サッカー界追放状態のロシアサッカー連盟、UEFAからAFCへの移籍を検討か
2022.03.29 19:22 Tue
ロシアサッカー協会(RFU)が、アジアサッカー連盟(AFC)に加盟する可能性があるようだ。
ウラジミール・プーチン大統領によるウクライナ侵攻を機に、世界から猛反発を受けるロシア。サッカー界ではロシアのクラブがFIFAやUEFA管轄の国際大会から除外されたほか、ロシア代表もカタール・ワールドカップに出場する資格が剥奪され、今月24日に予定されていたポーランド代表との欧州予選プレーオフは不戦敗扱いとなった。
無期限制裁を受ける中、ロシアメディアによると、RFUはUEFAからAFCへの移籍を検討している模様。ただ、両連盟が認めれば可能ではあるが、ロシアに対する非難が世界的に強まっている中で、AFCが批准する可能性は低いと見られている。
なお、イギリス『デイリー・メール』によれば、かつて各サッカー協会が連盟を移籍したケースはいくつかある。イスラエルサッカー協会は1954年から1974年までAFCに所属し、アジアカップ優勝経験もあるものの、パレスチナ問題や中東戦争など影響から、アジア諸国が対戦拒否や大会参加拒否を主張したため、1974年に開催されたAFC総会で除名された。その後、無所属期間を経て1991年からUEFAに加盟している。
また、カザフスタンもソ連崩壊後、1994年に他の中央アジア4か国と共にAFCに加入したが、当時から選手やファンからはUEFA加盟の希望が強く、ワールドカップ出場などの結果を残せなかったことから、2001年にAFCを脱退。2002年にUEFAに加盟した。
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そのほか、オーストラリアも2005年にオセアニアサッカー連盟(OFC)からAFCに移籍している。
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