移籍先の決まらないローマのディアワラ…セリエAのヴェネツィアも関心か

2022.01.31 15:30 Mon
Getty Images
ローマのギニア代表MFアマドゥ・ディアワラ(24)に複数のクラブが関心を示しているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

ディアワラは2019年夏にナポリからローマへ加入。準主力ながら2シーズンで公式戦59試合に出場し、ある程度の活躍を見せたが、ジョゼ・モウリーニョ監督の下で迎えた今シーズンは、ここまで8試合の出場にとどまる不遇の時期を過ごしている。

開幕から主力の座をつかめずにいると、久々のスタメン出場となった10月のヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)では大敗。この結果に激怒したモウリーニョ監督からは、数名の選手と共に構想外の扱いを受けることになった。
その後はセリエAで3試合に出場するなどやや立場を回復したが、先発出場は11月に行われた第14節のトリノ戦が最後となっており、クラブは今冬の放出を望んでいる。

ディアワラに対しては以前から関心を示し続けていたバレンシアが獲得に近づいていると報じられていたが、現在は交渉が停滞。また、ガラタサライが関心を示しているとも噂されるが、具体的な動きはまだ見せていない。
『スカイ・スポーツ』によると、なかなか移籍先の決まらないディアワラに対してはセリエAで現在17位のヴェネツィアも獲得に動く可能性があるようだ。ただし、下位に沈むクラブへの移籍に対してディアワラが首を縦に振るかは不透明な状況だという。

今冬にMFエインズリー・メイトランド=ナイルズ(24)とMFセルジオ・オリベイラ(29)を獲得しているローマだが、さらなる補強はディアワラの去就に大きく左右されるため、移籍市場最終日の動きが注目されている。

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