ビジャレアルDFパウ・トーレス、先制許すも決勝進出の「自信ある」

2022.04.28 09:20 Thu
Getty Images
ビジャレアルのスペイン代表DFパウ・トーレスが口を開いた。欧州サッカー連盟の公式サイト『UEFA.com』が報じている。

グループステージを2位で通過してから、ユベントス、バイエルンを連破して、16季ぶりの4強入りを果たしたビジャレアル。そんな躍進が印象的ななか、準決勝では優勝候補の一角と目されるリバプールと激突した。

27日に敵地で行われた1stレグでは堅牢な守備を築き上げ、0-0で折り返したが、後半にオウンゴールを含む2失点。反攻に出たかったが、わずか1本のシュート数とほとんど何もさせてもらえず、先勝を許している。
センターバックの一角としてプレーしたものの、自身も股抜きパスを許して2失点目に関与したパウ・トーレスは試合後、勿体なさを口にした。

「自分たちからしたら、唯一とも言って良いエラーのツケを払わされてしまった感じだね。前半はうまく対処できたんだけど、後半にやられてしまった」
「先制されるのは想定内だったけど、ミュンヘンのときみたいに落ち着いて対処しようという考えだったんだ。でも、ミスを厳しく罰されてしまったよ」

「(この試合でのプラン?) ダイレクトなフットボールでプレッシャーを和らげるというのが狙いだった。でも、前の選手との連携がうまくいかなかったよ」

「1失点目はエストゥピニャンに当たったもので、それから落ち着けなくなって、あっという間に2失点目も喫した。自分たちのリズムを取り戻せなかったんだ」

そう振り返った25歳だが、下を向かず、5月3日に行われる本拠地でのリターンレグで逆転突破を強く信じた。

「2失点差で敗れたけど、自信はある。次の試合で最初の10分以内にゴールを決められれば、追いつけるはず。この準決勝にはたくさんの可能性がまだある」

「ファンに伝えてくれ。来週の試合は違うものになると。僕らはまた自分たちらしさをもって戻る。バイエルン戦ではまったく違う展開になるのを証明した」

「僕らはまだ勝つ自信があるんだ。ビジャレアルにもまだこの準決勝での発言権がある」

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