オープンな展開を想定の遠藤航「最終的に個で負けなければ」

2022.03.25 01:05 Fri
©超ワールドサッカー
日本代表のMF遠藤航(シュツットガルト)が、オーストラリア代表戦を振り返った。
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24日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア代表vs日本代表が行われ、0-2で日本が勝利。7大会連続7度目のW杯出場を決めた。 日本は前半から押し込んでいく展開が続く中、なかなかゴールが奪えずにゴールレスでの折り返しに。その後、後半に入ってオーストラリアに盛り返されたものの、決定機を与えることなく試合は0-0のまま後半終盤に突入。
その中でMF三笘薫(ユニオン・サンジロワーズ)の投入で流れを引き寄せた日本は、89分と94分にその三笘が続けてゴールを記録。最終的に2-0の勝利を収め、7大会連続7度目のW杯出場を決めた。

前半のオープンな展開について遠藤は想定内であったことを明かした。
「お互いに裏の意識があった中で、相手もカウンターを狙っていました。今日は日本も拓磨(浅野)が先発だったので足元に入れるというよりは裏を意識的に狙っていく戦術でした。もちろん、ボールを持ちたいという思いはありましたが、選手の特徴を考えればそういう展開になっても仕方ないと割り切っていました。ただ、セカンドボールを拾う意識は持ってやっていました。オープンな展開になっても割り切り、最終的に個で負けなければ良いという考えでやっていました」

また、後半勝負だったのかと問われた遠藤は「個人的には前半に1点取りたいなと思っていました。実際、チャンスもあったし、そこで決めきれていればかなりチームとして大きいなと思っていました。結果的に後半勝負という形になってしまいました」とコメント。

そして、6連勝でW杯出場を決めたことについては「持っているポテンシャルはこれ位あると思っていました。最終予選は難しいと分かっていたが、自分たちの力さえ発揮できれば勝ち続けられると証明できました」と話した。

最後に最終予選で成長した点について聞かれると「成長は感じているが、イメージしていた通りの未来になっている。今後はW杯で結果を残すために良い準備をして本番に臨みたい」と意気込んだ。

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