【EL準決勝プレビュー】鎌田はハマーズ相手に2戦連発なるか? いずれも接戦予想の第2ラウンド
2022.05.05 18:00 Thu
ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグが5日に開催される。ファイナル進出を懸けた第2戦の展望を紹介していく。
《28:00》
フランクフルト vs(AGG:2-1) ウェストハム
レンジャーズ vs(AGG:0-1) RBライプツィヒ
◆逃げ切り図るフランクフルトはカウンターがカギ

◆両チーム予想スタメン◆
▽フランクフルト(3-4-2-1)
GK:トラップ
DF:トゥタ、ヒンテレッガー、エンディカ
MF:クナウフ、ソウ、ヤキッチ、コスティッチ
MF:ハウゲ、鎌田大地
FW:ボレ
▽ウェストハム(4-2-3-1)
GK:アレオラ
DF:ベン・ジョンソン、ズマ、ドーソン、クレスウェル
MF:ソウチェク、ライス
MF:ボーウェン、ランシーニ、フォルナルス
FW:アントニオ
フランクフルトは敵地で戦った1stレグを2-1のスコアで先勝。前半開始直後の1分に鎌田を起点とした攻撃からFWクナウフがヘディングシュートを叩き込み、やや緩い入りを見せたホームチームに電光石火の一撃を浴びせた。
以降は気持ちを切り替えたウェストハムの攻勢に晒されて、21分にはセットプレーの流れから最も警戒していたエースFWアントニオに右足ボレーを叩き込まれ、同点に追いつかれた。それでも、難敵相手に互角以上の戦いを見せるアウェイチームは54分、MFソウのシュートのこぼれ球を“EL男”の鎌田がきっちり押し込んで勝ち越し。その後は相手の猛攻を撥ね返し続けて敵地から白星を持ち帰ることに成功した。
バルセロナ戦に続く会心のゲームで先勝したフランクフルトは、リーグ戦でヨーロッパ出場の可能性が低いこともあり、2日に行われたレバークーゼン戦では多くの主力を温存。長谷部がリベロでフル出場した他、控え選手中心の戦いとなった中、チャンピオンズリーグ出場権が懸かるホームチームに圧倒されて0-2の敗戦となった。もちろん、勝てれば今回のホームゲームに弾みを付けることができたが、主力のコンディション調整という目的は果たしている。
今回の一戦では負傷のMFリンドストロームの欠場が確定し、DFヒンテレッガーのコンディションにも不安が残る一方、MFヤキッチとDFエンディカがサスペンション明けで復帰。相手の攻勢が予想される中、中盤と最終ラインに強度をもたらす2選手の復帰は朗報だ。
逃げ切りを図る今回のホームゲームだが、引き過ぎると相手得意のセットプレーの脅威に晒されるため、カンプ・ノウでのバルセロナ戦のように要所で前から圧力をかけながらカウンターで相手を引っくり返したい。その中で鎌田には持ち味であるキープ力と正確なラストパスでMFコスティッチやFWボレの決定機を創出したい。
一方、ホームで手痛い敗戦となったウェストハムは、一部を除く主力を起用した直近のアーセナル戦で1-2の敗戦。厳しいリーグ連敗となった。試合全体のパフォーマンスはそこまで悪くないものの、直近の公式戦4試合では複数得点がなく、逆転を期す大一番ではアントニオ、FWボーウェン、FWベンラーマらアタッカー陣がいかに決定機を決め切れるかが、ファイナル進出のカギを握る。
◆ライプツィヒ逃げ切りか、レンジャーズ巻き返しか

◆両チーム予想スタメン◆
▽レンジャーズ(4-3-3)
GK:マクレガー
DF:タベルニエ、ゴールドソン、バッシー、バリシッチ
MF:カマラ、ランドストラム、ジャック
FW:アリボ、ルーフェ、ケント
▽RBライプツィヒ(3-4-1-2)
GK:グラーチ
DF:シマカン、オルバン、グヴァルディオル
MF:ヘンリクス、ライマー、カンプル、アンヘリーニョ
MF:ダニ・オルモ
FW:エンクンク、アンドレ・シウバ
ドイツの新興クラブのRBライプツィヒと、スコットランド屈指の名門レンジャーズは共に大会初優勝に向け、ファイナル進出を懸けた第2ラウンドに臨む。
先週にライプツィヒホームで行われた1stレグはホームチームが1-0の先勝を収めた。レンジャーズが見慣れない[5-3-2]のアウェイ仕様の布陣で臨んだこともあり、やや面食らったライプツィヒは圧倒的にボールを握りながらも最後のところで粘る相手の守備に苦戦。それでも、試合終盤の85分にセットプレーの流れからDFアンヘリーニョが決めた鮮烈な左足ボレーが決勝点となった。
敵地で割り切った戦いを見せながらも最後まで粘り切れずに先勝を許したレンジャーズ。さらに、先週末に行われたリーグ戦では宿敵セルティックとのオールドファームを1-1のドローで終え、逆転での連覇が大きく遠のく結果となった。今回の一戦に向けたプラス材料は軽傷を抱えていたFWルーフェとMFラムジーの戦列復帰。共に直前のトレーニングをこなしており、頼れる主砲と百戦錬磨の司令塔は勝負所で大きな仕事を果たしてくれるはずだ。
対するライプツィヒは1stレグのアドバンテージに加え、今回の一戦ではサスペンション明けのDFオルバン、DFシマカン、MFカンプルとセンターラインの3選手が復帰することになり、ファイナル進出に追い風が吹いている。ただ、直近のリーグ戦では多くの主力を起用した中、10人のボルシアMG相手に痛恨の1-3の敗戦。これでリーグ連敗のチームはチャンピオンズリーグ出場圏外の5位に転落している。
エースのMFエンクンクが好調を維持する一方、それ以外のアタッカー陣のパフォーマンスが振るわず、過密日程よるプレー強度の低下も見受けられる。難所アイブロックス・スタジアムでの逃げ切りに向けては中2日でいかにパワーを取り戻せるか、あるいはコンディションの良いメンバーの抜擢も重要となりそうだ。
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◆EL準決勝 2ndレグ▽5/5(木)《28:00》
フランクフルト vs(AGG:2-1) ウェストハム
レンジャーズ vs(AGG:0-1) RBライプツィヒ

Getty Images
◆両チーム予想スタメン◆
▽フランクフルト(3-4-2-1)
GK:トラップ
DF:トゥタ、ヒンテレッガー、エンディカ
MF:クナウフ、ソウ、ヤキッチ、コスティッチ
MF:ハウゲ、鎌田大地
FW:ボレ
▽ウェストハム(4-2-3-1)
GK:アレオラ
DF:ベン・ジョンソン、ズマ、ドーソン、クレスウェル
MF:ソウチェク、ライス
MF:ボーウェン、ランシーニ、フォルナルス
FW:アントニオ
MF鎌田大地とMF長谷部誠を擁するフランクフルトは、初のファイナル進出を懸けてプレミアリーグの強豪ウェストハムとの運命の第2ラウンドに臨む。
フランクフルトは敵地で戦った1stレグを2-1のスコアで先勝。前半開始直後の1分に鎌田を起点とした攻撃からFWクナウフがヘディングシュートを叩き込み、やや緩い入りを見せたホームチームに電光石火の一撃を浴びせた。
以降は気持ちを切り替えたウェストハムの攻勢に晒されて、21分にはセットプレーの流れから最も警戒していたエースFWアントニオに右足ボレーを叩き込まれ、同点に追いつかれた。それでも、難敵相手に互角以上の戦いを見せるアウェイチームは54分、MFソウのシュートのこぼれ球を“EL男”の鎌田がきっちり押し込んで勝ち越し。その後は相手の猛攻を撥ね返し続けて敵地から白星を持ち帰ることに成功した。
バルセロナ戦に続く会心のゲームで先勝したフランクフルトは、リーグ戦でヨーロッパ出場の可能性が低いこともあり、2日に行われたレバークーゼン戦では多くの主力を温存。長谷部がリベロでフル出場した他、控え選手中心の戦いとなった中、チャンピオンズリーグ出場権が懸かるホームチームに圧倒されて0-2の敗戦となった。もちろん、勝てれば今回のホームゲームに弾みを付けることができたが、主力のコンディション調整という目的は果たしている。
今回の一戦では負傷のMFリンドストロームの欠場が確定し、DFヒンテレッガーのコンディションにも不安が残る一方、MFヤキッチとDFエンディカがサスペンション明けで復帰。相手の攻勢が予想される中、中盤と最終ラインに強度をもたらす2選手の復帰は朗報だ。
逃げ切りを図る今回のホームゲームだが、引き過ぎると相手得意のセットプレーの脅威に晒されるため、カンプ・ノウでのバルセロナ戦のように要所で前から圧力をかけながらカウンターで相手を引っくり返したい。その中で鎌田には持ち味であるキープ力と正確なラストパスでMFコスティッチやFWボレの決定機を創出したい。
一方、ホームで手痛い敗戦となったウェストハムは、一部を除く主力を起用した直近のアーセナル戦で1-2の敗戦。厳しいリーグ連敗となった。試合全体のパフォーマンスはそこまで悪くないものの、直近の公式戦4試合では複数得点がなく、逆転を期す大一番ではアントニオ、FWボーウェン、FWベンラーマらアタッカー陣がいかに決定機を決め切れるかが、ファイナル進出のカギを握る。
◆ライプツィヒ逃げ切りか、レンジャーズ巻き返しか

Getty Images
◆両チーム予想スタメン◆
▽レンジャーズ(4-3-3)
GK:マクレガー
DF:タベルニエ、ゴールドソン、バッシー、バリシッチ
MF:カマラ、ランドストラム、ジャック
FW:アリボ、ルーフェ、ケント
▽RBライプツィヒ(3-4-1-2)
GK:グラーチ
DF:シマカン、オルバン、グヴァルディオル
MF:ヘンリクス、ライマー、カンプル、アンヘリーニョ
MF:ダニ・オルモ
FW:エンクンク、アンドレ・シウバ
ドイツの新興クラブのRBライプツィヒと、スコットランド屈指の名門レンジャーズは共に大会初優勝に向け、ファイナル進出を懸けた第2ラウンドに臨む。
先週にライプツィヒホームで行われた1stレグはホームチームが1-0の先勝を収めた。レンジャーズが見慣れない[5-3-2]のアウェイ仕様の布陣で臨んだこともあり、やや面食らったライプツィヒは圧倒的にボールを握りながらも最後のところで粘る相手の守備に苦戦。それでも、試合終盤の85分にセットプレーの流れからDFアンヘリーニョが決めた鮮烈な左足ボレーが決勝点となった。
敵地で割り切った戦いを見せながらも最後まで粘り切れずに先勝を許したレンジャーズ。さらに、先週末に行われたリーグ戦では宿敵セルティックとのオールドファームを1-1のドローで終え、逆転での連覇が大きく遠のく結果となった。今回の一戦に向けたプラス材料は軽傷を抱えていたFWルーフェとMFラムジーの戦列復帰。共に直前のトレーニングをこなしており、頼れる主砲と百戦錬磨の司令塔は勝負所で大きな仕事を果たしてくれるはずだ。
対するライプツィヒは1stレグのアドバンテージに加え、今回の一戦ではサスペンション明けのDFオルバン、DFシマカン、MFカンプルとセンターラインの3選手が復帰することになり、ファイナル進出に追い風が吹いている。ただ、直近のリーグ戦では多くの主力を起用した中、10人のボルシアMG相手に痛恨の1-3の敗戦。これでリーグ連敗のチームはチャンピオンズリーグ出場圏外の5位に転落している。
エースのMFエンクンクが好調を維持する一方、それ以外のアタッカー陣のパフォーマンスが振るわず、過密日程よるプレー強度の低下も見受けられる。難所アイブロックス・スタジアムでの逃げ切りに向けては中2日でいかにパワーを取り戻せるか、あるいはコンディションの良いメンバーの抜擢も重要となりそうだ。
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