ブルーノが0-4惨敗劇に猛省…「僕含めてユナイテッドのシャツを着る者として不十分」
2022.05.08 11:15 Sun
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが惨敗劇を猛省した。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。
プレミアリーグの戦いも残り2試合のなか、トップ4入りが他力本願の状況に追いやられるユナイテッド。残り試合の全勝が望みを繋ぐ絶対条件だったが、7日に敵地で行われた第36節でブライトン&ホーヴ・アルビオンに0-4の大敗を喫した。
ブライトンも決して得点力に優れるチームというわけでなかったが、序盤から相手の組織立った戦いに守備陣も、攻撃陣も対処できずの完敗でトップ4入りが完全消滅。B・フェルナンデスもイギリス『スカイ・スポーツ』で肩を落とした。
この試合の後半にスタジアムのユナイテッドサポーターから「お前らにそのシャツを着る資格はない」との厳しいチャントが合唱されたが、B・フェルナンデスも甘んじて受け入れる姿勢を示した。
「僕もそのなかに含まれている。今日の僕らがしたこと、僕がしたこと、マン・ユナイテッドのシャツを着る者として十分じゃなかったし、それ(批判)を受け入れる」
「すべてがちょっとずつうまくいなかった。クオリティも、メンタリティも。彼らは勝つにふさわしく、僕らは今のポジションに値する。僕らは目をやり、恥じないと」
「あれでは不十分だし、もっとうまくやらないといけない」
プレミアリーグの戦いも残り2試合のなか、トップ4入りが他力本願の状況に追いやられるユナイテッド。残り試合の全勝が望みを繋ぐ絶対条件だったが、7日に敵地で行われた第36節でブライトン&ホーヴ・アルビオンに0-4の大敗を喫した。
ブライトンも決して得点力に優れるチームというわけでなかったが、序盤から相手の組織立った戦いに守備陣も、攻撃陣も対処できずの完敗でトップ4入りが完全消滅。B・フェルナンデスもイギリス『スカイ・スポーツ』で肩を落とした。
「僕もそのなかに含まれている。今日の僕らがしたこと、僕がしたこと、マン・ユナイテッドのシャツを着る者として十分じゃなかったし、それ(批判)を受け入れる」
「この結果は現状そのもの。十分に良いものではない。僕らは圧倒された。彼らは常に解決策を持ち、僕らよりも良いプレスをかけてもいたし、彼らはこの結果に値する」
「すべてがちょっとずつうまくいなかった。クオリティも、メンタリティも。彼らは勝つにふさわしく、僕らは今のポジションに値する。僕らは目をやり、恥じないと」
「あれでは不十分だし、もっとうまくやらないといけない」
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