クラブ・ブルージュとの天王山に敗れたサン=ジロワーズが首位陥落…《ジュピラー・プロ・リーグ》
2022.05.08 23:00 Sun
ジュピラー・プロ・リーグのチャンピオンズプレーオフ第3節が8日に行われた。
レギュラーシーズン首位のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(勝ち点43)と2位クラブ・ブルージュ(勝ち点40)の天王山は0-2でクラブ・ブルージュが勝利した。サン=ジロワーズの三笘薫は70分からプレー、町田浩樹はフル出場している。
試合はゴールレスで迎えた後半序盤にサン=ジロワーズが決定機を迎える。54分、バンゼイルのパスで右サイドを抜け出したラザレがボックス右深くでメシェレに倒されPKを獲得。しかし、このPKをバンゼイルがゴール左へ外した。
その後は一進一退の展開が続く中、サン=ジロワーズは70分にアマニとニューコープを下げて三笘とフランソワを投入。しかし、直後にスコアを動かしたのはアウェイチームだった。
74分、右サイド高い位置でパスを受けたスコフ・オルセンのクロスをヴァナケンにヘディングで叩き込まれた。
サン=ジロワーズ 0-2 クラブ・ブルージュ
【クラブ・ブルージュ】
ハンス・ヴァナケン(後29)
アントニオ・ヌサ(後53)
レギュラーシーズン首位のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(勝ち点43)と2位クラブ・ブルージュ(勝ち点40)の天王山は0-2でクラブ・ブルージュが勝利した。サン=ジロワーズの三笘薫は70分からプレー、町田浩樹はフル出場している。
試合はゴールレスで迎えた後半序盤にサン=ジロワーズが決定機を迎える。54分、バンゼイルのパスで右サイドを抜け出したラザレがボックス右深くでメシェレに倒されPKを獲得。しかし、このPKをバンゼイルがゴール左へ外した。
74分、右サイド高い位置でパスを受けたスコフ・オルセンのクロスをヴァナケンにヘディングで叩き込まれた。
反撃したいサン=ジロワーズだったが、後半アディショナルタイム8分にもアントニオ・ヌサにゴールネットを揺らされ万事休す。結局、試合はそのまま0-2でクラブ・ブルージュが勝利。クラブ・ブルージュに勝ち点で並ばれたサン=ジロワーズは、プレーオフでの勝利数の関係から2位に後退している。
サン=ジロワーズ 0-2 クラブ・ブルージュ
【クラブ・ブルージュ】
ハンス・ヴァナケン(後29)
アントニオ・ヌサ(後53)
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毎熊晟矢が今大会2点目でベスト16進出に貢献! 久保建英も連勝突破も、町田浩樹&後藤啓介は無念のPO敗退【EL】
ヨーロッパリーグ(EL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグが20日に行われた。 リーグフェーズを9位~24位で終えた16チームが、ホーム&アウェイ形式でラウンド16進出を争うプレーオフ。 今ラウンドにはレアル・ソシエダのMF久保建英、AZのDF毎熊晟矢、サン=ジロワーズのDF町田浩樹、アンデルレヒトのFW後藤啓介の日本人4選手が参戦した。 AZはガラタサライとアウェイで対戦し、2-2で引き分けた。この結果、2戦合計6-3でベスト16進出を決めた。なお、毎熊は右サイドバックでフル出場した。 ホームでの1stレグを4-1で先勝し、大きなアドバンテージを得て難所イスタンブールに乗り込んだAZ。負傷のモラタは不在もオシムヘンやダビンソン・サンチェスがサスペンション明けで復帰したホームチームと立ち上がりからオープンな攻防を繰り広げた。 そのなかで守備で粘りつつ、右のポクを起点とした鋭いカウンターで前回対戦同様にチャンスを生み出すアウェイチームは、ゴールを強く匂わせる。すると、前半終盤の42分にはそのポクのボックス内でのキープからボックス中央で横パスに反応した毎熊が相手のサラが先に触ったボールをブロックシュートの形で合わせると、これがゴール左隅に決まって日本人DFの今大会2点目によって大きな先制点を挙げた。 迎えた後半、ハーフタイム明けに投入したカシウスの強烈なミドルシュートで追加点を挙げたAZだが、そのゴール直後にオシムヘン、70分にはサライにゴールを奪われて同点に追いつかれる。だが、以降は安定したゲームコントロールで2-2の状況を維持してゲームクローズ。フル出場の毎熊は失点場面で絞り切れないところもあったが、安定したパフォーマンスで突破に貢献した。 ソシエダはホームでミッティランと対戦し、5-2で快勝。2戦合計7-3でベスト16進出を決めた。久保は67分までプレーした。 試合は前半から打ち合いの展開になるも、スチッチの2ゴールによってソシエダが3-2のスコアで試合を折り返す。後半は相手の退場で数的優位を得た直後にオヤルサバルのPKでトドメを刺し、最終的には5-2の快勝。連勝でラウンド16進出を決めた。 サン=ジロワーズはアヤックスとアウェイで対戦し、2-0で90分の戦いを終了。だが、2戦合計スコアで並び突入した延長戦で敗れてプレーオフ敗退となった。町田は3バックの一角でフル出場した。 ホームでの1stレグを0-2で落とし、厳しい状況で試合に臨んだサン=ジロワーズ。しかし、立ち上がりから攻勢を仕掛けると、16分にはブファルのFKをマク・アリスターが頭で合わせて先制に成功。さらに、25分には町田がアグレッシブな守備でセカンドを制した流れからニアンのシュートがゴール前でのクラーセンのハンドでのシュートブロックを誘発。このPKをデイビッドが決めて2戦合計スコアで追いつくとともに、決定機阻止でクラーセンが退場となり、数的優位を得て一気に形勢を逆転した。 このままのスコアで折り返した後半もサン=ジロワーズが主導権を握ったが、徐々にアヤックスのカウンターを受ける場面が出始めると、リスクを冒して攻め切れない。幾つかのチャンスもモノにできず、試合は2戦合計2-2のまま延長戦に突入した。 その延長戦の立ち上がりにはボックス内でクロス対応したDFバージェスが痛恨のハンドでPK献上。これをキッカーのテイラーに決められて10人のアヤックスに勝ち越しを許した。その後、決死の反撃を試みたアウェイチームは町田も高い位置を取ってミドルシュートや空中戦でチャンスに絡んでいく。延長後半アディショナルタイムには決死のパワープレーでゴールに迫ったが、アヤックスの気迫の守備をこじ開けることはできなかった。 アンデルレヒトはホームでフェネルバフチェと対戦し、2-2で引き分けた。この結果、2戦合計2-5でプレーオフ敗退となった。後藤は78分から途中出場した。 敵地での1stレグを0-3で落とし、厳しい状況で臨んだ試合。前半にスタンドでの観客の乱闘騒ぎによって試合が一時中断となるアクシデントにも見舞われたなか、試合は一進一退の攻防に。ホームで勢いを見せたアンデルレヒトはバスケスの2ゴールで一時逆転に成功したが、効率の良さが光るフェネルバフチェに追いつかれる。その後、78分には後藤の投入で最期までゴールを目指したが、2-2のドローでタイムアップ。初戦の大敗が響く形となった。 プレーオフ屈指の好カードとなったローマvsポルトはホームのローマが3-2で勝利。2戦合計4-3で勝ち抜けを決めた。 前半にディバラの2ゴールで逆転に成功したローマは、後半立ち上がりに退場者を出したポルトを相手にゲームをコントロール。強豪対決を制してベスト16進出を決めた。 その他ではトゥベンテとの延長戦までもつれ込む激闘を制したボデ/グリムトらが勝ち抜けを決めている。 ◆プレーオフ2ndレグ 結果 ▽2/20(木) ボデ/グリムト 5-2(AGG:6-4) トゥベンテ ガラタサライ 2-2(AGG:3-6) AZ FCSB 2-0(AGG:4-1) PAOK ローマ 3-2(AGG:4-3) ポルト ビクトリア・プルゼニ 3-0(AGG:3-1) フェレンツヴァーロシュ アヤックス 1-2(AGG:3-2) サン=ジロワーズ レアル・ソシエダ 5-2(AGG:7-3) ミッティラン アンデルレヒト 2-2(AGG:2-5) フェネルバフチェ <span class="paragraph-title">【動画】毎熊晟矢の今大会2点目!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/sPtKQ3gJSTQ?si=Jhc7XNU1XbccqoX9" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2025.02.21 07:45 Fri4
三笘薫がベルギーデビューで伊東純也とのマッチアップも! 日本人対決は土壇場ゴールでサン=ジロワーズが追いつきドロー《ジュピラー・プロ・リーグ》
12日、ジュピラー・プロ・リーグ第7節のヘンクvsユニオン・サン=ジロワーズが行われ、1-1の引き分けに終わった。 ヘンクの日本代表FW伊東純也は右ウイングで先発出場。後半アディショナルタイムに途中交代している。また、サン=ジロワーズのMF三笘薫は加入後初のベンチ入り。82分にダミアン・マルクと代わってデビューを果たし、10分程度の日本人対決が実現した。 試合は14分、サン=ジロワーズがカウンターからチャンス。スルーパスに抜け出たダンテ・バンゼイルがドリブルで持ち込むと、そのままボックス内でシュート。しかし、GKマールテン・ヴァンデヴォールトがセーブする。 ヘンクはその直後、右サイドでパスを受けた伊東がドリブルでカットイン。そのままボックス内に持ち込もうとすると浮き球のパス。これをポール・オヌアチュが上手くコントロールし、反転シュート。しかし、右ポストに嫌われてしまう。セカンドボールを繋ぎ、テオ・ボンゴンダがシュートも、これも入らない。 サン=ジロワーズは23分、左CKからのクロスがニアでフリック。ファーサイドでヨナス・バガーが合わせるが、枠に飛ばない。 ヘンクは30分、相手陣内でパスをカット。伊東のパスを受けたダニエル・ムニョスがボックス右からクロス。これをオヌアチュがボックス中央でヘディングも、わずかに枠を捉えられない。 36分には伊東に決定機。右サイドで受けるとカットインしながらパス。リターンをボックス内でフリーで受けシュートも、枠を超えていく。 最大のチャンスを逸した伊東。すると42分にはサン=ジロワーズがビッグチャンス。カウンターからのロングボールを敵陣で競り勝つと、バンゼイルがサイドを変えるパス。これをフリーで受けたデニス・ウンダブが、飛び出るGKを越すループシュート。しかし、シュートは枠を外れていく。 ゴールレスで終わった前半。後半もヘンクが攻め込むと70分に決定機。斜めのパスをオヌアチュがダイレクトヒールで叩くと、抜け出たボンゴンダがGKと一対一に。これに反応したヨナス・ベアが対応して事なきを得るが、VARが介入。オン・フィールド・レビューの結果、ファウルとみなされヘンクにPK。ベアは一発レッドカードで退場となった。ヘンクはこのPKをオヌアチュがしっかりと決め、苦しみながらも先制する。 決定機を生かせず、PKで失点し数的不利となったサン=ジロワーズ。それでも諦めず、80分にはボックス内でパスを受けたウンダブがトラップから反転ボレーもGKがセーブする。 点が欲しいサン=ジロワーズは82分に三笘を投入。その三笘は84分にFKからパスを受けると、得意のドリブルでボックス内に侵入。相手をかわして折り返し、最後はイスマエル・カンドゥスがボックス内からシュートも、枠を外れる。 86分には日本人マッチアップも。サン=ジロワーズがカウンターを仕掛けると、左サイドに回っていた伊東が守備対応。三笘がドリブルで抜きにかかるが、伊東がしっかりと防ぐ。 その後も攻め込むサン=ジロワーズだが、ゴールを奪えず。このまま1-0でヘンクが勝利すると思われた中、95分に左CKからのクロスをニアサイドでウンデブがヘッド。これがファーサイドのネットを揺らし、サン=ジロワーズが土壇場で同点に。歓喜の輪に三笘も加わり、1-1のドローに終わった。 ヘンク 1-1 サン=ジロワーズ 【ヘンク】 ポール・オヌアチュ(後28)[PK] 【サン=ジロワーズ】 デニス・ウンダブ(後50) 2021.09.13 10:56 Mon5