レーティング:レアル・マドリー 3-1(AGG:3-2) パリ・サンジェルマン《CL》
2022.03.10 07:18 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の2ndレグ、レアル・マドリーvsパリ・サンジェルマン(PSG)が9日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが3-1で勝利した。この結果、2戦合計3-2としたマドリーの準々決勝進出が決定した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
GK
1 クルトワ 6.0
失点場面では味方がファーを切った中でニアを抜かれる形となったが、相手のシュートを褒めるべき。それ以外の局面ではいつも通りの安定したゴールキーピングを見せた
DF
2 カルバハル 5.5
1失点目に繋がるボールロストは頂けなかったが、前回対戦から守備面で見事な修正を見せて大きな穴は作らず。読みを利かせた好対応も光った
(→ルーカス・バスケス 6.0)
難しい状況での投入となったが、前回対戦で悔しい思いをさせられたムバッペに今度は仕事をさせず。守備だけでなく攻撃にも顔を出した
3 ミリトン 6.5
後半途中に足を痛めたが、アラバからの強烈な檄を受けて90分間戦い続けた。相手に2点目を与えなかったことが、最終的に逆転劇に繋がった。高い身体能力と気迫のこもった守備は心を打つものだった
失点場面ではでき得る対応は見せた。センターバックでリスク管理を怠らず、後半途中には一時サイドバックで果敢に攻撃参加を見せた。勝者のメンタリティとリーダーシップで相棒を最後まで戦わせた仕事も見逃せず
6 ナチョ 6.5
メンディ不在を受けて左サイドバックで奮闘。攻撃参加はほぼなかったが、相手の強力攻撃陣に粘り強く食らいついた
MF
15 バルベルデ 6.5
チーム屈指の運動量とハードワーク、献身性でハイプレスの担い手に。再三のボール奪取に加えて、決定的な仕事こそなかったが、利他的なプレーで攻撃面でも周囲を生かした
8 クロース 6.0
負傷明けで慣れないアンカーでプレー。攻守両面でそつなくこなした
(→カマヴィンガ 6.5)
チームにダイナミズムをもたらす途中投入の選手として良質な仕事を見せた。アスリート能力に加え、冷静な判断が際立ちファウルで相手のチャンスを潰すしたたかさも見せた
10 モドリッチ 7.5
慣れない左のインテリオールでのプレーとなったが、試合を通して年齢を全く感じさせないハイクオリティのプレーを披露。さらに、圧巻の突破から2点目をアシストするなど、まさにスーパーなパフォーマンス
FW
11 アセンシオ 4.5
攻守両面で低調なパフォーマンスに終始。危うく戦犯になりかけたが、頼れる味方に救われる
(→ロドリゴ 6.5)
カマヴィンガと共に流れを変える仕事をみせ、3点目の起点にもなった
9 ベンゼマ 8.0
この大一番で同胞ジルーを超える34歳と80日でのCL最年長ハットトリックを記録。まさにエースの仕事ぶりだった
20 ヴィニシウス 6.5
同点ゴールのアシストを含め全得点に関与。ハキミとダニーロのコンビに苦戦を強いられたが、後半は完全に攻め手として機能していた
監督
アンチェロッティ 7.0
古巣相手に会心の逆転突破。カゼミロとメンディ不在の中でスタメンの選考、交代策などさすがの手腕を発揮した
▽パリ・サンジェルマン採点
GK
50 ドンナルンマ 4.0
周囲のボールの受け方にも問題はあったが、試合の流れを大きく変える痛恨ミスを犯す。キックオフから奪われた逆転ゴールはチームとしてのミスでもあったが、展開的に戦犯と言わざるを得ない
DF
2 アクラフ・ハキミ 5.5
2試合を通してダニーロと共にヴィニシウスにうまく対応。2失点目の場面ではラインを上げ切れなかった
(→ドラクスラー -)
5 マルキーニョス 5.0
難しい体勢ではあったが、やや軽率なクリアが3失点目に繋がった。1失点目の場面はドンナルンマに責任の大半はあるが、集中力を欠いていたのも事実。初戦に比べて安定感を欠いた
3 キンペンベ 5.0
前半はソリッドなパフォーマンスを披露したが、1失点後にスタジアムの空気に呑まれた印象。試合終盤には軽率なファウルなどメンタルを保てず
25 ヌーノ・メンデス 5.5
前半は見事なパフォーマンスを見せたが、後半は周囲と同様に精神的なプレッシャーに晒されてイージーミスも目立った
MF
15 ダニーロ 6.0
厳しい敗戦となったが、個人としては攻守両面で見事な奮闘を見せた。とりわけ、守備の局面でのハードワークが光った
(→ディ・マリア -)
8 パレデス 6.0
負傷明けとカードをもらっていたこともあり、後半半ばまでプレー。攻守両面で気の利いたプレーを見せたが、自身の交代後にベンチで悲劇を味わうことに
(→グイエ 5.0)
中盤の守備強度を高めることが期待された中、その役割をこなせず。モドリッチの突破は何とかファウルで止めたかった
6 ヴェッラッティ 6.0
前半は攻守両面で圧巻のパフォーマンスを披露。後半は前線の守備の貢献度の低さの影響を受け、徐々に無理が利かなくなった
FW
30 メッシ 5.5
前半は効果的な中盤との絡みでプレス回避に一役買った。ただ、劣勢で最も存在感がほしい終盤に思うようなプレーができなかった
10 ネイマール 5.5
先制点を見事にアシスト。前半は良い形で攻撃に絡んだが、後半は軽率なロストやアタッキングサードで違いを生み出せず
7 ムバッペ 6.5
先制点はイブラヒモビッチ超えのPSG歴代単独2位の157点目。2試合を通して相手の脅威となり続けたが、無念の敗退に
監督
ポチェッティーノ 5.0
直接的な敗因はドンナルンマのミスによるところが大きいが、動揺したチームを落ち着かせるような采配ができなかった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ベンゼマ(レアル・マドリー)
盟友モドリッチと共にチームを勝利に導くエースの仕事を果たした。相手のミスを誘発した1点目に、フィニッシャーとしての圧倒的なクオリティが光った2点目、ストライカーの嗅覚と驚異的な勝負強さを発揮した3点目と世界屈指の万能型ストライカーとして圧巻のパフォーマンスを見せた。
レアル・マドリー 3-1(AGG:3-2) パリ・サンジェルマン
【レアル・マドリー】
ベンゼマ(後16)
ベンゼマ(後31)
ベンゼマ(後33)
【パリ・サンジェルマン】
ムバッペ(前39)
PR
▽レアル・マドリー採点(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 クルトワ 6.0
失点場面では味方がファーを切った中でニアを抜かれる形となったが、相手のシュートを褒めるべき。それ以外の局面ではいつも通りの安定したゴールキーピングを見せた
2 カルバハル 5.5
1失点目に繋がるボールロストは頂けなかったが、前回対戦から守備面で見事な修正を見せて大きな穴は作らず。読みを利かせた好対応も光った
(→ルーカス・バスケス 6.0)
難しい状況での投入となったが、前回対戦で悔しい思いをさせられたムバッペに今度は仕事をさせず。守備だけでなく攻撃にも顔を出した
3 ミリトン 6.5
後半途中に足を痛めたが、アラバからの強烈な檄を受けて90分間戦い続けた。相手に2点目を与えなかったことが、最終的に逆転劇に繋がった。高い身体能力と気迫のこもった守備は心を打つものだった
4 アラバ 6.5
失点場面ではでき得る対応は見せた。センターバックでリスク管理を怠らず、後半途中には一時サイドバックで果敢に攻撃参加を見せた。勝者のメンタリティとリーダーシップで相棒を最後まで戦わせた仕事も見逃せず
6 ナチョ 6.5
メンディ不在を受けて左サイドバックで奮闘。攻撃参加はほぼなかったが、相手の強力攻撃陣に粘り強く食らいついた
MF
15 バルベルデ 6.5
チーム屈指の運動量とハードワーク、献身性でハイプレスの担い手に。再三のボール奪取に加えて、決定的な仕事こそなかったが、利他的なプレーで攻撃面でも周囲を生かした
8 クロース 6.0
負傷明けで慣れないアンカーでプレー。攻守両面でそつなくこなした
(→カマヴィンガ 6.5)
チームにダイナミズムをもたらす途中投入の選手として良質な仕事を見せた。アスリート能力に加え、冷静な判断が際立ちファウルで相手のチャンスを潰すしたたかさも見せた
10 モドリッチ 7.5
慣れない左のインテリオールでのプレーとなったが、試合を通して年齢を全く感じさせないハイクオリティのプレーを披露。さらに、圧巻の突破から2点目をアシストするなど、まさにスーパーなパフォーマンス
FW
11 アセンシオ 4.5
攻守両面で低調なパフォーマンスに終始。危うく戦犯になりかけたが、頼れる味方に救われる
(→ロドリゴ 6.5)
カマヴィンガと共に流れを変える仕事をみせ、3点目の起点にもなった
9 ベンゼマ 8.0
この大一番で同胞ジルーを超える34歳と80日でのCL最年長ハットトリックを記録。まさにエースの仕事ぶりだった
20 ヴィニシウス 6.5
同点ゴールのアシストを含め全得点に関与。ハキミとダニーロのコンビに苦戦を強いられたが、後半は完全に攻め手として機能していた
監督
アンチェロッティ 7.0
古巣相手に会心の逆転突破。カゼミロとメンディ不在の中でスタメンの選考、交代策などさすがの手腕を発揮した
▽パリ・サンジェルマン採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
50 ドンナルンマ 4.0
周囲のボールの受け方にも問題はあったが、試合の流れを大きく変える痛恨ミスを犯す。キックオフから奪われた逆転ゴールはチームとしてのミスでもあったが、展開的に戦犯と言わざるを得ない
DF
2 アクラフ・ハキミ 5.5
2試合を通してダニーロと共にヴィニシウスにうまく対応。2失点目の場面ではラインを上げ切れなかった
(→ドラクスラー -)
5 マルキーニョス 5.0
難しい体勢ではあったが、やや軽率なクリアが3失点目に繋がった。1失点目の場面はドンナルンマに責任の大半はあるが、集中力を欠いていたのも事実。初戦に比べて安定感を欠いた
3 キンペンベ 5.0
前半はソリッドなパフォーマンスを披露したが、1失点後にスタジアムの空気に呑まれた印象。試合終盤には軽率なファウルなどメンタルを保てず
25 ヌーノ・メンデス 5.5
前半は見事なパフォーマンスを見せたが、後半は周囲と同様に精神的なプレッシャーに晒されてイージーミスも目立った
MF
15 ダニーロ 6.0
厳しい敗戦となったが、個人としては攻守両面で見事な奮闘を見せた。とりわけ、守備の局面でのハードワークが光った
(→ディ・マリア -)
8 パレデス 6.0
負傷明けとカードをもらっていたこともあり、後半半ばまでプレー。攻守両面で気の利いたプレーを見せたが、自身の交代後にベンチで悲劇を味わうことに
(→グイエ 5.0)
中盤の守備強度を高めることが期待された中、その役割をこなせず。モドリッチの突破は何とかファウルで止めたかった
6 ヴェッラッティ 6.0
前半は攻守両面で圧巻のパフォーマンスを披露。後半は前線の守備の貢献度の低さの影響を受け、徐々に無理が利かなくなった
FW
30 メッシ 5.5
前半は効果的な中盤との絡みでプレス回避に一役買った。ただ、劣勢で最も存在感がほしい終盤に思うようなプレーができなかった
10 ネイマール 5.5
先制点を見事にアシスト。前半は良い形で攻撃に絡んだが、後半は軽率なロストやアタッキングサードで違いを生み出せず
7 ムバッペ 6.5
先制点はイブラヒモビッチ超えのPSG歴代単独2位の157点目。2試合を通して相手の脅威となり続けたが、無念の敗退に
監督
ポチェッティーノ 5.0
直接的な敗因はドンナルンマのミスによるところが大きいが、動揺したチームを落ち着かせるような采配ができなかった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ベンゼマ(レアル・マドリー)
盟友モドリッチと共にチームを勝利に導くエースの仕事を果たした。相手のミスを誘発した1点目に、フィニッシャーとしての圧倒的なクオリティが光った2点目、ストライカーの嗅覚と驚異的な勝負強さを発揮した3点目と世界屈指の万能型ストライカーとして圧巻のパフォーマンスを見せた。
レアル・マドリー 3-1(AGG:3-2) パリ・サンジェルマン
【レアル・マドリー】
ベンゼマ(後16)
ベンゼマ(後31)
ベンゼマ(後33)
【パリ・サンジェルマン】
ムバッペ(前39)
PR
|
関連ニュース