ローマが痛恨ゴールレス…後半主力投入もボローニャの堅守破れず、週明けレスター戦へ弾み付けられず《セリエA》
2022.05.02 05:49 Mon
セリエA第35節、ローマvsボローニャが1日にスタディオ・オリンピコで行われ、0-0のドローに終わった。
前節のインテル戦で13試合ぶりの敗戦を喫した5位のローマ(勝ち点58)。これで逆転でのトップ4フィニッシュが絶望的となった中、モウリーニョ率いるチームはヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に向け、5位フィニッシュと共に、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)制覇を狙う。
ミッドウィークに行われたECL準決勝1stレグ、レスターシティ戦を1-1のドローで終え、4日にホームでのリターンレグを控えるチームは、直近の試合でインテルを破った13位のボローニャ(勝ち点42)をホームで迎え撃った。
ポルトガル人指揮官はレスター戦から先発6人を変更。負傷のムヒタリアンに加え、エイブラハム、ペッレグリーニ、両ウイングバックの主力を温存し、クンブラやメイトランド=ナイルズ、カルレス・ペレスといった控え選手を抜擢した。
ザニオーロを最前線、2シャドーにアフェナ=ギャン、カルレス・ペレスを配置した[3-4-2-1]の布陣で臨んだローマ。開始直後にはメイトランド=ナイルズのクロスがボックス内の相手DFメデルの腕に当たってPK獲得かに思われたが、これはお咎めなしの判定に。
20分を過ぎた辺りから全体が整理され始めたホームチームは続けて決定機を創出。まずは24分、セットプレーの二次攻撃からカルレス・ペレスのミドルシュート、28分にはカウンターからメイトランド=ナイルズの浮き球パスにボックス左で反応したザニオーロが鋭い左足のボレーシュートを狙うが、いずれも古巣対戦のGKスコルプスキの好守に阻まれる。
前半終盤にかけてはよりオープンな展開に。アルナウトビッチとオルソリーニの2トップにやや手を焼くものの、守護神ルイ・パトリシオを中心に先に失点を許さないローマは、39分にカルレス・ペレスがボックス手前右得意の角度から左足を振り抜くが、このシュートもGKスコルプスキの牙城を破ることはできなかった。
ターンオーバーのわりにパフォーマンス自体はまずまずも、攻撃面で創造性、決定力を欠くローマだが、後半も同じメンバーでスタート。立ち上がりにはアフェナ=ギャンが自慢の快足を飛ばして2度背後へ抜け出す場面を作り出すが、フィニッシュまで持ち込めない。
この状況を受けてモウリーニョ監督は59分、温存していたエイブラハム、ペッレグリーニ、ザレフスキ、カルスドルプの主力4人を一気に投入。残り30分あまりで勝ち点3を獲得すべくチームに喝を入れる。
真打ち登場で盛り上がりを見せるオリンピコの歓声を背にして勢いを見せるローマは、67分に右CKの場面でペッレグリーニの正確なクロスをゴール前に飛び込んだクンブラがドンピシャのヘッドで合わせるが、これはボローニャ守護神の驚異的な反応にはじき出される。
主力投入によって完全に相手を押し込むことに成功したが、相手の粘り強い守備もあって投入即ゴールとはならず。何とかゴールをこじ開けたいローマはヴェレトゥを下げてショムロドフを投入。ペッレグリーニを一列下げて前がかる。
試合終了まで残り10分を切ってピッチ、スタンド共に焦りが見え始める。割り切って時計を進めるボローニャの戦い方にフラストレーションを募らせるホームチームは、軽率なミスや不用意なファウルでリズムを失う。
その後、5分が加えられたアディショナルタイムで土壇場での決勝点を狙ったローマだったが、ペッレグリーニがボックス手前で放った見事なハーフボレーシュートはわずかにクロスバーの上を越えて万事休す。
この結果、セリエA3戦未勝利となったローマは、ラツィオに勝ち点で並ばれるも当該成績で辛くも5位をキープ。ただ、わずかながら残されていた逆転でのトップ4フィニッシュの可能性が完全に消滅。主力のコンディション調整という最低限のプラス材料を手にしたが、週明けのレスター戦に弾みを付けることはできなかった。
前節のインテル戦で13試合ぶりの敗戦を喫した5位のローマ(勝ち点58)。これで逆転でのトップ4フィニッシュが絶望的となった中、モウリーニョ率いるチームはヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に向け、5位フィニッシュと共に、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)制覇を狙う。
ミッドウィークに行われたECL準決勝1stレグ、レスターシティ戦を1-1のドローで終え、4日にホームでのリターンレグを控えるチームは、直近の試合でインテルを破った13位のボローニャ(勝ち点42)をホームで迎え撃った。
ザニオーロを最前線、2シャドーにアフェナ=ギャン、カルレス・ペレスを配置した[3-4-2-1]の布陣で臨んだローマ。開始直後にはメイトランド=ナイルズのクロスがボックス内の相手DFメデルの腕に当たってPK獲得かに思われたが、これはお咎めなしの判定に。
以降は前線のスピードを生かした縦に速い攻めでチャンスを窺うが、ボール保持の部分ではアウェイチームに主導権を握られる状況が続く。
20分を過ぎた辺りから全体が整理され始めたホームチームは続けて決定機を創出。まずは24分、セットプレーの二次攻撃からカルレス・ペレスのミドルシュート、28分にはカウンターからメイトランド=ナイルズの浮き球パスにボックス左で反応したザニオーロが鋭い左足のボレーシュートを狙うが、いずれも古巣対戦のGKスコルプスキの好守に阻まれる。
前半終盤にかけてはよりオープンな展開に。アルナウトビッチとオルソリーニの2トップにやや手を焼くものの、守護神ルイ・パトリシオを中心に先に失点を許さないローマは、39分にカルレス・ペレスがボックス手前右得意の角度から左足を振り抜くが、このシュートもGKスコルプスキの牙城を破ることはできなかった。
ターンオーバーのわりにパフォーマンス自体はまずまずも、攻撃面で創造性、決定力を欠くローマだが、後半も同じメンバーでスタート。立ち上がりにはアフェナ=ギャンが自慢の快足を飛ばして2度背後へ抜け出す場面を作り出すが、フィニッシュまで持ち込めない。
この状況を受けてモウリーニョ監督は59分、温存していたエイブラハム、ペッレグリーニ、ザレフスキ、カルスドルプの主力4人を一気に投入。残り30分あまりで勝ち点3を獲得すべくチームに喝を入れる。
真打ち登場で盛り上がりを見せるオリンピコの歓声を背にして勢いを見せるローマは、67分に右CKの場面でペッレグリーニの正確なクロスをゴール前に飛び込んだクンブラがドンピシャのヘッドで合わせるが、これはボローニャ守護神の驚異的な反応にはじき出される。
主力投入によって完全に相手を押し込むことに成功したが、相手の粘り強い守備もあって投入即ゴールとはならず。何とかゴールをこじ開けたいローマはヴェレトゥを下げてショムロドフを投入。ペッレグリーニを一列下げて前がかる。
試合終了まで残り10分を切ってピッチ、スタンド共に焦りが見え始める。割り切って時計を進めるボローニャの戦い方にフラストレーションを募らせるホームチームは、軽率なミスや不用意なファウルでリズムを失う。
その後、5分が加えられたアディショナルタイムで土壇場での決勝点を狙ったローマだったが、ペッレグリーニがボックス手前で放った見事なハーフボレーシュートはわずかにクロスバーの上を越えて万事休す。
この結果、セリエA3戦未勝利となったローマは、ラツィオに勝ち点で並ばれるも当該成績で辛くも5位をキープ。ただ、わずかながら残されていた逆転でのトップ4フィニッシュの可能性が完全に消滅。主力のコンディション調整という最低限のプラス材料を手にしたが、週明けのレスター戦に弾みを付けることはできなかった。
ローマの関連記事
セリエAの関連記事
|
|
ローマの人気記事ランキング
1
モウリーニョ解任のローマに“レジェンド”デ・ロッシが帰還! 監督就任に「この感動は言葉では言い表せない」
ローマは16日、新監督にダニエレ・デ・ロッシ氏(40)が就任することを発表した。 契約期間は2024年6月30日までの残りシーズンとなる。 デ・ロッシ新監督は、ローマ育ちでアカデミー出身者。2002年にファーストチームに昇格すると、2019年7月にボカ・ジュニアーズに移籍するまでプレー。ローマ時代には2007年、2008年にはコッパ・イタリアで優勝。2007年にはスーペル・コパも制し、フランチェスコ・トッティ氏が引退してからはキャプテンとしてチームを支えた。 引退後はイタリア代表のテクニカルコーチを務め、2021年のユーロ優勝に貢献。2022年10月から2023年2月まではSPALで指揮を執っていたが、半年でわずか3勝に終わり解任されていた。 ローマでは公式戦通算616試合に出場し63ゴール。18年間プレーしたクラブに監督として復帰することとなったデ・ロッシ新監督は、クラブを通じてコメントしている。 「ローマのテクニカル面でのリーダーシップの責任を私に託してくれたフリードキンファミリーに感謝したい。私としては、今からシーズン終了までの間に待ち受ける試練に立ち向かうため、日々の犠牲を払い、自分の中にある全てを捧げる必要があると思っている」 「ベンチに座ることができる感動は言葉では言い表せない。私にとってローマがどんな存在であるかは、誰もが知っているが、我々全員を待っている仕事は既に引き受けた」 「我々には時間がなく、選択肢もない。競争力を持ち、目標のために戦い、達成しようとすることがスタッフと私が自分たちに与える唯一の優先事項だ」 ローマは16日、4シーズン目を迎えていたジョゼ・モウリーニョ監督を解任。就任1年目の2021-22シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグで優勝。2022-23シーズンはヨーロッパリーグで決勝に進むも、セビージャにPK戦の末に敗れて準優勝。今シーズンはリーグ戦で序盤から調子が上がらず、14日に行われたセリエA第20節でミランに敗れ、3戦未勝利となっており、9位と苦しんでいた。 2024.01.16 22:15 Tue2
ローマが今夏最初の補強! レバンテで最年少デビューのU-17スペイン代表DFを獲得
ローマは1日、レバンテからU-17スペイン代表DFブバ・サンガレ(16)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年となる。 マリ人の両親の下、スペインで生まれ育ったサンガレは、レバンテのカンテラへ加入。スペインの世代別代表に名を連ねる右サイドバックは、昨年12月6日に行われたコパ・デル・レイのアモレビエタ戦でクラブ最年少記録となる16歳4カ月でのファーストチームデビューを飾った。 攻守両面でスケールの大きさを感じさせる逸材は、ローマにとって今夏最初の補強選手となったが、当面はプリマヴェーラが主戦場となる。 <span class="paragraph-title">【動画】ローマ加入が決まったサンガレ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> Benvenuto alla Roma, Buba Sangaré! <a href="https://twitter.com/hashtag/ASRoma?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ASRoma</a> <a href="https://t.co/2eyMVN3msy">pic.twitter.com/2eyMVN3msy</a></p>— AS Roma (@OfficialASRoma) <a href="https://twitter.com/OfficialASRoma/status/1807762608042152272?ref_src=twsrc%5Etfw">July 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.07.02 14:52 Tue3
ローマが新スタジアム計画を発表…目玉は欧州最大のクルヴァ・スッド
ローマが新スタジアムの計画を発表した。 ローマは1953年の開場以来、ラツィオと共にスタディオ・オリンピコを本拠地として使用してきた。しかし、幾度か修繕や改修は行っているものの、老朽化が否めないこともあり、クラブは以前から新スタジアム建設への動きを進めていた。 ただ、“地面を掘れば遺跡にあたる”とも言われる「永遠の都」特有の事情もあり、その計画はなかなか進まずにいたが、ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOとローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏ら市議会の代表者との会談を経て、新スタジアムの計画を発表した。 『YouTube』での新スタジアムのイメージ動画と共にクラブは今回の計画を以下のように説明している。 「ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOを代表とするASローマのトップマネジメントは、本日、ローマ市長ロベルト・グアルティエリ氏と会談し、クラブの新スタジアムのエキサイティングな計画について話し合いました」 「会議では、プロジェクトの革新性と、フットボールファンと地域社会の両方に約束される数多くのメリットに対する共通の熱意が示されました」 「プロジェクトのビデオプレゼンテーションのリリースは、新しいスタジアムのユニークなビジョンとモダンなデザインを紹介し、熱狂的な反響を呼びました。このビジョンの鍵となるのは、ヨーロッパ最大となる予定の新しいクルヴァ・スッドです。このクルヴァ・スッドは、ASローマのサポーターの揺るぎない情熱の証となるでしょう」 また、フリードキン副会長は、このプロジェクトがクラブだけでなくローマという都市、地域社会においても新たな価値を創造するものになると確信している。 「本日、ローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏とお会いし、新しいスタジアムのビジョンを発表できたことを光栄に思います。この素晴らしいスタジアムは、ASローマとそのファンの新しいホームであるだけでなく、ローマ市民全員にとってのランドマークでもあります。ヨーロッパ最大のクルヴァとなる予定の新しいクルヴァ・スッドは、サポーターの情熱とエネルギーを体現する強力な焦点となるでしょう。古典的なローマ建築にインスピレーションを得た象徴的なデザインと最先端の設備を備えたこのスタジアムは、フットボールファンから地元のコミュニティまで、すべての人に世界クラスの体験を提供します」 「ASローマの誇りある管理者として、私たちは、クラブの精神と伝統を体現する空間を創り出すとともに、革新と卓越性の世界的なシンボル、そして環境責任のモデルとなることに尽力しています」 「新スタジアムを環境責任のモデルにするという取り組みは、ローマ市長が指摘したように、クラブの価値観やローマ市のより広範な目標と一致しています」 「両者は、開発のさまざまな側面に焦点を当てる作業グループの設立を含む、プロジェクトを進めるためのロードマップについて話し合い、合意しました。これらのグループは、環境基準とコミュニティの関与に細心の注意を払いながら、プロジェクトがスムーズに進むようにします」 「ASローマとそのリーダーシップは、ファンの体験を向上させるだけでなく、コミュニティと環境にプラスの影響を与えるランドマークを作成することに専念しています。新しいスタジアムプロジェクトは、クラブ、ファン、そしてローマ市の誇りのシンボルとなるでしょう」 <span class="paragraph-title">【動画】ローマの新スタジアム構想が発表!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/RE0m08zRgBo" title=" Towards our new stadium " frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.07.25 06:30 Thu4
ベンフィカが3選手を補強! ローマのスウェーデン代表DFダール&コモの元イタリア代表FWベロッティをレンタル、ブラガのポルトガル代表FWブルマを完全移籍で獲得
ベンフィカは3日、ローマのスウェーデン代表DFサミュエル・ダール(21)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「26」をつける。 ダールはスウェーデンのユールゴーデンから2024年7月にローマに完全移籍。左サイドバックを務める中、セリエAで2試合、コッパ・イタリアで1試合の出場に終わっていた。 スウェーデン代表デビューも果たしている中、成長のために出場機会を求めポルトガルの強豪に武者修行。ダールは「素晴らしい歴史とサッカーのレベルを誇るこのクラブに来られてとても幸せだ。ここにいられることは本当に素晴らしい」と今回の移籍にコメントしている。 また、コモからは元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティ(31)をレンタル移籍で獲得。背番号は「19」に決定した。 ベロッティはイタリア代表として44試合で12ゴールを記録。パレルモやトリノ、ローマ、フィオレンティーナでプレー。今シーズンからコモに完全移籍していた中、セリエAでは18試合で2ゴール、コッパ・イタリアで1試合の出場に終わっていた。 自身初の海外移籍となるベロッティ。「シーズンを最高の形で終えたい。試合はたくさんあるし、トロフィーを持ち帰らなければならない。最高の形で思い出に残るような素晴らしいシーズンにしたい」と意気込みを語った。 さらにブラガからはポルトガル代表FWブルマ(30)を完全移籍で獲得。契約期間は2028年夏までとなる。背番号は「27」に決まった。 ブルマはスポルティングCPのアカデミー育ち。ファーストチーム昇格後は、ガラタサライやレアル・ソシエダ、RBライプツィヒ、PSV、オリンピアコス、フェネルバフチェと渡り歩き、2023年1月にブラガにレンタル移籍で加入。同年7月に完全移籍で加入した。 今シーズンはプリメイラ・リーガで17試合7ゴール5アシスト。ヨーロッパリーグ(EL)でも6試合で3ゴール1アシストを記録するなど主軸としてプレー。ブラガでは通算90試合27ゴール22アシストを記録していた。 左ウイングを主戦場としており、ベロッティとの関係性に期待したいところ。ブルマは「ここにきて、素晴らしいクラブを代表できることを嬉しく思う。ここに来るのは良い時期だと思う。これからも努力を続け、ファンにたくさんの喜びをもたらしていきたい」と意気込んだ。 2025.02.04 11:50 Tue5
