「体が勝手に動いてるみたい」スイス代表守護神の好ストップ連発に驚きの声「彼のセーブだけでハイライトが作れる」

2022.04.05 12:03 Tue
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ボルシアMGのスイス代表GKヤン・ゾマーが驚異のパフォーマンスを見せた。3日に行われたブンデスリーガ第28節でマインツをホームに迎えたボルシアMG。試合は1-1の引き分けに終わったが、何度もマインツ攻撃陣の前に立ちはだかったのがゾマーだった。

特に際立ったのが1-0と1点リードで迎えた47分の場面。カウンターからピンチを迎えたボルシアMGは相手MFレアンドロ・バレイロにシュートを打たれる。これは左ポストに直撃し、跳ね返ったボールをFWジョナタン・ブルクハルトが押しこむ。
誰もが失点を覚悟した場面で、ゾマーはピッチにヒザをつけたまま右手一本でセーブ。まるで反射のような動きに「彼は真のGKだ。体が勝手に動いてるみたいだ」という意見もあった。

ボルシアMGはその後同点に追いつかれたものの、試合終了間際の89分にはブルクハルトとMFイ・ジェソンのシュートをゾマーが横っ飛びで連続セーブ。驚異的な反射神経と跳躍力で逆転のピンチを防いだ。
試合はそのままタイムアップ。守護神の活躍で勝ち点1をもぎ取ったと言っていい内容に、ブンデスリーガ英語版公式ツイッターもゾマーのセーブだけのハイライトを投稿。「彼のセーブ集だけでハイライトが作れるなんて」、「何と素晴らしいキーパーなんだ」、「人間やめてる」、「魔法を見た」とファンから驚きの声が上がっている。

2014年夏にバーゼルからボルシアMGに加入して以降、9シーズンに渡って正守護神を務めるゾマー。身長183cmとGKとしては小柄ながら、抜群の反射神経とポジショニングから繰り出すシュートストップをこの日も発揮していた。

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【ブンデスリーガ日本人選手】奥川が今季初出場!ヴォルフスブルクに逆転勝利のアウグスブルクが2連勝!

ブンデスリーガ第9節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガにはボルシアMGのDF板倉滉、フライブルクのMF堂安律、フランクフルトのDF長谷部誠らに加え、アウグスブルクに加入したMF奥川雅也が2季ぶりに1部に復帰した。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、第9節では堂安、伊藤、浅野が先発出場、奥川が途中出場した。 奥川がベンチスタートとなったアウグスブルクは、ホームでヴォルフスブルクと対戦。試合は17分にティーツのゴールでアウグスブルクが先制したが、35分にヴィンドのゴールで追いつかれると、43分にはマイェルにPKを決められ、1-2で前半を終えた。 後半は膠着状態が続く中、アウグスブルクは78分にグムニーを下げて今夏に加入した奥川を投入。すると直後の79分、右サイドのエンゲルスが供給したアーリークロスがボルナウのオウンゴールを誘って同点に追いつくと、その2分に後にもイアゴの左クロスからエンゲルスがヘディングシュートを叩き込み、連続ゴールで逆転に成功した。 試合終盤の87分にウドゥオカイが2枚目のイエローカードで退場し、数的不利となったアウグスブルクだったが、最後までエンゲルスの決勝点を守り抜き、リーグ戦2連勝を飾った。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽10/28 ボルシアMG 2-1 ハイデンハイム ◆ケガのため欠場 ★長谷部誠[フランクフルト] ▽10/29 フランクフルト 3-3 ドルトムント ◆ベンチ入りも出場せず ★奥川雅也[アウグスブルク] ▽10/28 アウグスブルク 3-2 ヴォルフスブルク ◆78分からプレー ★堂安律[フライブルク] ▽10/29 レバークーゼン 2-1 フライブルク ◆フル出場 ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽10/28 シュツットガルト 2-3 ホッフェンハイム ◆フル出場 ★原口元気[シュツットガルト] ▽10/28 シュツットガルト 2-3 ホッフェンハイム ◆ベンチ入りも出場せず ★浅野拓磨[ボーフム] ▽10/27 ボーフム 2-2 マインツ ◆85分までプレー 2023.10.30 06:30 Mon
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プレミア昇格ならリーズがボランチ補強? 田中碧の相棒にファルケ監督も信頼する元ドイツMFを獲得か

プレミアリーグ昇格を目指すリーズ・ユナイテッド。来シーズンに向けて、日本代表MF田中碧の相棒を補強する可能性が出ているようだ。 今シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うリーズ。熾烈なプレミアリーグ昇格争いを繰り広げており、優勝も争っている状況だ。 まだ昇格を逃す可能性すらある状況だが、リーズは来シーズンに向けての補強にボランチを考えているとのこと。ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、その選手はボルシアMGの元ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグル(29)とのことだ。 ヴァイグルは1860ミュンヘン、ドルトムント、ベンフィカでプレー。2022年9月にボルシアMGにレンタル移籍で加入すると、2023年7月に完全移籍に切り替わった。 ボルシアMGでは公式戦通算89試合で3ゴール6アシスト。今シーズンはキャプテンも務め、ブンデスリーガで28試合に出場し2アシストを記録している。 ボランチでプレーするヴァイグルは、リーズを指揮するダニエル・ファルケ監督によってボルシアMGに加入した選手であり、田中とのダブルボランチも可能性がある。 ただ、ボルシアMGとの契約は2028年夏までとなっており、移籍金は高額になる可能性が。現時点では具体的な話には発展していないが、若くしてその才能が認められたヴァイグルは、プレミアリーグでプレーするというキャリアの目標を諦めていないとされ、リーズがプレミアリーグに昇格すれば実現の可能性はありそうだ。 2025.04.15 22:55 Tue

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