ロシア企業との13億円のスポンサー打ち切りを英断したシャルケ、永遠のライバル・ドルトムントCEOが称賛&救いの手を検討
2022.02.27 21:45 Sun
ドルトムントが、永遠のライバルに手を差し伸べる可能性があるようだ。
これを受けたシャルケは24日、胸スポンサーである『ガスプロム・ゲルマニア』社のロゴをユニフォームから外すことを発表していた。
『ガスプロム・ゲルマニア』社は2006年からシャルケのメインスポンサーを務めるロシアの企業。クラブは2部に降格した現在でも年間1000万ユーロ(約13億円)の契約料を受け取っており、1年でブンデス1部に復帰を果たした場合には、500万ユーロ(約6億4200万円)のボーナスが上乗せされる契約を結んでいた。
2025年まで契約が残っていたが、今回のウクライナ侵攻を受けてスポンサーから外すことを決定した。
「もしこの状況から抜け出すため、ドイツの他のクラブの連帯も必要であれば、どうすれば良いかを議論しなければいけない」
「シャルケの人々も姿勢を見せてくれた。とても嬉しいし、これからも続けてほしい」
「シャルケはドイツのサッカー文化にとって重要な存在だ。新たな経営陣が明確な姿勢を示したことは非常に喜ばしいことであり、このスポンサーシップを終わらせることになるだけであることを嬉しく思う」
シャルケは、ユニフォームの胸には「Schalke 04」の文字をつけてカールスルーエ戦でプレー。1-1で引き分けていた。
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24日早朝、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナへの軍事侵攻を決断。ウクライナ東部に対して軍を派遣したほか、ベラルーシとの国境である北部、そして黒海のあるクリミア半島の南部からも侵攻している。『ガスプロム・ゲルマニア』社は2006年からシャルケのメインスポンサーを務めるロシアの企業。クラブは2部に降格した現在でも年間1000万ユーロ(約13億円)の契約料を受け取っており、1年でブンデス1部に復帰を果たした場合には、500万ユーロ(約6億4200万円)のボーナスが上乗せされる契約を結んでいた。
2025年まで契約が残っていたが、今回のウクライナ侵攻を受けてスポンサーから外すことを決定した。
財政難に苦しむ状況もある中での英断に、同じルール地方のクラブである最大のライバルのドルトムントで最高経営責任者(CEO)を務めるハンス=ヨアヒム・ヴァツケ氏が、ドイツ『ZDF』に出演。ライバルの英断を称賛すると共に、必要であれば支援することを議論しようと手を差し伸べる発言をした。
「もしこの状況から抜け出すため、ドイツの他のクラブの連帯も必要であれば、どうすれば良いかを議論しなければいけない」
「シャルケの人々も姿勢を見せてくれた。とても嬉しいし、これからも続けてほしい」
「シャルケはドイツのサッカー文化にとって重要な存在だ。新たな経営陣が明確な姿勢を示したことは非常に喜ばしいことであり、このスポンサーシップを終わらせることになるだけであることを嬉しく思う」
シャルケは、ユニフォームの胸には「Schalke 04」の文字をつけてカールスルーエ戦でプレー。1-1で引き分けていた。
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