【ELプレビュー】バルサはトルコの強豪と激突! ベスト8進出を懸けた初戦

2022.03.09 18:30 Wed
Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16の1stレグが9日と10日に開催される。グループステージ首位8チームと、プレーオフを制した8チームが対峙する、ベスト8進出を懸けた初戦を注目カードを中心に紹介していく。

◆ELラウンド16 1stレグ

▽3/9(水)
《26:45》
ポルト vs リヨン
ベティス vs フランクフルト
▽3/10(木)
《26:45》
セビージャ vs ウェストハム
《29:00》
アタランタ vs レバークーゼン
バルセロナ vs ガラタサライ
ブラガ vs モナコ
レンジャーズ vs ツルヴェナ・ズヴェズタ

《試合不開催》
RBライプツィヒ vs スパルタク・モスクワ
◆優勝候補バルサはガラタサライ戦!
Getty Images

今シーズンのレギュレーション変更に伴い、初めて行われたプレーオフではチャンピオンズリーグ(CL)出場レベルのクラブ同士の激戦が繰り広げられた中、ドルトムント、ナポリ、ラツィオ、レアル・ソシエダといった強豪が姿を消すことに。そういった中、バルセロナ、セビージャ、アタランタ、ポルトといった強豪がグループステージ首位チームが参戦するラウンド16進出を決めた。

今冬の積極補強によって本来の力を取り戻した優勝候補筆頭のバルセロナは、クラブ史上初のEL制覇に向けて大きな関門となっていた強豪ナポリとのプレーオフを2戦合計5-3で制し、今ラウンド進出を決めた。ベスト8進出が懸かるラウンド16では、ラツィオ、マルセイユを抑えてグループEを首位通過したガラタサライと対戦する。

直近のエルチェ戦では苦戦を強いられたものの、今季初の公式戦4連勝を飾ったバルセロナは、今冬に獲得したFWオーバメヤン、FWフェラン・トーレス、FWアダマ・トラオレの3人のアタッカーが早くも存在感を放ち、MFペドリとMFガビの10代の逸材コンビがMFフレンキー・デ・ヨング、MFブスケッツらと共に中盤に創造性と躍動感をもたらす。守備に関しては隙があるものの、現状のパフォーマンスを考えれば、今季の国内リーグで12位に低迷するガラタサライを相手に後れを取ることはないはずだ。

ただ、アウェイで行われる2ndレグ直後のリーグ戦でレアル・マドリーとのエル・クラシコを控えており、できれば今回の1stレグで大量リードを奪い、2ndレグで主力を温存したい。なお、ガラタサライでは古巣対戦のMFアルダ・トゥランやGKムスレラ、FWゴミス、FWバベル、MFフェグリといった経験豊富な選手が揃っている。

◆鎌田&長谷部のフランクフルトはベティスと対戦!
Getty Images

日本人選手所属クラブではMF鎌田大地、MF長谷部誠を擁するフランクフルトが、唯一今ラウンドを戦う。そして、ベスト8進出を懸けて激突する相手は、今季のラ・リーガでトップ4争いを牽引する難敵ベティスだ。

グループステージではオリンピアコス、フェネルバフチェ、アントワープと同居したグループDを3勝3分けの無敗で首位通過したフランクフルトは、ベスト4に終わった2018-19シーズン以来の8強進出を目指す。

ブンデスリーガでは2022年に入ってからの8試合で5敗を喫するなど、不振に陥るチームだが、直近のヘルタ・ベルリン戦では鎌田のアシストなどで4-1の快勝。連敗を「3」でストップし、今回の初戦を良い形で迎えた。

リーグ戦では23試合2ゴール2アシストと苦戦が続く鎌田だが、以前から“EL男”として知られる25歳の攻撃的MFは今季もグループステージ6試合で3ゴールを挙げるなど、その勝負強さは健在。今回のベティス戦でも攻撃を牽引する働きが期待される。

一方、グラスナー新体制では序列が下がっている長谷部だが、今季のELでは5試合に出場し、いずれの試合でもゲームキャプテンを務めている。ただ、試合中の負傷の影響もあり、直近の4試合では欠場が続いており、今回の一戦ではベンチスタートが濃厚だ。

そのフランクフルトに対するベティスはレバークーゼンとセルティックと同居したグループGを2位通過し、プレーオフではCL3位敗退組のゼニトを退けてラウンド16に駒を進めている。また、国内リーグでは直近のアトレティコ・マドリー戦での敗戦により、3位から5位に転落したものの、智将ペジェグリーニの指導がいきわたった攻撃的な好チームだ。

FWフェキル、MFカナレスを筆頭に個人能力が非常に高く、今季限りで現役を引退するMFホアキンの花道を飾ろうと、チームの一体感もある。ただ、今回の一戦に向けては両サイドバックに複数の負傷者が出ており、その部分のやり繰りが大きな懸念材料となりそうだ。

◆最多王者セビージャはハマーズと激突!
Getty Images

バルセロナと共に優勝候補に挙がるその他の強豪チームでは、今大会最多優勝を誇るセビージャがプレミアリーグで躍進するウェストハムと、アタランタがレバークーゼンと激突する。

CL3位敗退組としてプレーオフから参戦となったセビージャだが、ディナモ・ザグレブ相手に1stレグのアドバンテージを生かして逃げ切り、きっちりラウンド16進出を決めた。レアル・マドリーと優勝争いを繰り広げるラ・リーガでは、攻撃面でのパンチ力不足で引き分けによる取りこぼしが増えているが、カップ戦においてより重要な守備力は出場チーム屈指だ。

その最多王者と対峙するウェストハムはディナモ・ザグレブ、日本人選手が在籍するラピド・ウィーンとヘンクを退け、グループHを見事に首位通過。また、プレミアリーグではマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、トッテナムといった“ビッグ6”と呼ばれる強豪チームと熾烈なトップ4争いを繰り広げる好チームだ。FWアントニオやMFライス、MFソウチェク、FWボーエンらはセビージャのタレントに劣らないクオリティを持っており、母国凱旋のMFフォルナルスを含め優勝候補に脅威を与える存在となるはずだ。

また、セリエAで6位に位置するアタランタと、ブンデスリーガで3位に位置するレバークーゼンの強豪対決も好勝負が期待される今ラウンド屈指の好カードだ。

惜しくも3シーズン連続CL決勝トーナメント進出を逃したアタランタだが、グループステージではマンチェスター・ユナイテッド、ビジャレアルを相手に一歩も引かないパフォーマンスをみせ、プレーオフでもギリシャ王者オリンピアコスを連勝で退けている。ここ最近の試合ではFWドゥバン・サパタの離脱、FWムリエルのコンディションの問題などにより、ストライカーを置かずに中盤の選手を前線に起用する形が続き、思うように結果を残せていないが、ヨーロッパの舞台ではマンツーマンを主体とするハイインテンシティのフットボールがうまく機能している。

対するレバークーゼンはスイスの智将セオアネ新監督の下でバランスの良いチームに仕上がっており、MFヴィルツやFWディアビ、DFインカピエ、FWアドリといった若手タレントが躍動感溢れるプレーを見せている。負傷離脱が長引くエースFWシックの不在は痛手だが、直近の試合ではバイエルンを相手に堂々たる戦いぶりでドローに持ち込むなど、その実力は本物だ。特異なスタイルを持つアタランタ相手に翻弄されるようなことがなければ、十分に戦えるはずだ。

その他のカードではプレーオフでドルトムントにジャイアントキリングを達成したレンジャーズ、セルジオ・コンセイソン監督の古巣対決でラツィオを退けたポルトの2チームの戦いに注目したい。

なお、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、UEFAはFIFAと共にロシア代表、同国所属クラブに対する制裁を発表し、本来であれば、RBライプツィヒと対戦予定だったスパルタク・モスクワの大会追放を決断。この措置を受け、このカードは試合が不開催となり、ライプツィヒの不戦勝での勝ち上がりが決定している。

バルセロナの関連記事

バルセロナは24日、スペイン代表FWフェラン・トーレスの負傷状況を報告した。 クラブの発表によると、フェラン・トーレスは筋肉に違和感があった状態で21日に行われたアトレティコ・マドリー戦を終えたとのこと。24日にMRI検査を受けたところ、右足のヒラメ筋にわずかな損傷があると診断された。 すでに2024年の戦 2024.12.24 22:30 Tue
先々週と先週末は中村憲剛、アンドレス・イニエスタ、そして南雄太の引退試合を取材した。15日にバルセロナ・レジェンズの一員として出場したイニエスタは、試合終了間際にOGにつながるゴールをお膳立てして2-1の勝利に貢献。南アW杯、オランダとの決勝でも延長戦で決勝ゴールを決めて、スペインを初のW杯優勝に導いた勝負強さは相変わ 2024.12.23 15:00 Mon
アトレティコ・マドリーとバルセロナのクラブOBである、インテル・マイアミの元ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、頂上決戦で勝利したコルチョネロスの元同僚に嬉しい差し入れを贈った。 21日、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われたラ・リーガ第18節のバルセロナvsアトレティコは、アウェイのアトレテ 2024.12.22 21:05 Sun
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャがゲームキャプテンとして頂上決戦での敗戦の責を負った。スペイン『スポルト』が伝えている。 バルセロナは21日、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われたラ・リーガ第18節でアトレティコ・マドリーとの首位攻防戦に臨み、1-2で逆転負けした。 この敗戦によっ 2024.12.22 19:30 Sun
バルセロナのハンジ・フリック監督が21日に行われたラ・リーガ第18節、1-2で逆転負けしたアトレティコ・マドリー戦を振り返った。 リーグ戦ここ6試合で1勝と停滞していた中で迎えたアトレティコ・マドリーとの頂上決戦。立ち上がりから攻勢をかけたバルセロナは30分にMFペドリのゴールで先制。その後もペドリを中心に好機を 2024.12.22 10:30 Sun

UEFAヨーロッパリーグの関連記事

バルセロナの人気記事ランキング

1

ルイス・スアレスが頂上決戦勝利後のアトレティコ後輩に差し入れ…自身経営の人気レストランの軽食奢る

アトレティコ・マドリーとバルセロナのクラブOBである、インテル・マイアミの元ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、頂上決戦で勝利したコルチョネロスの元同僚に嬉しい差し入れを贈った。 21日、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われたラ・リーガ第18節のバルセロナvsアトレティコは、アウェイのアトレティコがFWアレクサンダー・セルロートの後半終了間際の劇的な逆転ゴールによって1-2で勝利した。 同試合後、敵地での首位奪還の勝利に沸くアトレティコの選手たちはチームバスに乗り込む際、『Chalito』のロゴが入った紙袋を抱えていた。そして、スペイン代表MFコケ、同MFマルコス・ジョレンテは自身のインスタグラムのストーリーズにその紙袋を掲げるとともに「ルチョ、ありがとう!」とルチョの愛称で知られるスアレスへの感謝の言葉を綴った。 スペイン『スポルト』によれば、『Chalito』はスアレスがバルセロナで経営する人気のレストランチェーンでハンバーガーなど軽食を提供している。 そして、スアレスは今回のアトレティコの選手たちのバルセロナ遠征に先駆け、試合後に食事を奢る計画を立てており、『Chalito』のインスタグラムの公式アカウントは試合前の段階から食事の準備や配達の様子を投稿していた。 試合結果に関わらず、スアレスが食事を奢ることは決まっていたが、アトレティコの選手にとって勝利後の先輩からの差し入れはより味わい深いものになったはずだ。 <span class="paragraph-title">【写真】『Chalito』の紙袋とともにスアレスへ感謝するアトレティコ面々</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> El regalo de Luis Suárez al Atlético por su victoria<br><br> Una bolsa para cada uno con comida de sus restaurantes &#39;Chalito&#39;<a href="https://t.co/fy4TJxSPQ1">https://t.co/fy4TJxSPQ1</a></p>&mdash; Diario SPORT (@sport) <a href="https://twitter.com/sport/status/1870764095605260713?ref_src=twsrc%5Etfw">December 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.22 21:05 Sun
2

ヤマルがラ・マシアの後輩に太っ腹なクリスマスプレゼント…100組のヘッドフォンとメッセージカード贈る

バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルが、ラ・マシアの後輩に太っ腹なクリスマスプレゼントを贈った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 17歳ながら早くもワールドクラスに到達し、次代のバロンドール候補筆頭の一人と目されるヤマル。 その若きスーパースターだが、2カ月前に練習場のシウタ・エスポルティバ・ジョアン・ガンペール近くに引っ越しするまでは、同世代のカンテラーノとともにラ・マシアで生活していた。 その第二の家やラ・マシアの後輩に強い愛情を抱くヤマルは、先日に自身がスポンサー契約を結ぶアメリカのオーディオ機器メーカー『Beats』のヘッドフォン100組を後輩たちにプレゼントしたという。 ヤマルは400ユーロ(約6万5000円)程度とみられるヘッドフォンと、「音楽を楽しんでください」と書かれたメッセージカードを、後輩たち一人ひとりに配って歩いたという。 今回のヘッドフォンに関しては当初、ファーストチームの同僚にプレゼントする計画があったようだが、ヤマル自身が「ラ・マシアの少年少女たちに贈ったほうがいい」と提案したことで実現したものだという。 そのため、プレゼントする数が大幅に増えており、費用の一部は同選手自身が負担した可能性もある。 今回のヤマルの振る舞いに関しては、クリスマス休暇前に素敵な思い出を残したいという願いとともに、バルサで成功するという夢を共有する人々への感謝のしるしでもあったようだ。 当然のことながら、ヤマルの今回のプレゼントは大好評で、多くの後輩たちは将来的なファーストチームでの活躍やスターになっても心遣いを忘れないという部分で、同選手から大きなインスピレーションを受け取った。 <span class="paragraph-title">【写真】ヤマルがラ・マシア後輩に贈ったヘッドフォン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Lamine Yamal has gifted 100 Beats headphones to kids living at the La Masia residence at <a href="https://twitter.com/hashtag/FCBarcelona?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FCBarcelona</a>. (MD) <a href="https://t.co/FGeS058sye">pic.twitter.com/FGeS058sye</a></p>&mdash; Football España (@footballespana_) <a href="https://twitter.com/footballespana_/status/1869712544107286657?ref_src=twsrc%5Etfw">December 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.19 23:06 Thu
3

アトレティコが定位置掴んだラングレの完全移籍望む? バルセロナからレンタル中

アトレティコ・マドリーが元フランス代表DFクレマン・ラングレ(29)の買い取りを望み始めているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。 夏の移籍市場でセンバーバック補強に動いたアトレティコ。スペイン代表DFロビン・ル・ノルマンは確保したが、フェイエノールトのスロバキア代表DFダビド・ハンツコは契約がまとまらず、バルセロナで構想外のラングレをレンタルした。 加入当初はベンチを温める日々が続いたが、10月に行われたラ・リーガ第9節からスタメンに定着。公式戦11連勝中と好調なチームを最終ラインから支えている。 買い取りオプションはないものの、クラブ内ではレンタル終了後の完全移籍を望む声も上がっているとのこと。バルセロナは金額次第で売却を容認する構えであり、本格的に買い取りを検討する可能性があるようだ。 近年はトッテナムやアストン・ビラへのレンタル移籍も経験したラングレ。アトレティコ行きに際してバルセロナとの契約を2027年6月まで1年間延長したとも言われるが、マドリードに腰を落ち着けるのだろうか。 2024.12.21 20:56 Sat
4

「今日の敗戦はすべて自分の責任」ハフィーニャがアトレティコ相手の敗戦の責を負う

バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャがゲームキャプテンとして頂上決戦での敗戦の責を負った。スペイン『スポルト』が伝えている。 バルセロナは21日、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われたラ・リーガ第18節でアトレティコ・マドリーとの首位攻防戦に臨み、1-2で逆転負けした。 この敗戦によってチームは1試合未消化のアトレティコに勝ち点3差を付けられて2位に転落。さらに、試合翌日に行われる一戦でレアル・マドリーが勝利した場合、3位で年明けを迎えることになる。 試合後、ハンジ・フリック監督がチームパフォーマンス自体をポジティブに評価したものの、ホーム3連敗での首位陥落は大きな失望をもたらすものとなった。 ゲームキャプテンを務めた背番号11は、指揮官同様に「僕らはとても良いプレーをしたと思う。チームの振る舞いもとても良かった。個人的には結果をコントロールするのではなく、ピッチ上で起こることをコントロールするという考えを持っているけど、今日は、とても良いプレーをしたと思う」とチームとしてのパフォーマンスを評価。 ただ、チーム全体が再三の決定機を逃したなか、自身も後半に訪れた2度の決定機を逃がし、且つ試合終了間際のFWアレクサンダー・セルロートの決勝点に繋がるパスミスを犯したという部分で、敗戦の責任を負っている。 「個人として、今日の敗北を受け入れている。結局、自分が決定的な得点のチャンスを逃し、その5分後に相手に同点ゴールを奪われたと思う。そして、僕は相手の2点目につながるパスをミスした。今日の敗戦はすべて自分の責任だ。人生とはそういうものだ」 先日のセルタ戦の2-2のドローの際には失点に繋がるミスを犯したフランス代表DFジュール・クンデが自ら責任を負う発言をみせ、今回はハフィーニャが敗戦の責を負うなど、流れが悪いなかでも自分たちに矢印を向けているバルセロナ。 2024年は厳しい形の締めくくりとなったが、今後も真摯に自分たちの戦いに向き合い続けられれば、2025年の巻き返しは十二分に可能なはずだ。 2024.12.22 19:30 Sun
5

The Bestでメッシは後輩ヤマルを1位に選出、ムバッペは投票せず…

国際サッカー連盟(FIFA)は17日、「The Best FIFAフットボールアワード2024」の男子年間最優秀選手を発表し、レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが選出された。 同賞は男女の代表チームの監督とキャプテン、メディア関係者、さらにファンの投票によって選出される中、アルゼンチン代表の主将を務めるFWリオネル・メッシはバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルを1位に選出した。2位にはレアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペを、3位にヴィニシウスを選出していた。 一方でヴィニシウスのチームメートであるフランス代表主将ムバッペは投票せず。 そして日本代表を率いる森保一監督は1位にマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリを、2位にシティFWアーリング・ハーランドを、3位にムバッペを選出した。 また、日本代表主将のリバプールMF遠藤航は1位にMFジュード・ベリンガムを、2位にヴィニシウス、3位にロドリを選出していた。 その他、主な代表主将たちの投票先は以下の通り。 スペイン代表主将アルバロ・モラタ(カルバハル、ロドリ、ヤマル) クロアチア代表主将ルカ・モドリッチ(ヴィニシウス、ベリンガム、カルバハル) イングランド代表主将ハリー・ケイン(ロドリ、カルバハル、ヴィニシウス) ドイツ代表主将ジョシュア・キミッヒ(ロドリ、クロース、ヴィルツ) エジプト代表主将モハメド・サラー(ヴィニシウス、ロドリ、カルバハル) ポルトガル代表主将ベルナルド・シウバ(ロドリ、ヴィニシウス、ハーランド) ポーランド代表主将ロベルト・レヴァンドフスキ(ロドリ、ヤマル、カルバハル) オランダ代表主将ヴィルヒル・ファン・ダイク(ヴィニシウス、ハーランド、ロドリ) ブラジル代表主将ダニーロ(ヴィニシウス、ベリンガム、ヤマル) (※左から1位、2位、3位) 2024.12.18 12:00 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly