互いの攻撃力がぶつかり合ったベンフィカとアヤックスの好試合はドロー《CL》
2022.02.24 07:00 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、ベンフィカvsアヤックスが23日に行われ、2-2で引き分けた。
バイエルン、バルセロナ、ディナモ・キエフが同居したグループEをバイエルンに次ぐ2位で通過したベンフィカは、12月に監督交代があった中、ヌニェスを最前線とする[4-4-1-1]で臨んだ。
一方、ドルトムントやスポルティング・リスボン、ベシクタシュが同居したグループCを全勝で首位通過したアヤックスは、アラー、タディッチ、アントニーの3トップで臨んだ。
アウェイチームのアヤックスが前がかる入りを見せたため、オープンな展開となった序盤。そんな中18分、アヤックスが先制する。マズラウィが高い位置でグリマルドからボールを奪ってショートカウンターを発動すると、右サイド高い位置でパスを受け直したマズラウィがクロス。ファーサイドのタディッチが丁寧に右足ボレーでゴールへ流し込んだ。
それでも26分、ベンフィカは古巣対戦となるヴェルトンゲンが同点弾を演出する。CKの流れからボックス左でルーズボールを拾ったヴェルトンゲンが意表を突いて反転。対応したマズラウィをかわしてゴールライン際から鋭いクロスを送るとアラーのオウンゴールを誘った。
2-1として以降はアヤックスがペースを握り、ハーフタイム間際の44分には3点目のチャンス。アントニーのスルーパスでボックス右に抜け出したアルバレスのシュートが左ポストに直撃した。
1点ビハインドで迎えた後半、ベンフィカは55分にエヴェルトンのミドルシュートでゴールに迫ると、61分にはヌニェスが際どいミドルシュートを浴びせる。
その後、エヴェルトンに代えてヤレムチュクをセンターフォワードの位置に投入し、ヌニェスが左ウイングに回したベンフィカに対してアヤックスは63分、マズラウィがボックス右からGK強襲のシュートを浴びせて牽制。
攻勢のベンフィカは70分、ロングカウンターから好機。ラファ・シルバのスルーパスからボックス内に走り込んだヤレムチュクがシュートに持ち込んだが、ゴールライン前でティンバーにカットされた。
それでも72分、ベンフィカの攻勢が実を結ぶ。再びロングカウンターを発動すると、ラファ・シルバのパスを受けたゴンサロ・ラモスがミドルシュート。GKパスフェールが弾いたルーズボールをヤレムチュクがヘッドで押し込んだ。
追いついたベンフィカの攻勢が終盤にかけても強まったものの、2-2のままタイムアップ。決着は3月15日に行われる2ndレグに委ねられることになった。
バイエルン、バルセロナ、ディナモ・キエフが同居したグループEをバイエルンに次ぐ2位で通過したベンフィカは、12月に監督交代があった中、ヌニェスを最前線とする[4-4-1-1]で臨んだ。
一方、ドルトムントやスポルティング・リスボン、ベシクタシュが同居したグループCを全勝で首位通過したアヤックスは、アラー、タディッチ、アントニーの3トップで臨んだ。
それでも26分、ベンフィカは古巣対戦となるヴェルトンゲンが同点弾を演出する。CKの流れからボックス左でルーズボールを拾ったヴェルトンゲンが意表を突いて反転。対応したマズラウィをかわしてゴールライン際から鋭いクロスを送るとアラーのオウンゴールを誘った。
しかし3分後、アヤックスはオウンゴールを献上したアラーがCL7試合連続ゴールをマークして勝ち越す。左サイドからのベルフハイスのアーリークロスをヴェルトンゲンに対応されていたアラーがプッシュ。GKが弾いたルーズボールを自ら冷静に蹴り込んだ。
2-1として以降はアヤックスがペースを握り、ハーフタイム間際の44分には3点目のチャンス。アントニーのスルーパスでボックス右に抜け出したアルバレスのシュートが左ポストに直撃した。
1点ビハインドで迎えた後半、ベンフィカは55分にエヴェルトンのミドルシュートでゴールに迫ると、61分にはヌニェスが際どいミドルシュートを浴びせる。
その後、エヴェルトンに代えてヤレムチュクをセンターフォワードの位置に投入し、ヌニェスが左ウイングに回したベンフィカに対してアヤックスは63分、マズラウィがボックス右からGK強襲のシュートを浴びせて牽制。
攻勢のベンフィカは70分、ロングカウンターから好機。ラファ・シルバのスルーパスからボックス内に走り込んだヤレムチュクがシュートに持ち込んだが、ゴールライン前でティンバーにカットされた。
それでも72分、ベンフィカの攻勢が実を結ぶ。再びロングカウンターを発動すると、ラファ・シルバのパスを受けたゴンサロ・ラモスがミドルシュート。GKパスフェールが弾いたルーズボールをヤレムチュクがヘッドで押し込んだ。
追いついたベンフィカの攻勢が終盤にかけても強まったものの、2-2のままタイムアップ。決着は3月15日に行われる2ndレグに委ねられることになった。
ベンフィカの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
ベンフィカの人気記事ランキング
1
ホームでアトレティコに4発快勝のベンフィカが2連勝を飾る!【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節のベンフィカvsアトレティコ・マドリーが2日に行われ、4-0でベンフィカが勝利した。 初戦のツルヴェナ・ズヴェズダ戦を2-1で勝利したベンフィカは、ディ・マリアやアクトゥルコール、コクチュ、オタメンディ、守護神トルビンをスタメンで起用。3トップにディ・マリア、パヴリディス、アクトゥルコールを並べた[4-3-3]で試合に臨んだ。 一方、初戦のRBライプツィヒ戦を逆転勝利で飾ったアトレティコは、直近のレアル・マドリー戦からスタメンを4人変更。セルロートやギャラガー、ル・ノルマンらに代えてアンヘル・コレアやコケ、ヴィツェルらをスタメンで起用。最前線にグリーズマン、シャドーにアンヘル・コレアとアルバレスを据えた[3-4-2-1]で試合に臨んだ。 立ち上がりからホームのベンフィカが攻勢を強めると、アトレティコは13分に失点する。自陣でコケがボールを奪われると、アウルスネスの横パスを受けたアクトゥルコールがゴール左隅にシュートを流し込んだ。 反撃に出たいアトレティコだったが、32分にアクシデント。右サイドをドリブルで持ちあがったマルコス・ジョレンテが右太ももを負傷し、モリーナとの交代を余儀なくされた。 不運な形で交代カードを切ったアトレティコは37分にチャンス。グリーズマンのパスを左サイドで受けたリーノがボックス左まで切り込みクロスを供給すると、これが直接ゴールに向かったが、ボールはクロスバーを叩いた。 1点をリードするベンフィカは、前半追加タイム3分にバーのロングスローでDFの裏に抜け出したディ・マリアがボックス右から中央に切り込みシュート。さらにコケにディフレクトしたボールをゴール左手前でフリーのパヴリディスが左足で合わせたが、このシュートはゴール右に外れた。 迎えた後半、1点を追うアトレティコはグリーズマン、デ・パウル、コケを下げてセルロート、セラーノ、ギャラガーを投入する3枚替えを敢行。しかし、後半も先にスコアを動かしたのはホームチームだった。 ベンフィカ49分、アクトゥルコールのパスをボックス内で受けたパヴリディスがゴール前で相手DF3人に囲まれて倒されると、主審はオンフィールドレビューの末にギャラガーのファウルを認め、PKを獲得。このPKをディ・マリアがゴール右に沈めた。 その後、ディ・マリアやアクトゥルコールらを下げたベンフィカは、75分にベステの右CKからバーがヘディングシュートを叩き込み、3点目。さらに84分には、この試合2度目のPKをコクチュが沈め、4-0でアトレティコに快勝した。 ベンフィカ 4-0 アトレティコ 【ベンフィカ】 ケレム・アクトゥルコール(前13) アンヘル・ディ・マリア(後7[PK]) アレクサンダー・バー(後30) オルクン・コクチュ(後39[PK]) 2024.10.03 06:20 Thu2
「言い訳を探すのはやめよう」アトレティコがまさかの4失点でCL完敗…シメオネ監督「責任は監督にある」
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での大敗を嘆いた。『UEFA.com』が伝えている。 アトレティコは2日に行われたCLリーグフェーズ第2節でベンフィカと対戦。先週末にレアル・マドリーとのダービーを戦ったチームはスタメン数人を変更して臨むと、前半に失点を許してハーフタイムへ。後半、反撃に移りたいところだったが、逆に2つのPKを献上するなどして失点を重ねると、最終的に0-4の大敗を喫する結果となった。 まさかの結果を受け、シメオネ監督は何も機能しなかったと認めており、弁解の余地はないと肩を落としている。 「我々は試合をうまくコントロールできなかった。そして相手は我々のミスをうまく利用したと思う。ベンフィカを祝福しなければならない。我々はプレシーズンから非常に良い仕事をしてきたが、今日は見たくないと思わせる試合だった。前半からその兆候はあったが、後半試合から脱落してしまったのだ」 「我々はコケ、グリーズマン、デ・パウルの重要性を理解している。我々はフレッシュさと空中戦を望んだが、その後にPKとセットプレーで失点した。学ぶにも良くない夜だろう」 「言い訳を探すのはやめよう。我々は良い試合をしなかった。その責任は監督にある。今日は交代も機能せず、誰にとっても悪い試合だった。日曜日に向け、エネルギーを取り戻したい」 2024.10.03 10:20 Thu3
ベンフィカがトルコ代表ウインガーのアクトゥルコールを完全移籍で獲得、2029年まで契約
ベンフィカは2日、ガラタサライのトルコ代表FWケレム・アクトゥルコール(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年夏までの5シーズンでとなる。 アクトゥルコールは、イスタンブール・バシャクシェヒルの下部組織育ち。ボドルムスポルへのレンタル移籍を経て、カラジャベイ、24エルジンジャンスポルを経て、2020年9月にガラタサライに加入した。 下部リーグでの経験が長かったアクトゥルコールだが、ガラタサライでは公式戦179試合に出場し46ゴール42アシストを記録。スュペル・リグでも138試合で39ゴール33アシストを記録し、2度のリーグ優勝を達成。大きな結果を残していた。 左ウイングを主戦場とし、トルコ代表でも34試合で6ゴールを記録し、ユーロ2024にも出場し1ゴールを記録。ベスト4入りに貢献していた。 2024.09.03 12:30 Tue4
バルセロナが門脇真依不在のローゼンゴードを一蹴!6発大勝で無傷のGS3連勝【UWCL】
UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)はグループステージの4試合が13日に各地で行われ、バルセロナやリヨンが3連勝を飾った。 グループAでは昨季王者のバルセロナが、アウェイでローゼンゴードと対戦。最終ラインの主力を欠きながらも、6-0で大勝を収めた。 バルセロナは16分、アイタナ・ボンマティのクロスがオウンゴールを誘発して試合を動かすと、オナ・バトジェの折り返しをサルマ・パラジュエロが合わせて37分に追加点を奪う。前半終了間際にはパトリシア・ギハロがミドルシュートを決め、3点リードで折り返した。 62分には右クロスをボンマティがニアで合わせ、技ありのゴールで加点すると、73分にはマリオナ・カルデンテイがPKを沈めて5点差に。後半アディショナルタイムにはUWCL初出場を果たした19歳FWマルティナ・フェルナンデスにも初ゴールが生まれ、大勝でグループステージ3連勝を飾っている。 一方、門脇真依をケガで欠いたローゼンゴードは3連敗。グループステージ突破が厳しくなった。また、グループAのもう1試合、ベンフィカvsフランクフルトは、マリー・ヤスミン・アリドゥの決勝点でベンフィカが2勝目を挙げている。 グループBでは、8度の優勝を誇るリヨンがSKブランを3-1で下し、こちらも3連勝。ともに連敗スタートとなったザンクト・ペルテンとスラヴィア・プラハの一戦はゴールレスドローに終わっている。 グループCとDの第3節は14日に行われ、なでしこジャパンの熊谷紗希と南萌華を擁するローマは、パルク・デ・プランスでパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦する。 <span class="paragraph-title">【動画】バルサ攻撃陣は好調維持!ローゼンゴードvsバルセロナのハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ds9t6zKcIDI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.12.14 22:30 Thu5