ボガが移籍後初弾もアタランタ、10人のフィオレンティーナに後半AT被弾で敗戦《コッパ・イタリア》

2022.02.11 04:00 Fri
Getty Images
アタランタは10日、コッパ・イタリア準々決勝でフィオレンティーナをホームに迎え、2-3で敗れた。

ベスト16でヴェネツィアを下したアタランタと、ナポリを下したフィオレンティーナによる準決勝進出を懸けた一戦。

アタランタはパシャリッチを最前線で起用。シャドーにはマリノフスキーと今冬サッスオーロから獲得したボガを据えた。
ピョンテクを先発で起用してきたフィオレンティーナに対し、開始5分にPKを献上する。デ・ローンがボックスぎりぎりの位置でニコラス・ゴンサレスの足を踏み、VARの末にPKとなった。

このPKをピョンテクに決められて先制を許したアタランタが前がかる中、27分にはニコラス・ゴンサレスにオンターゲットのシュートを打たれるもGKムッソがセーブ。
すると30分に追いつく。ボックス左でフロイラーのパスを受けたザッパコスタがゴール右上へ見事なシュートを突き刺した。

試合を振り出しに戻したアタランタがハーフタイムにかけても押し込む展開とすると、追加タイム1分にはザッパコスタのクロスに合わせたボガのシュートが右ポストに直撃。1-1で前半を終えた。

それでも迎えた後半、56分にアタランタが逆転する。決めたのはボガ。ドリブルでDF2人を巧みにかわしてボックス左へ侵入。GKとの一対一の局面を作り、シュートを決めきった。

ボガの移籍後初ゴールで試合をひっくり返したアタランタだったが、70分にPKを献上してしまう。コープマイネルスが自陣ボックス内でマレフを蹴ってしまった。

このPKをGKムッソは止めるも、ルーズボールをキッカーのピョンテクに決められ、試合は振り出しに。

追いつかれたアタランタはムリエルとペッシーナを投入。78分にはそのペッシーナが際どいヘディングシュートを放てば、直後にもザッパコスタのコントロールシュートがバーに直撃した。

そして79分にはムリエルの突破をファウルで止めたクアルタに2枚目のイエローカードが提示されて退場に。終盤にかけては数的優位となったアタランタが攻勢をかけていたが、追加タイム4分に落とし穴。

FKの流れからボックス手前右のミレンコビッチがトラップからボレー。ゴール左にシュートが決まり、アタランタは痛恨の失点。フィオレンティーナが準決勝に進出した。

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