大胆采配も回ってきたツケ、W杯ベスト8に向け残り8カ月で浮き彫りになった課題/日本代表コラム
2022.03.30 06:45 Wed
「なかなか練習時間が短い中、全てのことを評価するのは難しいと思います。まずは選手たちの姿勢の部分でやってやろうという気持ちでしっかり準備してくれたことを見てあげたいと思います」
試合後にそう語ったのは日本代表の森保一監督。W杯出場を決めたアウェイでのオーストラリア代表戦から、DF吉田麻也(サンプドリア)、DF山根視来(川崎フロンターレ)以外の9名を変更した。
GK川島永嗣(ストラスブール)は今回の最終予選初出場となり、MF旗手怜央(セルティック)は日本代表デビュー戦。MF柴崎岳(レガネス)は4試合ぶり、MF久保建英(マジョルカ)は3試合ぶりと、出番が限られている選手たちがピッチに並んだ。
W杯の出場権を獲得したからこそできた今回の采配。これまで割とメンバーを固定して戦い、出場権獲得という目標に向かって進んできたため、多くの選手を試すということは難しかった。
特に最初の3試合で2敗という苦しいスタートとなってしまっただけに、4戦目のオーストラリア戦から[4-3-3]のシステムに変更し、ケガでの不参加や出場停止を除いてはメンバーを固定してきていた。
苦しい戦いの中でも、試練を乗り越えて出場権を確保したという部分は評価されるべきだが、9戦目まで長引かせてしまったことで、テストする機会を失ったことも事実だろう。
試合後にそう語ったのは日本代表の森保一監督。W杯出場を決めたアウェイでのオーストラリア代表戦から、DF吉田麻也(サンプドリア)、DF山根視来(川崎フロンターレ)以外の9名を変更した。
GK川島永嗣(ストラスブール)は今回の最終予選初出場となり、MF旗手怜央(セルティック)は日本代表デビュー戦。MF柴崎岳(レガネス)は4試合ぶり、MF久保建英(マジョルカ)は3試合ぶりと、出番が限られている選手たちがピッチに並んだ。
特に最初の3試合で2敗という苦しいスタートとなってしまっただけに、4戦目のオーストラリア戦から[4-3-3]のシステムに変更し、ケガでの不参加や出場停止を除いてはメンバーを固定してきていた。
苦しい戦いの中でも、試練を乗り越えて出場権を確保したという部分は評価されるべきだが、9戦目まで長引かせてしまったことで、テストする機会を失ったことも事実だろう。
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