ボローニャのミハイロビッチ監督が白血病早期治療のため再入院「病気の芽を摘み取るための治療」

2022.03.26 22:39 Sat
Getty Images
ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督が、白血病の治療のため、再入院することを明らかにした。『フットボール・イタリア』がコメントを伝えている。
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ミハイロビッチ監督は2019年7月に急性白血病を患い、入退院を繰り返しながら化学療法と骨髄移植を行ってきた。3回目の化学療法を終えた後は現場に完全復帰し、ここ2シーズンは共に12位という成績を収めていた。今季もここまで9勝6分け14敗の12位と、残留に向けてまずまずの順位に位置しているが、この度、しばらく間、早期治療のため入院することになった。
「病気の芽を摘み取るための治療に着手するようアドバイスを受けている。2年半前のように飛んでいる相手と戦うのではなく、飛ばれる前に先手を打つつもりだ」

「この病気は私のような人間に再び立ち向かえるほど非常に勇敢なようだ。私はここにいる。もし最初のレッスンが十分でなかったなら、もう一度レッスンを受けるよ。これは人生の通過点だ。浮き沈みがあり、落とし穴もある。だが、その度に復活するための強さを身につけなければならない」
「来週初めからしばらく休まなければならず、サントルソラに入院することになる。だが大丈夫だ。2年半前とは違って落ち着いている。自分が何をすべきか分かっているし、状況も違う。早く治ることを願っているよ」

「早く治すためにできる限りのことはするつもりだ。だが、数試合欠席することは避けられない。トレーニングや試合に向けて必要なものは、全て病室に用意してあるよ」

「選手たちは私を失望させまいとするはずだ。私も彼らと共に戦うし、彼らも私のために戦ってくれるだろう。ボローニャのファンには彼らを助けてやってくれと頼んである。私はすぐにチームと、そして皆さんの元に戻ってくるよ」

なお、今後ミランやサンプドリア、ユベントス戦が控えているボローニャは、アシスタントコーチのミロスラフ・タニガ氏が暫定指揮を執るようだ。

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