延期分の2試合が開催!両試合ともテイストの違うドローに【ルヴァンカップGS第1節】
2022.03.15 21:51 Tue
新型コロナウイルスの影響で延期されていたルヴァンカップ・グループステージ第1節の2試合が15日に行われた。
Aグループの大分トリニータvs鹿島アントラーズは早々にスコアが動く。3分、鹿島は敵陣右サイドのアルトゥール・カイキが一旦後ろに下げたところを、中村がダイレクトで鋭い縦パスをボックス右へ供給。荒木が受けてクロス上げると、最後は染野が頭で合わせて先制した。
出鼻を挫かれた大分だったが14分、ロングボールがボックス左に走り込む呉屋に渡ると、ここから左足をコンパクトに振り抜いたシュートが右ポストを叩いてゴールイン。呉屋のリーグ戦からの連続得点で、ホームチームが同点に追いついた。
大分はさらにその6分後、右サイドから上げたクロスを起点に呉屋がシュート。これはGKに弾かれてしまうが、こぼれ球を屋敷が詰めて逆転に成功した。
前半から点の取り合いとなったが、後半もシーソーゲームが続く。まずは62分、鹿島の攻撃で大分の香川にハンドを誘い、PKを獲得。これをピトゥカが決めて同点に追いつく。
このまま後半アディショナルタイムを迎えたが、試合はここで終わらなかった。ボックス外左でFKのチャンスを得た大分。香川が左足でクロスを上げると、途中出場の長沢が泥臭くもヒザで合わせて、土壇場で同点とした。
合計6ゴールが生まれた白熱の試合は3-3の痛み分けとなった。
大分トリニータ 3-3 鹿島アントラーズ
【大分】
呉屋大翔(前14)
屋敷優成(前20)
長沢駿(後46)
【鹿島】
染野唯月(前3)
ディエゴ・ピトゥカ(後17)
上田綺世(後30)
一方、DグループのFC東京vsジュビロ磐田は0-0の引き分けに終わった。
ホームのFC東京は、17歳の荒井が左サイドをドリブル突破し、ゴール前の山下のシュートをお膳立て。ここは枠に飛ばせなかったが、初先発の高校生が見せ場を作る。
対して磐田は29分、こちらも左サイドから金子がドリブルで前進し、ボックス手前のファビアン・ゴンザレスを経由してボックス右の吉長へ。ここは一度相手DFに弾かれるものの、ファビアン・ゴンザレスが素早く奪い返し、折り返しを再び吉長がシュート。しかし、枠を捉えることはできなかった。
後半に入ると、状況は一気に磐田に傾く。60分にFC東京のエンリケ・トレヴィザンがファビアン・ゴンザレスの決定機をスライディングタックルで阻止。文句なしの一発退場となり、FC東京は数的不利を強いられることになった。
ここから攻勢を強めた磐田は、73分にファビアン・ゴンザレスのヘディングシュートがクロスバーを直撃。こぼれ球を吉長とジャーメインが立て続けに押し込もうとするが、FC東京の身体を張ったブロックを前にネットを揺らせなかった。
後半アディショナルタイムには、途中出場の鈴木の渾身のミドルシュートが飛び出すが、GK波多野のファインセーブに遭い、最後までゴールならず。結局、ゴールレスドローとなった。
FC東京 0-0 ジュビロ磐田
Aグループの大分トリニータvs鹿島アントラーズは早々にスコアが動く。3分、鹿島は敵陣右サイドのアルトゥール・カイキが一旦後ろに下げたところを、中村がダイレクトで鋭い縦パスをボックス右へ供給。荒木が受けてクロス上げると、最後は染野が頭で合わせて先制した。
出鼻を挫かれた大分だったが14分、ロングボールがボックス左に走り込む呉屋に渡ると、ここから左足をコンパクトに振り抜いたシュートが右ポストを叩いてゴールイン。呉屋のリーグ戦からの連続得点で、ホームチームが同点に追いついた。
前半から点の取り合いとなったが、後半もシーソーゲームが続く。まずは62分、鹿島の攻撃で大分の香川にハンドを誘い、PKを獲得。これをピトゥカが決めて同点に追いつく。
さらに75分には、樋口のパスからゴール前に侵入した土居がGK西川に激突される形でふたびPKを獲得。これを上田が決めて、70分に途中投入された3人で逆転して見せた。
このまま後半アディショナルタイムを迎えたが、試合はここで終わらなかった。ボックス外左でFKのチャンスを得た大分。香川が左足でクロスを上げると、途中出場の長沢が泥臭くもヒザで合わせて、土壇場で同点とした。
合計6ゴールが生まれた白熱の試合は3-3の痛み分けとなった。
大分トリニータ 3-3 鹿島アントラーズ
【大分】
呉屋大翔(前14)
屋敷優成(前20)
長沢駿(後46)
【鹿島】
染野唯月(前3)
ディエゴ・ピトゥカ(後17)
上田綺世(後30)
一方、DグループのFC東京vsジュビロ磐田は0-0の引き分けに終わった。
ホームのFC東京は、17歳の荒井が左サイドをドリブル突破し、ゴール前の山下のシュートをお膳立て。ここは枠に飛ばせなかったが、初先発の高校生が見せ場を作る。
対して磐田は29分、こちらも左サイドから金子がドリブルで前進し、ボックス手前のファビアン・ゴンザレスを経由してボックス右の吉長へ。ここは一度相手DFに弾かれるものの、ファビアン・ゴンザレスが素早く奪い返し、折り返しを再び吉長がシュート。しかし、枠を捉えることはできなかった。
後半に入ると、状況は一気に磐田に傾く。60分にFC東京のエンリケ・トレヴィザンがファビアン・ゴンザレスの決定機をスライディングタックルで阻止。文句なしの一発退場となり、FC東京は数的不利を強いられることになった。
ここから攻勢を強めた磐田は、73分にファビアン・ゴンザレスのヘディングシュートがクロスバーを直撃。こぼれ球を吉長とジャーメインが立て続けに押し込もうとするが、FC東京の身体を張ったブロックを前にネットを揺らせなかった。
後半アディショナルタイムには、途中出場の鈴木の渾身のミドルシュートが飛び出すが、GK波多野のファインセーブに遭い、最後までゴールならず。結局、ゴールレスドローとなった。
FC東京 0-0 ジュビロ磐田
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相手チームのバス運行妨げ…J2大分のサポーター14名がホーム5試合入場禁止処分
大分トリニータは15日、3日に行われた明治安田J2リーグ第13節のロアッソ熊本戦で発生した違反行為への処分を発表した。 クラブの発表によると、大分のサポーターの一部が違反行動。スタジアム入りするロアッソ熊本のチームバスの運行を妨げるという違反行為に出ていたという。 今回の処分対象者は14名。18日に行われる第16節のV・ファーレン長崎戦からホームゲーム5試合の入場禁止処分が下されたとのこと。また、その期間内のアウェイゲームと公式戦も入場禁止となる。 大分は18日の長崎戦に始まり、25日にはホームで天皇杯1回戦のレベニロッソ戦、31日にJ2のヴァンフォーレ甲府戦、6月15日にJ2のブラウブリッツ秋田戦、同28日にRB大宮アルディージャ戦が行われ、これでホーム5試合に。その間、アウェイではFC今治、徳島ヴォルティスとの2試合が予定されている。 大分は「今後このような違反行為がないよう再発防止を徹底してまいります。ご来場いただく皆様、観戦マナー・ルール順守の上、ご観戦いただきますようお願いいたします」と陳謝した。 2025.05.15 14:10 Thu3
天皇杯決勝で九州勢が56年ぶりの快挙/六川亨の日本サッカーの歩み
Jリーグは現在、J1からJ3まで九州の8クラブがしのぎを削っている。Jクラブがなかった宮崎県も今季からJ3にテゲバジャーロ宮崎が参入した。そして九州の8クラブでタイトルを獲得したことがあるのは08年にナビスコ杯(現ルヴァン杯)で優勝した大分だけだった。その大分が、天皇杯優勝まであと1歩と迫って迎えたのが浦和との決勝戦だった。 九州勢が天皇杯の決勝戦に進出したのはJリーグ史上初の快挙でもある。記録を遡っても、JSL(日本サッカーリーグ)がスタートした1965年度大会で八幡製鐵(後の新日鐵)が東洋工業(現広島)に2-3で敗れて準優勝して以来、実に56年ぶりの偉業だった。 当時の八幡製鐵は、日本代表でも司令塔としてチームを牽引し、68年のメキシコ五輪では銅メダル獲得の原動力となった宮本輝紀や、元日本代表監督の渡辺正を擁し、前年に古河(現ジェフ千葉)と天皇杯の同時優勝を果たしていた。それ以前にも準優勝3回の歴史を持つ古豪でもあった。 しかし新日本製鐵となってからはベスト4が最高成績で、JSLでも82年に日産自動車(現横浜M)に入替戦で敗れて2部に降格すると、91年にはJSLでも最下位となり地域リーグである九州リーグに降格。Jリーグも業績不振で参加を見送り、99年シーズンを最後にサッカー部は廃部となった。 その後は一部の選手が三菱化成黒崎サッカー部に移ってプレーを続け、同チームを母体に北九州FCが誕生し、08年にJFLに昇格すると10年にはギラヴァンツ北九州と名称を改めJ2リーグ昇格を果たした。 昇格当時、年配の方々が練習を見学に訪れ、「早朝に練習をしてくれれば見学も楽になる」と訴えられたことを当時のコーチから教えられた。おそらく八幡製鐵時代からのファンなのだろう。Jリーグ入りは福岡の後塵を拝したものの、土壌的には長い歴史を誇っているのが北九州でもある。 ちなみに優勝した浦和は、前身の三菱重工時代を含めて8回の天皇杯獲得となり、これまで最多だった慶應BRB(全慶應)と並んだ。慶應BRBは第二次世界大戦前の参加チームが3~8の時代も含んでいるため、実質的には浦和が最多優勝記録の保持者と言っていいだろう。慶應BRBが最後に優勝したのは56年度の第36回大会のため、浦和は65年ぶりに最多優勝記録に並んだことになる。 そして2位は関学クラブと横浜Mの7回で、これに5回の東京V、G大阪、鹿島が続いている。100回を越え、ようやくJのクラブが天皇杯の主役になりつつあると言っていいだろう。 2021.12.22 20:30 Wed4
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