PK2発で広州を撃破のJDT、グループ首位浮上! 最終節で突破を懸けた2位蔚山と直接対決《ACL2022》
2022.04.28 10:28 Thu
27日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022・グループI第5節の広州FC(中国)vsジョホール・ダルル・タクジム(JDT/マレーシア)が行われ、0-2でJDTが勝利した。
圧倒的な最下位である広州を除き、蔚山現代(韓国)、川崎フロンターレ(日本)、そしてJDTが熾烈な突破争いを繰り広げているグループI。JDTは勝利しなければいけない試合となった。
試合は15分、右CKからのクロスに対して広州のDFが相手を倒してファウル。JDTはPKを獲得すると、ベルクソンがしっかりとゴール右に決めて、JDTが幸先良く先制する。
リードを奪ったJDTは、33分にもチャンス。左サイドからのクロスに対し、ベルクソンがボックス内でヘッド。シュートは枠に飛ぶが、クロスバーに嫌われてしまうと、跳ね返りをバイシクルボレーも枠を超えていく。
主導権を握り続けるJDTはさらにゴールに迫っていくが、広州の粘りの守備の前にネットを揺らせず。1点リードで後半を迎える。
すると迎えた95分にも、JDTはPKを獲得。これをベルクソンが決めてダメ押し。PK2発で0-2と勝利したJDTがグループIで首位に浮上した。
広州FC 0-2 ジョホール・ダルル・タクジム
【JDT】
ベルクソン(前17[PK]、後51)
圧倒的な最下位である広州を除き、蔚山現代(韓国)、川崎フロンターレ(日本)、そしてJDTが熾烈な突破争いを繰り広げているグループI。JDTは勝利しなければいけない試合となった。
試合は15分、右CKからのクロスに対して広州のDFが相手を倒してファウル。JDTはPKを獲得すると、ベルクソンがしっかりとゴール右に決めて、JDTが幸先良く先制する。
主導権を握り続けるJDTはさらにゴールに迫っていくが、広州の粘りの守備の前にネットを揺らせず。1点リードで後半を迎える。
今大会無得点の広州はこの試合もフィニッシュ精度を欠き、少ないチャンスを生かせず。対するJDTも攻め込み続けるがGKジャン・ジーハオの好セーブもあって得点を奪えない。
すると迎えた95分にも、JDTはPKを獲得。これをベルクソンが決めてダメ押し。PK2発で0-2と勝利したJDTがグループIで首位に浮上した。
広州FC 0-2 ジョホール・ダルル・タクジム
【JDT】
ベルクソン(前17[PK]、後51)
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