サラー&マネが2ゴール!リバプールが公式戦9連勝で首位を猛追《プレミアリーグ》

南野拓実の所属するリバプールは23日、プレミアリーグ第19節延期分でリーズ・ユナイテッドと対戦し6-0で圧勝した。南野はベンチ入りも出場機会はなかった。公式戦8連勝中の2位リバプール(勝ち点57)が、15位に沈むリーズ(勝ち点23)をホームに迎えた一戦。直近のノリッジ戦をルイス・ディアスのプレミア初ゴールなどで逆転勝利したリバプールは、その試合からスタメンを5人変更。ヘンダーソンやN・ケイタ、ツィミカスらに代えてチアゴ・アルカンタラやファビーニョ、ロバートソンらをスタメンで起用した。立ち上がりは一進一退の展開が続く中、リバプールは14分に最初の決定機を創出する。ルイス・ディアスのパスに反応したロバートソンがボックス左からダイレクトクロスを供給すると、ダラスの右手に当たり、リバプールがPKを獲得。このPKをサラーがゴール右隅に決めた。
先制したリバプールだが、27分にピンチを迎える。リーズは自陣からカウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち上がったがロドリゴのラストパスをボックス左で受けたハリソンの折り返しをゴール前に抜け出したハフィーニャが流し込んだが、これはハフィーニャのオフサイドを取られ、ノーゴールとなる。

ピンチを凌いだリバプールは30分、中盤でパスを受けたマティプがドリブルで持ち上がると、右サイドへ展開。ボックス右横でパスを受けたサラーがツータッチでゴール前に折り返すと、走りこんだマティプがダイレクトで流し込んだ。さらにリバプールは、34分にもDFの裏に抜け出したマネがボックス内でエイリングに倒され、本日2度目のPKを獲得。これをサラーがゴール右に突き刺した。

ハーフタイムにかけても優勢に試合を進めるリバプールは、42分にセットプレーからファビーニョ、前半アディショナルタイムにはサラーに決定機が訪れたが、追加点は奪えず。前半は3点リードで終了した。
ハーフタイムで2枚替えを敢行したリーズに対し、リバプールは60分にボックスから右カットインしたサラーが左足でシュート。さらに62分には、C・ジョーンズの折り返しをから再びサラーに決定機が訪れたが、シュートは枠の上に外れた。

後半も主導権を握るリバプールは、68分にチアゴを下げてヘンダーソンを、77分にC・ジョーンズを下げてミルナーを投入。すると80分、相手GKのクリアをヘンダーソンがカットすると、こぼれ球を拾ったサラーがボックス右へスルーパス。走りこんだヘンダーソンの折り返しを最後はマネがゴールに流し込んだ。

リバプールは90分にもマネ、93分にはファン・ダイクがゴールネットを揺らし、6-0で圧勝。リバプールは首位シティとの勝ち点差を3ptに縮めている。