「どこが相手でも勝つ」守護神・権田修一、W杯出場を決めたいオーストラリア戦へ「自分たちに隙を作らないこと」

2022.03.20 22:13 Sun
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©︎CWS Brains, LTD.
日本代表のGK権田修一(清水エスパルス)が、メディアのオンライン取材に応じた。

カタール・ワールドカップ(W杯)出場を目指す日本代表は、アジア最終予選でオーストラリア代表、ベトナム代表と対戦。24日に行われるアウェイでのオーストラリア戦に勝利すれば、7大会連続7度目のW杯出場が決まる。

今回はヨーロッパ組や国内組がバラバラで現地オーストラリアに集合。試合前日にしか全員が集まることができないという厳しいスケジュールの中、19日に試合を行ったJリーグ組の7名が一足先に現地入りした。
第一陣で現地入りした権田。大一番に向けての心境は「これまで僕は2次予選でも親善試合でも試合の大小を考えないでやってきました。最初のミャンマーのアウェイから自分としてはシビアな試合でしたし、タジキスタン、キルギスと、どの試合もビッグマッチでした」とコメント。「どの試合も、この試合が大事だという優劣つけると良いことないので、昨日の神戸戦までは神戸戦のことを考えて、中4日でオーストラリア戦だという心境です」と、気負いすることなく、通常通りの1試合だと考えているという。

また「不自然に意識してそうしているのではなく、自然とそうなっているのは、自分の中で落ち着いて夜も寝れて、ご飯も食べられていることは自分の中でとても良いことだと思います」と、あくまでも自然にそう考えられていることをポジティブに捉えているようだ。

チーム全体のメンタリティについても、「まず僕らは日本代表として戦っていて、日本代表として戦っている上で、どの試合も日本として誇りを持って相手を上回る。どこが相手でも勝つということが僕らだと思います」と勝利を最優先に考えなければいけないとした。

ただ、試合展開によってはそうではなくなることもあるとした権田。「もしかしたら、ラスト5分、ラスト3分となった時に、試合状況によりますが、点を取れるチャンスがある、確率があるなら点を取りに行くと思いますし、逆に相手は勝てなければ厳しいことは分かっているので、終盤に受ける形になっていたら、引き分けを見据えながらします」と、割り切って引き分けを狙うタイミングも出てくるだろうとした。

それでも、「ゲームの中で、終盤のところであって、今の時点で、森保さんが引き分けで良いという監督ではないことも知っているし、相手よりも自分たちに要求するというスタンスを守りたいと思います」と、あくまでも勝利を目指し、相手を上回る気持ちで試合に臨むとコメント。「色々なメンタリティの選手がいるかもしれないですが、僕はそこは代表チームの強みだと思っていて、引き分けでOKという状況であっても、最後1つになって同じ目線で戦えることが強みだと思っているので、今回もそこを出せればと思います」と、チームとして同じベクトルを持ちたいとした。

厳しい最終予選も残り2試合。コロナ禍ということもあり、これまでのW杯予選とは違うスケジュールで、厳しい中での戦いが続いた。

権田は「監督が最初に招集したかったメンバーが招集できない。今回の試合でもメンバーの差し替えがあって、毎回誰かがいない、オリンピック後で休みが取れていない、厳しい移動があるということだった」と、難しい状況がずっと続いたままの予選だったと振り返る。「ザッケローニ監督の時は、1試合目が親善試合で2試合目が予選ということが多かったですが、移動して1発目が予選というのはコンディション的には難しいなと思いますが、これを経験している僕らは強くなっているのかなとも思います」と、厳しい環境で戦うことで、強くなっていることも感じるという。

「負ければ強くなっていないじゃんということになりますが、僕はJリーグでプレーしているので、今回も前々回のベトナムも移動は楽でしたが、みんなは移動が大変な中で短い期間で良い準備をして結果も出しました」と、海外組は特に苦労しているとコメント。「これから試合の人もいますけど、どういう状態で会えるか分からないですが、今回は色々あった予選だったので、強くではないですが、逞しくはなっているのが、チームが1番変わった部分だと思っています」と、チーム全体の逞しさが自信となっているようだ。

権田自身、日本代表に招集されてからは長いが、レギュラーを務めているのは今回が初めて。ピッチに立って予選をまともに戦うのも初めての経験だった。

その中で、海外でのプレーを含め、大きく成長している権田。「良いところというか、正直自分が何が成長できるかは分かっていないです」と、自分では実感があまりないと言い、「エスパルスに入って良かったなと思うことがあって、静岡のエスパルスのサポーターは非常に見る目が厳しいです。ホームのスタジアムだと僕のロングボールが通らないとため息が聞こえます。ホームなんですが、目の肥えたサポーターがいる中でプレーできているので、ヨーロッパではもっとプレッシャーが強いかもしれないですが、日本では他のチームでもプレーしましたが、ここが初めてでした」と、清水のファン・サポーターの影響で、良いプレーをしなければいけないというプレッシャーを常に感じているとした。

「前はゴールを守ればいいと思っていましたが、森保さんに要求されて色々やっていますが、今はチーム事情もあり代表でやっていることをチームに落とし込んでやっているということもあります」と、心境面でも変化があり、実際にプレーを変えていることはあるという。

直近のヴィッセル神戸戦については「神戸戦は、その前の何試合かは僕のところからロストして、うまくいかないことがあっ他ので、割り切ってやっていました」と、アプローチを変えていたとコメント。それでも「日本代表という場は僕を成長させてくれるところで、代表活動がなければ、ここまで成長していなかったかもしれないです」とし、「W杯で勝てるGKになるためには何が必要かを考えて日頃からやっていますし、何が成長しているかは評価してもらえたらと思います」と、目指しながら力をつけているものの、評価は周りにしてもらいたいとした。

とにかく勝利をしてW杯出場を決めたいオーストラリア戦。改めてオーストラリアについて語る権田は、ピッチに立つ選手によって変わるため、自分たちのプレーをしっかりと出すことに目を向けたいとした。

「オーストラリアはアジアの中では1番アジアっぽっくないというか、1番フットボールをしてくるチームで、ヨーロッパでプレーしている選手が多く、フィジカル的に恵まれているところもあると思います。1人の役割が明確化されているというのはあります」

「誰が出てくるのか分からないということがあって、セレッソ大阪にいるアダム・タガート選手は出ていないですし、ムーイ選手も陽性になったり、背の高いストッパー(ハリー・サウター)もケガをしてしまったという記事を見ています」

「ヴィッセルとのACLを見ても、出てくる選手によって特徴を生かしたサッカーをするイメージがあります」

「僕らが相手じゃなく、自分たちに隙を作らないこと、攻守両面で準備して、誰がプレーするのか特徴をしっかり情報を頭に入れて臨むことが最善の準備かなと思います。まずは自分たちが最高のパフォーマンスをする準備ができればと思います」

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