トゥヘルがバルサ行き報じられるクリステンセンに言及 「ここに残ることがベスト」

2022.03.10 06:30 Thu
Getty Images
チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督が、今夏のバルセロナ行きが報じられるデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン(25)について言及した。クラブ公式サイトが伝えている。
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今シーズン終了後にチェルシーとの契約が満了を迎えるクリステンセン。すでに、バルセロナへの移籍で個人間合意はしていると報じられている。現状は口頭合意であり、契約書へのサインはされていないため、バルセロナへの加入が決定しているわけではないが、5年契約締結が濃厚と見られている。
そういった中、10日に開催されるプレミアリーグ第30節のノリッジ戦に向けた前日会見に出席したトゥヘル監督は、クリステンセンの去就に関する記者からの質問に対して、ここ最近の噂には「満足していない」とやや不快感を露わにしながらも、依然として残留を希望していると語った。

「アンドレアスに関する幾つもの噂を聞いている。何カ月もこのような状況だ」
「彼はまだ契約にサインしておらず、我々からは何も伝えることはできない。そして、我々はそれについて満足ではない。個人的にもクラブの代表者の考えにおいても、彼がここに残ることがベストだと思っている。我々は彼を非常に頼りにしているからね」

「我々は彼が去る可能性を考慮しなければならない。それに満足するかって? ノーだ。今後も一緒に仕事を続けたいか? イエスだ」

「何かが起こる場合、通常ではそれを個人的に受け取らないことが最善のことだ。彼は今でも我々のプレーヤーであり、チェルシーのプレーヤーである間、我々はクラブのために最善を尽くす」

「彼は我々が彼にとても感謝していることを知っている。それは彼のチェルシーでのキャリアにおいて重要なポイントだと思う。我々がプレーするシステムと彼の側にいる同僚と完璧な年齢と完璧な瞬間にいる」

「今後数年でステップアップしてチェルシーの大きなプレーヤーになるのは決定的な瞬間だと思う。 彼が別の方法を選択した場合、私はそれを個人的なものとして受け取る気はないよ」

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厳しい状況続くフェリックス、復活を期して古巣へ復帰か?

チェルシーからミランへとレンタル移籍中のポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(25)だが、母国復帰の可能性が浮上している。ポルトガル『レコルド』が伝えた。 ベンフィカでその名を挙げ、アトレティコ・マドリーへと鳴物入りで加入したフェリックス。しかし、徐々にディエゴ・シメオネ監督との折り合いが悪くなると、チェルシー、バルセロナへとレンタル移籍を繰り返し、2024年8月にチェルシーへと完全移籍した。 しかし、今シーズンのチェルシーでは期待された働きはできず、プレミアリーグ12試合で1ゴール1アシストに。1月にはミランへとレンタル移籍を果たした。 ただ、凋落したフェリックスの復活は遠く、セリエAでは9試合で1アシストのみ。厳しい日々が続いている状況だ。 ガラタサライが今夏の移籍市場で獲得に動いているという報道があった中、チェルシーは連れ戻す気はあまりない状況。そんな中、古巣でもあるベンフィカへの復帰が浮上している。 『レコルド』によれば、フェリックス本人もベンフィカに復帰する希望を持っているとのこと。苦しい日々が続いている中で、自身が重要な選手になれると感じているという。 また、マヌエル・ルイ・コスタ会長もフェリックスの獲得を望んでおり、ブルーノ・ラージ監督も同様の意見。クラブ・ワールドカップ(W杯)に出場するベンフィカを助ける存在として、獲得を望むという。 どうやらレンタル移籍での加入になる可能性が高く、チェルシーが給与の一部を負担するとのこと。ベンフィカを出てから大きな期待に応えきれずにきたなかで、フェリックスは復帰を果たすだろうか。 2025.04.17 23:05 Thu

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