W杯プレーオフのスコットランドvsウクライナが延期に、6月に開催か
2022.03.08 09:33 Tue
予てから延期が要望されていたカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフのスコットランド代表vsウクライナ代表が延期されることとなった。イギリス『BBC』が報じた。
2月24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻。多くの犠牲者が出ている中、ウクライナの国内リーグは中断している。
ウクライナ代表はプレーオフに進出していたものの、現状ではプレーができず。24日にスコットランドと対戦する予定だったが、国際サッカー連盟(FIFA)に延期を申し出ていた。
今回延期が認められたこととなり、29日に予定されていたプレーオフ決勝も自動的に延期に。現時点で新たな日程は決まっていないものの、6月のUEFAネーションズ・リーグが予定されているところになると見られている。
なお、W杯本大会は11月21日から12月18日まで。組み合わせ抽選会は4月1日に行われる。
2月24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻。多くの犠牲者が出ている中、ウクライナの国内リーグは中断している。
ウクライナ代表はプレーオフに進出していたものの、現状ではプレーができず。24日にスコットランドと対戦する予定だったが、国際サッカー連盟(FIFA)に延期を申し出ていた。
なお、W杯本大会は11月21日から12月18日まで。組み合わせ抽選会は4月1日に行われる。
スコットランド側も今回の決定に至るにあたり、ウクライナとの連帯感を示しており、「サッカーは紛争の中では取るに足らないもの。想像を絶する困難な状況で、可能な限りウクライナの準備をサポートすることを申し出た」とスコットランドサッカー協会のロッド・ペトリー会長がFIFAへ伝えていた。
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