スパーズがソン&ケインのPL最高デュオでハマーズ撃破! リーグ連勝で5位に浮上《プレミアリーグ》

2022.03.21 03:35 Mon
Getty Images
プレミアリーグ第30節、トッテナムvsウェストハムが20日にトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われ、ホームのトッテナムが3-1で勝利した。

現在、7位のトッテナム(勝ち点48)は前節、敵地でブライトンを2-0で破り、マンチェスター・ユナイテッド戦の敗戦を払しょく。前日に試合を行った4位のアーセナルが勝利を収めた中、同勝ち点で6位に位置するライバルをホームで迎え撃った一戦で連勝を目指した。コンテ監督はブライトン戦と全く同じスタメンを採用。クルゼフスキ、ケイン、ソン・フンミンを前線に配した[3-4-3]を継続した。

一方、前節のアストン・ビラ戦を2-1で競り勝ったウェストハムは公式戦連敗をストップ。さらに、3日前に行われたヨーロッパリーグ(EL)では最多王者セビージャをホームで延長戦の末に退け、逆転でのベスト8進出を果たした。コンディション面では劣勢も、ウクライナ代表FWヤルモレンコの2試合連続ゴールなど、エモーショナルな戦いぶりで勢いに乗るアウェイチームは、そのセビージャ戦から先発2人を変更。GKをファビアンスキに戻し、フォルナルスに代えてマズアクを起用。並びを相手と同じ[3-4-3]に変更した。
立ち上がりから緊迫感溢れる攻防が続く中、トッテナムがカウンターから先手を奪う。開始9分、ドハーティの相手陣内でのボール奪取からケインがドリブルでボックス右に持ち込んでグラウンダーの折り返しを供給。これにニアで反応したソン・フンミンにはわずかに合わずも、後方でクリアを試みたDFズマの足に当たったボールがゴールネットを揺らした。

相手のオウンゴールで先制に成功したトッテナムだが、直後にはケインの不用意なバックパスをDFダイアーの寸前でアントニオにかっさらわれてボックス右からシュートを打たれるが、これは枠の左に外れて事なきを得る。
すると、この直後の11分にはホームチームの新生トリデンテによる高速アタックが発動。ハーフウェイライン付近で相手を剥がしたクルゼフスキがケインとのパス交換でボックス右に侵入。ボックス中央のソン・フンミンに丁寧に折り返すが、韓国代表FWがやや体勢を崩して放ったシュートは惜しくも右ポストを叩いた。

ミラーゲームの形でマッチアップががっちり噛み合う中、攻撃面で窮屈なウェストハムに対して、トッテナムは前線で自由に動き回るケインを起点に2シャドー、両ウイングバックを交えた仕掛けで揺さぶりをかける。そして、24分には自陣左サイドでのベン・デイビス、ベンタンクールの繋ぎからハーフウェイライン付近のケインへ局面を変える斜めのパスが入る。ここでケインは左サイドで背後を狙うソン・フンミンへ絶妙なスルーパスを通すと、韓国代表FWはそのままボックス左に持ち込んで強烈な左足のシュートを右隅へ突き刺し、この試合3度目の決定機を今度こそモノにした。

立ち上がり以降、ホームチームに圧倒される苦しい状況が続くウェストハムは、2点リードでよりゲームコントロールを優先する相手の守備に苦戦。だが、得意とする“飛び道具”を生かしてワンチャンスをモノにした。35分、左CKの場面でキッカーのクレスウェルが左足アウトスウィングのボールを入れると、中央でドーソンが競り勝ってファーへ頭で流したボールをフリーのベンラーマが見事な右足のボレーシュートで右下隅に突き刺した。

課題のセットプレーからアウェイチームに勇気を与える1点を与えたトッテナムだが、試合の流れまでは譲らない。前半終盤にかけてはケイン、ソン・フンミンを起点に再び相手ゴールへ迫る場面を作り出し、3点目こそ奪えなかったものの、上々の内容で試合を折り返した。

後半も集中した入りを見せたトッテナムは立ち上がりから相手を押し込み、ケインらがゴールへ迫る場面を作り出す。

これに対して守勢が続くウェストハムは57分、セビージャ戦からの消耗を考慮し、主砲アントニオ、マズアクを下げてフォルナルス、ヤルモレンコを同時投入。この交代によってやや盛り返すが、時間の経過と共に全体が間延びしてホームチームが狙うロングカウンターに晒される。

後半半ばを過ぎると、ウェストハムをうまく引き込んでケインの多彩なパスからトッテナムが再三の決定機を得るが、最後のところで粘るウェストハムの守備を前にレギロンやソン・フンミン、クルゼフスキらがチャンスで仕留め切れない。80分にはホイビュルクの絶妙な浮き球パスから4試合連発中のケインに決定機も、ここはGKとの一対一をモノにできない。

ここ最近のウェストハムとの対戦を考えると、3点目を奪って試合を決めたいトッテナム。指揮官も再三の決定機逸にフラストレーションを溜めていたが、やはり勝負を決めたのはプレミアリーグ最高のアタッキングデュオだった。88分、GKロリスからのロングフィードをケインが頭で背後のスペースへ流すと、オフサイドラインぎりぎりで飛び出したソン・フンミンがGKファビアンスキとの一対一をきっちりモノにした。

そして、この3点目でアウェイチームの心を完全に折ったトッテナムは殊勲のソン・フンミンらを下げて3枚の交代カードを切って試合をクローズ。難敵とのダービーを制し、連勝のコンテ率いるチームが、リーグ連勝で5位に浮上した。

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