鎌田先発復帰のフランクフルト、攻撃陣沈黙でヴォルフスブルクにシャットアウト負け《ブンデスリーガ》

2022.02.13 01:43 Sun
Getty Images
フランクフルトは12日、ブンデスリーガ第22節でヴォルフスブルクをホームに迎え、0-2で敗れた。フランクフルトのMF鎌田大地は85分までプレー、DF長谷部誠は欠場している。

前節シュツットガルトとの日本人対決を制した9位フランクフルト(勝ち点31)は、味方GKとの接触で負傷した長谷部が欠場。一方で太ももの負傷により前節欠場した鎌田が先発に戻った。

前節10試合ぶりに白星を挙げた12位ヴォルフスブルク(勝ち点24)に対し、[3-4-2-1]で臨んだフランクフルトは鎌田が2シャドーの一角でスタート。
フランクフルトがやや押し込む展開で立ち上がった中、徐々にヴォルフスブルクに持ち返されていた矢先、26分にPKを献上する。ヒンテレッガーが自陣ボックスのライン上でクルーゼを倒すと、VARの末にPKとなった。

これをクルーゼに決められて先制されたフランクフルトは続く36分にはウインドに決定的なシュートを許す。
これは枠を外れて助かったフランクフルトは41分、リンドストロームがボックス右まで侵入して左足でシュート。枠を捉えていたが、GKにセーブされ、1点ビハインドのまま前半を終えた。

迎えた後半、押し込むものの好機を作り切れずにいたフランクフルトは62分に負傷明けのコスティッチを投入。

それでも打開できず70分にはクナウフとパシエンシアを投入したフランクフルトだったが、守備に徹するヴォルフスブルクを崩しきれない。

結局、85分に鎌田がピッチを後にしたフランクフルトは、追加タイムにヒンテレッガーのバックパスミスをルケバキオに突かれて失点。0-2でシャットアウト負けとなった。

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