、最終予選を通して左サイドバック(SB)として存在感を高めていた中山雄太(ハダースフィールド)のアキレス腱負傷は特に衝撃的なニュースに他ならなかった。森保一監督は最初から大ベテランの長友佑都(FC東京)と昨季1シーズンで大きく成長した伊藤洋輝(シュツットガルト)を招集していたものの、東京五輪世代のレフティ離脱というのは想像以上に大きなダメージだった。 そこ本来ならば、同ポジションの佐々木翔(広島)、あるいはDFの瀬古歩夢(グラスホッパー)らを呼ぶのがセオリー。だが、指揮官は「全ポジションの選手が対象」と語り、最終的にFWの町野修斗(湘南)を抜擢した。 これには本人も驚きを隠せなかったという。 「7日の夕方、(湘南強化部長の)坂本紘司さんから電話がありましたけど、ホントに呆然とした感じでした」と本人も9日の代表選出記者会見でコメントしたという。 4カ月前のEAFF E-1選手権で代表デビューを飾ったばかりの23歳の若き点取屋にしてみれば、自分がカタールに行けるとは想像していなかったはず。チャンスを与えられた9月のアメリカ戦(デュッセルドルフ)で、不慣れな粘土質のピッチと屈強なDF陣との対応に苦慮したことも、本人の自信を失わせたように映った。「町野は4年後のエース候補。カタールW杯には間に合わない」といった声も高まり、11月1日に発表された26人から漏れたのはある意味、やむを得ないという見方をされていた。 しかしながら、森保監督はバックアップメンバーを打診した大迫勇也(神戸)の辞退、浅野のケガが不透明な部分を加味して、FWをもう1枚増やす決断を下したのだろう。 「日本人得点王で今季J1で13点を取っていて、献身性もすでに確認している」と指揮官は選出理由を語った模様。確かにリーグ終盤の町野は得点感覚が研ぎ澄まされ、凄まじい勢いが前面に出ていた。湘南のJ1残留請負人にもなった。それをカタールに持ち込んでほしいという期待と願いを込めての選出なのだろう。 彼が加わったことで、今回のFW陣は浅野、前田大然(セルティック)、上田綺世(セルクル・ブルージュ)の4枚。ドイツ戦は「鬼プレス」を武器とする前田のスタメンが有力視される。浅野がケガから復帰できれば12月1日のスペイン戦(ドーハ)には出ると見られるため、町野にチャンスがあるとすればこの2戦の途中から、あるいは11月27日のコスタリカ戦(同)になってくる。 特にコスタリカは堅守をモットーとするチーム。6月のニュージーランドとのプレーオフでは[4-4-2]からスタートし、早い時間帯に先制点を奪うと、後半からは[5-4-1]にシフト。37歳の英雄、ブライアン・ルイスを入れてチームに活力を与え、最後の最後まで虎の子の1点を守り切った。 「勝ち点3のためならどんな手でも使う」という泥臭い中米の難敵と対峙する場合、日本はドイツ・スペイン戦よりボール支配率が上がるはず。だからこそ、前線で起点になれる選手がほしい。そこで上田と町野が候補になるが、上田はタメを作るプレー以上に「ザ・ストライカー」として多彩な得点の形を示す方が輝ける。スタートは町野で行って体を張って攻守両面で頑張り、相手が落ちてきた時に上田、あるいは別のカードを切る方が日本は勝利に近づくはず。町野にとっては大きなチャンスなのだ。 実際、東京五輪でも、当初予備登録だった林大地(シント=トロイデン)がコンディション不良の上田や左右のサイドでも併用されていた前田を追いやり、レギュラーを確保した前例もあるだけに、期待は高まる一方だ。 「自分には失うものはないと思ってますし、思い切って勢いを持ってプレーするだけ。自分はFWなのでゴールという結果を残したい。前線で起点になるプレーと背後への抜け出し、右足・左足・頭とどこでも点を取れるところをぜひ見てほしい。自分次第で世界を切り開いていけると思っています」と本人も力を込めた様子。本当にW杯は何が起きるか分からないだけに、町野というサプライズ人材が日本の救世主になるかもしれないのだ。 2010年南アフリカW杯2ゴールの本田圭佑、2018年ロシアW杯2ゴールの乾貴士(清水)を思い返しても、彼らは大会前はそこまで注目されていなかった。乾などはケガで直前まで試合に出られるかどうか分からなかったくらいだ。そういう人間でも1つチャンスをつかみ、ゴールという結果を残せるのがW杯という舞台。町野も「何かやってくれる」という期待感を漂わせている。 W杯でゴールを奪えれば、彼の看板とも言える「忍者ポーズ」を世界に届けることも可能になる。三重県伊賀市出身の誇りを胸に秘め、大舞台で躍動する大型FWの一挙手一投足が非常に楽しみである。 2022.11.15 12:30 Tue

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