ニューカッスル、バーンリーからプレミア屈指の“ターゲットマン”クリス・ウッドを獲得!
2022.01.13 18:26 Thu
ニューカッスルは13日、バーンリーからニュージーランド代表FWクリス・ウッド(30)を獲得したことを発表した。契約は2024年6月までの2年半となる。
これまでWBAやレスター・シティ、リーズ・ユナイテッドなど、レンタルを含めればイングランドで9つのクラブを渡り歩いてきたウッド。2017年夏に加入したバーンリーは10番目のクラブとなった。
バーンリーではすぐさま主力に定着すると、ここまで公式戦165試合に出場し53ゴールを記録。 今シーズンはリーグ戦17試合出場で3ゴールの数字に留まっているが、それ以前は決してチャンスが多くないチームにおいて4シーズン連続でプレミアリーグ2桁ゴールを達成している。
また、190cmを超える長身とパワー、献身性を兼ね備え、リーグ屈指のターゲットマンとの評価も確立している。
巨大企業の買収により高い注目度を誇るニューカッスルへの移籍を決断したウッドは、クラブ公式サイトでその喜びを語った。
「何度かセント・ジェームズ・パークでプレーしたことがあるけど、素晴らしい場所だ。このクラブを代表し、素晴らしいサポーターに支えられて、チームメイトと一緒にプレーできることは、とても特別なことだと思う」
「このクラブと監督は、現在のプロセスにおいて一流であり、僕自身、早くピッチに立って彼らの信頼に応えるのが待ち遠しいよ」
なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ニューカッスルは2000万ポンド(約31億5000万円)と言われる契約解除金を満額支払ったとのこと。同クラブでは主砲カラム・ウィルソンがふくらはぎのケガで2カ月程度の離脱を強いられているため、ストライカーの補強に迫られていた。
また、ニューカッスルは今冬の移籍市場において、アトレティコ・マドリーからイングランド代表DFキーラン・トリッピアーを獲得しており、世界屈指のクロッサーとリーグ屈指のエアバトラーのホットライン開通も期待されるところだ。
これまでWBAやレスター・シティ、リーズ・ユナイテッドなど、レンタルを含めればイングランドで9つのクラブを渡り歩いてきたウッド。2017年夏に加入したバーンリーは10番目のクラブとなった。
バーンリーではすぐさま主力に定着すると、ここまで公式戦165試合に出場し53ゴールを記録。 今シーズンはリーグ戦17試合出場で3ゴールの数字に留まっているが、それ以前は決してチャンスが多くないチームにおいて4シーズン連続でプレミアリーグ2桁ゴールを達成している。
巨大企業の買収により高い注目度を誇るニューカッスルへの移籍を決断したウッドは、クラブ公式サイトでその喜びを語った。
「僕にとってこれは最高にエキサイティングな機会で、ニューカッスル・ユナイテッドの選手になれることを本当に嬉しく思っている」
「何度かセント・ジェームズ・パークでプレーしたことがあるけど、素晴らしい場所だ。このクラブを代表し、素晴らしいサポーターに支えられて、チームメイトと一緒にプレーできることは、とても特別なことだと思う」
「このクラブと監督は、現在のプロセスにおいて一流であり、僕自身、早くピッチに立って彼らの信頼に応えるのが待ち遠しいよ」
なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ニューカッスルは2000万ポンド(約31億5000万円)と言われる契約解除金を満額支払ったとのこと。同クラブでは主砲カラム・ウィルソンがふくらはぎのケガで2カ月程度の離脱を強いられているため、ストライカーの補強に迫られていた。
また、ニューカッスルは今冬の移籍市場において、アトレティコ・マドリーからイングランド代表DFキーラン・トリッピアーを獲得しており、世界屈指のクロッサーとリーグ屈指のエアバトラーのホットライン開通も期待されるところだ。
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ニュージーランドが16年ぶりにW杯の出場権を獲得/六川亨の日本サッカーの歩み
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PSR違反回避に動くニューカッスル、21歳生え抜きMFアンダーソンのフォレスト売却へ
ニューカッスルはスコットランド代表MFエリオット・アンダーソン(21)の売却へ向かっているようだ。『The Athletic』が報じた。 2023-24シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)に参戦した一方、プレミアリーグは7位フィニッシュと、トップ4入りの2022-23シーズンから成績を落としたニューカッスル。ボーンマス退団のイングランド人DFロイド・ケリー(25)をフリーで確保するなど新シーズンに向けた補強を進めているが、選手の放出にも動いている。 その1人がアンダーソンで、ノッティンガム・フォレストへの完全移籍でクラブ間合意に達したとのこと。プレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PSR)の遵守を確実にし、2024-25シーズンの勝ち点剥奪のリスクを回避するべく、アカデミー出身選手をしぶしぶ手放すようだ。 アンダーソンも移籍を受け入れており、移籍完了前のメディカルチェックを予定。ブライトン&ホーヴ・アルビオン移籍が決定的なガンビア代表FWヤンクバ・ミンテ(19)に続くことになる。 フォレストへ向かうアンダーソンは、18歳時の2021年にファーストチームデビューを飾り、2021-22シーズン後半にはブリストル・ローヴァーズへ武者修行。ニューカッスルでは通算55試合に出場している。 2023-24シーズンは背中のケガによる長期離脱もありながら、公式戦26試合に出場。中盤でのプレーをメインとしながら10試合に先発し、序列を高めていた。 2024.06.30 17:58 Sun3
10人のチェルシーを下したニューカッスルが暫定3位に浮上!来季CL出場へ前進【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第36節でニューカッスルvsチェルシーがセント・ジェームズ・パークで11日に行われ、2-0でホームのニューカッスルが勝利した。 公式戦5連勝中の5位チェルシー(勝ち点63)が、同勝ち点で並ぶ4位ニューカッスル(勝ち点63)のホームに乗り込んだ一戦。 ミッドウィークに行われたUEFAカンファレンスリーグ(ECL)準決勝2ndレグでユールゴーデンに勝利し決勝へ駒を進めたチェルシーは、その試合のスタメンからククレジャ以外の全員を変更。最前線にジャクソン、2列目にマドゥエケ、パーマー、ペドロ・ネトを並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う両者の一戦は、開始早々にスコアが動く。ニューカッスルは2分、敵陣での素早い攻守の切り替えでボールをトナーリが奪い返すと、ギマランイスが逆サイドに展開。これをボックス右手前に走り込んだマーフィーがGKが飛び出せない絶妙クロスを供給すると、ファーサイドには仕込んだトナーリが左足でゴールネットを揺らした。 先制以降はややニューカッスル優位の展開が続く中、チェルシーは33分にアクシデント。GKロベルト・サンチェからのロングフィードを前線で競り合ったジャクソンがDFボトマンにヒジ打ちを入れると、主審はイエローカードを掲示。しかし、オンフィールド・レビューのの結果、故意にヒジ打ちをしたと判定され、レッドカードに変更された。 数的優位となったニューカッスルは、37分にトナーリの右クロスからバーンがヘディングシュートでゴールに迫る。さらに45分には、ボックス右でトナーリの落としからイサクがゴールエリア右深くまで切り込んだが、これは絶妙な飛び出しを見せたGKロベルト・サンチェスのにブロックされた。 1-0で迎えた後半、チェルシーはマドゥエケを下げてリース・ジェームズを投入。対するニューカッスルは57分にボトマンを下げてルイス・マイリーをピッチに送り出した。 後半は前半とは打って変わって10人のチェルシーがボールを支配すると、62分にボックス右手前のパーマーのクロスをボックス左で受けたククレジャが相手DFの股下を通したシュートを放ったが、これはGKポープがファインセーブ。 対するニューカッスルは70分、パス&ゴーでボックス右のスペースに走り込んだギマランイスがマーフィーのロブパスからダイレクトシュートを放ったが、これは枠を大きく外した その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指す中、ニューカッスルが90分に試合を決定づける。敵陣中盤右サイドで獲得したFKをギマランイスが逆サイドに展開。これをバイタルエリア左で受けたバーンが繋ぐと、ボックス左手前から中央に切り込んだギマランイスが右足一閃。DFグストにディフレクトしたボールが、そのままゴールに吸い込まれた。 結局、試合はそのまま2-0でタイムアップ。チェルシーとの直接対決を制したニューカッスルが、暫定3位に浮上している。 ニューカッスル 2-0 チェルシー 【ニューカッスル】 サンドロ・トナーリ(前2) ブルーノ・ギマランイス(後45) 2025.05.11 22:10 Sun4
武藤嘉紀のニューカッスルがホームユニフォームを発表!プーマとの契約は終了
ニューカッスルは10日、2021-2022シーズンのホームユニフォームを発表した。 2020-21シーズンまではプーマとサプライヤー契約を結んでいたニューカッスルだが、新シーズンからはイギリスのメーカーであるCastore(カストレ)と契約を結んでいる。 ユニフォームのデザインは、ケビン・キーガン監督のもとで1995-96、1996-97シーズンと2シーズン続けてプレミアリーグ2位に入るなど、好成績を残した1990年代半ばのユニフォームから着想を得ており、マンダリン・カラーと呼ばれる立ち幅が低めの立襟が特徴的だ。 シャツの中央に黒いストライプが入り、その両側に幅の広い白いストライプが並ぶ。襟のボタンの裏と、シャツ背面には、クラブのエンブレムにもある水色のアクセントが入っている。 襟の内側には「Black and White Army」という文字が刻まれ、シャツの内側にはカストレのスローガンである「Better Never Stops」と記されている。 ショーツは黒基調でサイドに白と水色のストライプ。ソックスも黒基調で、上部には白と水色が施されている。 ニューカッスルには、2020-21シーズンはエイバルにレンタル移籍していたFW武藤嘉紀が所属。新シーズンに向けてトレーニングを行っている。 ニューカッスルでは公式戦通算28試合に出場し2ゴールの武藤。スティーブ・ブルース監督の下ではケガなどもありなかなか出番がもらえていなかったが、果たしてこの新ユニフォームに袖を通すこととなるだろうか。 <span class="paragraph-title">ニューカッスルの2021-22シーズンホームユニフォーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> A closer look.<br><br></p>— Newcastle United FC (@NUFC) <a href="https://twitter.com/NUFC/status/1413765819893440513?ref_src=twsrc%5Etfw">July 10, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr"><a href="https://t.co/vXkNDgjG4B">https://t.co/vXkNDgjG4B</a> <a href="https://t.co/0px8qxN3Sr">pic.twitter.com/0px8qxN3Sr</a></p>— Newcastle United FC (@NUFC) <a href="https://twitter.com/NUFC/status/1413781627084410881?ref_src=twsrc%5Etfw">July 10, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.07.13 22:25 Tue5
