ビラの逸材MFジェイコブ・ラムジーが新契約にサイン! 今季ここまでPL6ゴール
2022.04.27 07:00 Wed
アストン・ビラは26日、U-21イングランド代表MFジェイコブ・ラムジー(20)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。
6歳の頃にビラの下部組織に入団したラムジーは、2019年1月にプロ契約を締結。プロ契約後はリーグ1(イングランド3部)のドンカスター・ローヴァーズへ半年間の武者修行に出て、7試合3ゴールという数字を残した。
そして、レンタルバックして迎えた昨シーズンは、途中出場を中心にリーグ戦22試合に出場。トップチーム定着への足掛かりとすると、今シーズンはリーグ戦30試合に出場し、6ゴール1アシストを記録。[4-3-3]のインサイドハーフを主戦場に、トップ下やサイドハーフで足元の技術や推進力、攻撃センスを遺憾なく発揮している。
今シーズンの活躍によってすでに国内のビッグクラブの関心を集めているが、2025年までとなっていた現行契約を新たに2年延長したことで、今後しばらくはビラの主力として活躍する姿が見られそうだ。
6歳の頃にビラの下部組織に入団したラムジーは、2019年1月にプロ契約を締結。プロ契約後はリーグ1(イングランド3部)のドンカスター・ローヴァーズへ半年間の武者修行に出て、7試合3ゴールという数字を残した。
そして、レンタルバックして迎えた昨シーズンは、途中出場を中心にリーグ戦22試合に出場。トップチーム定着への足掛かりとすると、今シーズンはリーグ戦30試合に出場し、6ゴール1アシストを記録。[4-3-3]のインサイドハーフを主戦場に、トップ下やサイドハーフで足元の技術や推進力、攻撃センスを遺憾なく発揮している。
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パリ・サンジェルマン(PSG)とのアウェイゲームに臨むアストン・ビラだが、アルゼンチン代表の守護神を巡って早くも荒れる展開が危惧される。 今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)で躍進光るアストン・ビラは、9日に敵地パルク・デ・プランスで行われる準々決勝1stレグでPSGと対戦する。 指揮官ウナイ・エメリの古巣対決という部分がフィーチャーされる一方、悪い意味で注目を集めているのが、アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスだ。 以前からクラブ、代表チームにおいて好戦的な性格で知られるマルティネスだが、フランス国民とは犬猿の仲だ。2022年カタール・ワールドカップ(W杯)決勝でフランス代表と対戦し、PK戦の末にアルゼンチン優勝の立役者となった守護神。 しかし、表彰式の際に対戦相手から野次を受けた際、大会最優秀GK賞のトロフィーを股間にあてる挑発的なジェスチャーで煽ると、アルゼンチン帰国後もレ・ブルーのエースであるFWキリアン・ムバッペの写真を貼った赤子の人形を持ち歩き、侮辱する行為が批判を招いた。 そんななか、今回のパリでの一戦ではPSGサポーターを中心に完全アウェイの状況が見込まれるが、傑出したメンタリティを持つGKは飛行機移動の際に2022年W杯でフランスを破って優勝したことを記念したベースボールキャップを被ってパリに遠征した。 そのため、試合前日会見に出席したチームメイトであるベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス、エメリ監督には当然のことながら守護神の服装に関する質問が飛んだ。 普段からピッチ上、ドレッシングルームでの振る舞いを間近で見てきた主力MFは、「たぶん、それが彼のスタイルなんだ」と前述のベースボールキャップについて一言。 さらに、「言えるのは、彼は明日の試合に向けて準備万端で、何も特別なことは言っていないということだけだ。彼は試合を楽しみにしている」、「(マルティネスがどんな歓迎を受けるかは)気にしない。エミに何が起ころうとも、それがフットボールという枠にとどまる限り、僕自身は気にしない」と、人種差別や誹謗中傷、暴力行為など問題行為に発展しなければ、厳しいアウェイでの歓迎も受け入れざるを得ないと冷静に語った。 一方、古巣と対峙するスペイン人指揮官は「エミは我々にとって非常に重要な選手だ」と改めて信頼を強調。 その上で「フットボールは、ファンが選手たちが様々なチームとどのようにプレーしているかを理解する場であり、敬意を払う必要がある。しかし、彼らはクラブと国を守っている。ただ、フットボールはフットボールに過ぎない。彼らのサポーターが彼らを応援し、我々のサポーターが我々を応援するのだ」と、対戦相手への過度な反応よりも自分たちのチームの応援に集中してほしいとの考えを強調した。 2025.04.09 20:00 Wed3
今季のプレミアで最も代理人に手数料を支払ったのはチェルシー、2度の移籍期間で114.2億円
2024-25シーズンの2度の移籍期間で最も代理人手数料を支払ったクラブが判明した。その金額は6038万4449ポンド(約114億2000万円)とのことだ。 シーズンも佳境に迫る中、イングランドサッカー協会(FA)は2024年2月2日から2025年2月3日までの期間で、FAに登録されているクラブおよびサッカーエージェントの最新の支払い金額を公表した。 最も代理人に手数料を支払っていたのはチェルシー。トッド・ベーリー氏がオーナーになってから多額の資金を補強に投じている中、2024年夏にポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(現ミラン)やFWペドロ・ネト、MFキーナン・デューズバリー=ホールらを補強し、6038万4449ポンド(約114億2000万円)を支払っている。 2位はマンチェスター・シティで5212万6339ポンド(約98億5700万円)。FWサヴィオやFWオマル・マーモウシュ、MFニコラス・ゴンサレス、DFアブドゥコディル・クサノフなどを獲得している。 3位はマンチェスター・ユナイテッドで3302万2197ポンド(約62億4300万円)を支払っており、DFレニー・ヨロ、FW ジョシュア・ザークツィー、DFマタイス・デ・リフトなどを獲得していた。 プレミアリーグの20クラブの総額では4億913万7387ポンド(約773億5000万円)を代理人に支払っているという。 なお、この数字は数字が公表され始めてから初めての減少になったとのことだ。 チャンピオンシップ(イングランド2部)では日本代表MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドが1位となり、1883万6447ポンド(約35億6200万円)となった。なお2位のバーンリーは530万5608ポンド(約10億円)となっており、3倍以上の金額を投資していた。 <span class="paragraph-title">【データ】2024-25シーズン代理人手数料ランキング</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/plclub2024-25.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <table style="max-width:100%;background-color: #dfdfdf;"> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 順位 </td> <td style="font-size:0.8em; "> チーム名 </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; "> 金額 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 1位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> チェルシー </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 6038万4449 / 約114億2000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 2位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> マンチェスター・シティ </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 5212万6339 / 約98億5700万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 3位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> マンチェスター・ユナイテッド </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£3302万2197 / 約62億4300万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 4位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> アストン・ビラ </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2507万7873 / 約47億4000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 5位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ニューカッスル </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2436万6737 / 約46億500万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 6位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> アーセナル </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2279万1917 / 約43億800万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 7位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> リバプール </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2083万5652 / 約39億4000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 8位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ウェストハム </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1901万9377 / 約35億9600万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 9位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> トッテナム </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1842万9639 / 約34億8400万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 10位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ブライトン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1655万3102 / 約31億3000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 11位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ボーンマス </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1642万5116 / 約31億500万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 12位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ブレントフォード </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1476万2657 / 約27億9000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 13位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ウォルバーハンプトン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1350万560 / 約25億5200万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 14位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ノッティンガム・フォレスト </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1299万1664 / 約24億5600万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 15位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> フルアム </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1275万1674 / 約24億1000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 16位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> クリスタル・パレス </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1195万2031 / 約22億6000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 17位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> レスター・シティ </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 982万4219 / 約18億5700万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 18位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> エバートン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 915万6995 / 約17億3100万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 19位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> サウサンプトン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 890万718 / 約16億8300万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 20位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> イプスウィッチ・タウン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 626万4471 / 約11億8500万円 </td></tr> </table> 2025.04.15 15:40 Tue4
「全てをとても誇りに思う」 PSG相手に一歩届かず… エメリ監督は胸を張って大会を去り来季の出場を目指す
アストン・ビラを率いるウナイ・エメリ監督が15日に行われ、3-2で逆転勝利したチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのパリ・サンジェルマン戦を振り返った。 1stレグを1-3と敗れていたアストン・ビラは27分までに2点をリードされる厳しい展開に。それでも58分までに主将MFジョン・マッギンのスーパーミドル弾などで3ゴールを奪い、2戦合計スコアで1点差に詰め寄った。 その後も途中出場のFWマルコ・アセンシオに同点の絶好機があったが、GKジャンルイジ・ドンナルンマに阻まれ一歩届かず敗退となった。 42年ぶりの欧州最高峰の舞台でベスト8まで進出した中、エメリ監督は胸を張って大会を後にしている。 「全てをとても誇りに思う。このレベルに到達できたことは次のステップだ。2試合共に良い戦いを見せることができた。今日はより良い戦いを見せ、勝利に近づいた。サポーターが素晴らしく、0-2の状況でも後押しをもらえた」 「このレベルで戦う選手たちは皆、主役になろうと努力している。そして我々の選手たちもスキルを発揮して主役になった。また、我々の選手たちはゲームプランを遂行し、一貫性を保っていた。攻撃的にプレーし、トランジションも完璧だった。今、一番重要なのは再びCL出場権を得ることだ。残り6試合のプレミアリーグで我々が目指すのはCL出場権だ」 2025.04.16 09:00 Wed5